第1巻の発売を記念して、
ブタフィーヌさん憧れの“乙女の殿堂”である美容院に、
『ブタフィーヌさん』の単行本をお届けしちゃおう!
(知らない人もいるかもしれないけど‥‥)
ということで、読者のみなさまにお声掛けしたこの企画。
たくさんのご応募をいただきました。
どうも、ありがとうございました。
「ほぼ日」で抽せんをさせていただき、
全国100箇所の美容院に
『ブタフィーヌさん1』を
おいていただいています。
きょうはそのなかから、
大阪の心斎橋にある
「KALE Le Rideau(カレ ル リドー)」さんのようすを
ご紹介しますね!
まずは、紹介者の津本さんからいただいた
最初のメールをどうぞ。
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「KALE Le Rideau(カレ ル リドー)」を推薦します!!
大阪の心斎橋にある美容室で
私の友人(♂36才)がやっているお店なのですが
彼はブタフィーヌさんが大好きなのです!!
ほぼ日の中でも毎日一番に見ると言ってました。
もちろん私も大好きなので、カットに行く度に
ブタフィーヌさんの話で盛り上がっています。
彼の事はむかし一緒に働いていた仲間だったからか、
仕事に厳しい男というイメージを持っていました。
しかしここ最近、笑いながらマンガについて笑う彼がいます。
「花火を見るブタフィーヌさんの瞳がカワイイねん♪」
と言っています。若い頃では考えられない事なのです。
結婚して若干丸くなったせいもあるかも知れませんが、
にこやかな彼に変身したのはブタフィーヌさんの影響大です。
私は密かに確信しています。だからそんな彼にもっと笑顔を。
応募の段階で熱く書いてしまい失礼しました。
ぜひ、ぜひ、ぜーーーひ、宜しくお願い致します。 |
津本さん、あつーい応募メールありがとうございました!
そして、本をお送りしてしばらくしたところ、
こんな御報告のメールがとどきました。
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ほぼにちわ。
昨年、美容室「KALE Le Rideau」を
推薦した津本と申します。
お礼を書くのが遅くなりましたが、
大好きなブタフィーヌさんを
大好きな友人にプレゼントして頂き
本当にありがとうございました。
先日お店にカットに行ってきたのですが、
玄関を入ってすぐの待ち合いの席に
ブタフィーヌさんが置かれていて嬉しくなりました。
友人の美容師、前田くんに
「お客さん読んでる?」って聞くと
ブタフィーヌさんは大人気で、
席を移動するたびに本を持ち歩く人がいたり、
「これ沁みるわぁ‥‥」とつぶやく人がいたり、
とにかく皆に可愛がられてる様子です。
それとこの本の影響で前田くんのヨメも
毎日ブタフィーヌさんを見るようになったらしく、
かなりのファンになったのだそうです。
そして毎朝ヨメがカプチーノを入れてくれる際に
泡の上にブタフィーヌさんを書いてくれるように
なったという話も聞きました。
「朝からほっとするねんな〜」
と言う前田くん。ごちそうさまです!!
まずあんなにすさんだ生活をしていた彼が、
ヨメにカプチーノだなんて洒落た飲み物を入れてもらう
生活をするようになった事に驚き、
そしてヨメの器用さ、可愛らしさに感動し、
果てはブタフィーヌさんの影響力のすごさに
感心しまくっております。
何だかあったか〜い気持ちになれました。
本当にプレゼントしていただけて良かったです。
私が言うのもナンですが。
とにかく、皆を幸せにするブタフィーヌさん。
これからも絶対毎日読みますね!
最後にもっかい、ありがとうございました!!! |
うわー、そんなにすばらしいことに
なっているなんて!
それにその「カプチーノ・ドゥ・ブタフィーヌ」(?)を
ぜひ見せていただかなくては!
とおもい、ちょうど大阪旅行を計画していた
わたくし(シェフ)、
心斎橋の「KALE Le Rideau(カレ ル リドー)」に
お邪魔してまいりました。
すみません、開店前の忙しい時間に、
ずうずうしく‥‥。
こんにちはー、前田さんですか?
「いらっしゃいませ!」左が「KALE Le Rideau」の前田さん、
右が推薦者の津本さんです。
「お店にいらしたお客さまに
ちょっと待っていていただくスペースに
『ブタフィーヌさん』を置いてるんですよ」
と前田さん。
ほうほう、ここですね!
うつくしい美術本と『ブタフィーヌさん』が
ならんでおります!
「お客さまは、たいてい、
最初に『ブタフィーヌさん』を
手に取っていますね。
カットの最中も読みたいと
席までお持ちになるかたも
いらっしゃるんですよ」
おお、うれしいです!
ありがとうございます!
それで前田さん、
例の「カプチーノ」のことも
ぜひ、おききしたいんですけれど。
「じつは、僕、新婚6か月なんですけど、
6か月って、けっこうケンカしたり
する時期じゃないですか」
‥‥そうなんですか?
結婚してないんでわかんないんですけど。
「そうなんですよ。
で、ケンカした翌朝って、
ちょっと気まずいでしょう?」
はい、その感じは、わかります。
すごく気まずいでしょうね。
仲直りのきっかけがなくて。
「そうなんですよ。
そんな朝にね、ヨメが、
カプチーノにブタフィーヌさんを
描いてくれたんですよ‥‥
それでね、すぐに仲直りです」
(と、写真をみせてくださいました)
うっひゃあ! かわいいです!
それにしても奥さま、とても器用でらっしゃいますね。
ぼくもカプチーノをつくるマシン、
もってるんですけど、
泡で絵を書くのってすごくたいへんですよ。
「ええ、パティシエをしているので、
こういうことはとても上手なんです」
なるほどそうでしたか。
でも愛情たっぷりだなあ。
うらやましいなあ。
ちなみに奥さまは、こんなかたです。
そしてカプチーノをのんで
しあわせそうな前田さんです。
前田さん、奥さま、
そして推薦者の津本さん、
どうもありがとうございました! |