毎年、すくなくとも1回、私は日本へ帰る。 子どものころ、学校が休みに入ると 普段、山に囲まれた盆地の京都に住んでいると リヤカーに乗せてもらって、 あのころ触れたものの感触、柿の木に登って眺めた景色は、 息子が生まれてから、祖父母は孫の私を通り越し 岐阜の「ひいじいちゃんとひいばあちゃん」の家へ泊まりにいくと、 そして別れのたび、祖父はつとめて淡々と「元気でな」と言い、 ひ孫の可愛さとは、どんなものなのだろう。 祖父は、一考してからゆっくりと言った。 日々成長する幼子を愛おしく、遠くで見守ってくれている **************************************************************************** 今月ご紹介するのは、小さな子どものために作られた デザインはまったく違うが、どれも これから親になるひとへ、生まれてきた赤ちゃんへ、 |
2014-05-26-MON