長野県の木島平村という、
すぐそこが山です、というような小さな小さなまちに
「土曜日はイタリアン」という
ふしぎな名前のレストランがあります。
夫婦ふたりで切り盛りするそのお店で出される料理は、
「こんな店が、うちの近くにあったら、
 毎日でも来ちゃうんだけどなあ!」
と思わせるような、きどらない、あたたかい味。
なかでもサラダにかけて供される自家製ドレッシング
名付けて「土曜日のドレッシング」は、
しみじみ、うまくて、お店の常連さんからも
「すこし持って帰りたいんだけれど」と、
ちょっとずつおすそわけしているほどの人気なんです。

このお店と、ドレッシングをとても気に入ったぼくらは、
わがままをきいてもらい、「ほぼ日」読者にも
すこしだけ「おすそわけ」をしてもらうことになりました。

大量生産品ではないものを、商品として流通させてみよう、
という、ある意味、実験でもありますし、
これから「ほぼ日」がやろうとしていることの
「さきがけ」的な商品になるかもしれません。

「おいしいものって、人生でけっこう大事だ」
と思っているみなさん。
「ほぼ日のやることに、興味あるんだ」
というみなさん。
ぜひ、参加していただけるとうれしいです。

なお「土曜日はイタリアン」を切り盛りするのは、
阿部博道さん・郁子さんという、ご夫妻です。

第一回 「土曜日のドレッシング」を、
     「ほぼ日」で売ることになりました。

(その経緯、試食の様子、糸井重里はじめ男4人長野へ、
 土曜日はイタリアンの紹介、などなどは、こちら


第二回  きょうから申し込み受付です!
(価格や送料、アッキィのラベルデザイン、
 成分表示などはこちら)

第三回  ザッハトルテの初美さんとエールの交換!
(土曜日のドレッシングをつかったレシピはこちら)

第四回  すでにお店に出かけたかたも!
(みなさんのメールを紹介してます)

第五回 申し込み受付は終了いたしました。
    たくさんのご応募ありがとうございました!

第六回 当選者の発表です!

第七回 発送が完了しました!
(アッキィ手描きラベルも全点一気に紹介!)

第八回 みなさんからの、感想です。

ほぼにちわ!
先週水曜日に、長野県の木島平村の郵便局から発送した
「土曜日のドレッシング」、
無事に、当選者50名のみなさまのところに、
届いたようです。
感想も、たくさんいただきました。
ありがとうございました!
すべて、「土曜日はイタリアン」の
阿部さんご夫妻といっしょに
読ませていただいていますよ!!

さてそのメール、
すべて紹介したいところなんですけれど、
ほんとうに、みなさん、
「たーっぷり!」書いてくださったので
全部載せると、ええと、1000行超えます。
なので、超・抜粋ですが、
「こんなふうに食べたよー!」
「こうだったよー!」というご報告を、
一気に紹介しますね。
みなさん、もちろん、おいしさについて
たくさん書いてくださったのですが、
それと同時に、「このドレッシングを囲む風景」
についても、教えてくださいました。
このドレッシングが食卓に登場したことで、
ちょっとずつ、みなさんに、なにか、
いいことがあったみたいです。
魔法みたい。
涙もろい担当は、まとめていて泣きそうになりました。
みなさまありがとうございました!

=
水菜とベーコンのサラダにかけていただきました。
次の日には、大根のサラダにかけて、
その次の日にはブロッコリーに、と
野菜づくしの日々が続いてます。
野菜嫌いの父も、
「これ、うまいのぉ、もう買えんのんか?」
と残り少ない容器を見て残念がってます。
今日も残りわずかですが(家族と奪い合いながら)
味わっていただきたいと思います。

=
我が家の今回の『土曜日のサラダ』は、
水菜、ベビーリーフ、カボチャ、
スモークペッパータン、温泉卵です。
美味しいです!! まいうー!!
ボーノ!! デリシャス!!
デリショーソ!!

=
メニューは豚カツ。
付け合せの水菜のサラダにいただきました。
「うわっ!おいしー」
「じわーっとおいしい」
「あっ、もっと食べたい」
「おかあさん!おかわり!」
「あっ、お肉?」
「ううん!ドレッシング!」
「今日の、メインディッシュはこれだから」
この春、小学3年生になる娘がそう言って、
土曜日のドレッシングを食卓の真ん中に、
どんどん、と置きました。
食べること。
そのこと自体が食事の話題の中心に上がったのは、
SKIPで永田さんの野菜に出会って以来のことです。
そして私は、毎日の
「おいいしい!」「おかわりー」の声がうれしい
お母さんだってこと。
それで、それが幸せなんだって、
「土曜日のドレッシング」に
教わりました。ありがとう。
阿部さんありがとう。

=
和食党の昭和一桁生まれの父と、
新しもの好きな母も一緒にドレッシングを食べましたが、
それぞれが美味しいと言って食べていました。
阿部さんご夫妻のお客さんに対するおもてなしの心とか
いろんな想いも、ホームページを見て、
だからこんなに美味しいものが出来るんだなって
伝わってきました。
うまくいえないけど,これからも美味しい物を
作りつづけてください。

=
夫と私と6才の娘と、サラダを沢山食べました。
本当に、野菜がおいしくなりますね。
下の娘がまだ8ヶ月なのでお店には行けませんが、
この子が大きくなったら
是非食べに行ってみたいと思っています。

=
イタリアンドレッシングの方のふたを開けると、
すごい! ベーコンのスモークの香りがしました。
舐めたい気持ちをぐっとこらえて、
白いドレッシングを開けると、
濃厚なチーズのような香り・・・(うっとり)
缶に入った粉チーズしか味わったことのない私は、
舐めてみてびっくりしました。
あんなに味がするものだったんですねぇ・・・。

=
早速、食べました。
写真は、その時に撮影したものです。
カメラマンをやっていまして、
一応それなりに撮ったつもりですが、
料理写真は専門外・・・・。
上手く撮れないと思いながらも、早く食べたいので
10分くらいで、あきらめて食べ始めました。
ウマイの一言です。
このドレッシングに出会えたことに感謝です。
バランスがよく、
ドレッシングを飲み干したくなるような味ですね。
イタリアンの方は、レタス好きには、たまらない味です。
また、ラベルも手書きで、心地よさを感じました。
長野県。九州からは遠いですが、
お店にも行ってみたいですね。
ありがとうございました。大満足です。

=
味にうるさい母親が
「これは高知県の片田舎では味わえない味だね」と
サラダをばくばく食べました。母曰く、
最後にぴりっと遠くで感じる味がいいね、
こりゃなんだろ? といってました。
やめられないおいしさとはまさにこのこと。
かけまくって食べました。
鳥の唐揚げにも、ぐーーでした。
今度豚肉に合わせてみようと思っています。
また報告しますね。感謝。

=
一口、二口、バクバク食べて、
思わず今回当選した事を後悔してしまいました。
なぜなら、あまりにもおいしくて、
また食べたい! と思っても
そう簡単には「次」がないのでは・・
それなら、いっそのこと、このおいしさを
知らないままのほうがよかったかも・・・
長野は遠い!!!!
これで、このドレッシングとは
もう出逢えないのか・・・・
悲しくなってきました。
そのへんのドレッシングじゃ
もうダメな体になってしまいました。
どうしてくれるの????

=
不思議なのは、味をみてみた家族が、
次何をかけようかなぁ・・・
なんて考え始めたことです。
「土曜日はイタリアン」様から同封された
レシピを見る前に、
母はパスタにかけたいと言い出してました。
私はシンプルにホクホク、
あつあつのジャガイモにかけてみたい。
賞味期限ぎりぎりまで、
色々試したいと思っています。

=
アッキィ画伯のラベル、永久保存版です。

=
主人は「いままでに食べたことない味、うまいー。」
と申しています。そしてものすごいスピードで
サラダをたいらげました。

=
聞きしにまさる美味しさでした。
そんじょそこらのドレッシングとは違うね〜と
言ったら、黙々と食べていた相方が
これが無くなったとき、そんじょそこらの物が
食べられなくなっていたらどうする?っって
どーしましょう・・・

=
周りの方に少しずつおすそわけしました。
まず、この春にお子さん2人が大学、
高校に行くために親元を離れる方。
旅立ちの前日の家族そろっての食事に
食べてもらいました。
2番目は週末に単身赴任中のご主人が帰ってこられる方。
そして土曜日に友達を呼んで
サラダパーティーをしました。
とりあえずサラダといえば
思いつく限りの材料を買い込んで。
普段は時間に終われる生活をしているのですが、
ひさびさに濃厚な時間を楽しんだ気がします。
月曜日には、昨年末に親しくなった
10才年下の友達におすそわけをする約束をしています。
でも、わたしが一番食べさせたい家族(6人)のうち
2人の子供は、明日、夫の実家から帰ってくるので、
明日もこのわくわくは続くんです。
子供たちには、美しいもの、おいしいものに囲まれて
それを味わう幸せな時間をたくさん作りたいんです。

=
とっても存在感ありました。有名レストランの
「これがうちのドレッシングなんですーっ!」
っていう感じの「主張」でもなく
なんていうか「しっかりと自分を持っている」
って感じのです。
こんな印象を食品に感じたのは初めてです。
それだけしっかりしているのに野菜にかけたら
みんなを包み込んでサラダの一部になる、
なんだかすごい「かっこいい」ドレッシングでした。
「人間、こうありたい」なんて感じてしまいました。
大げさですか? でも本当です。

=
私はほぼシングルマザーです。
夫とは離婚を前提に別居中、二人の子持ちです。
先週の日曜日に中2の息子と大喧嘩をしました。
(中略:その息子がドレッシングを先に食べたと怒り)
娘と二人大量のサラダと共に食卓へ。
「頂きます〜」
「うま〜〜〜〜〜いっ!!!」
「まじっ〜〜〜〜〜〜〜????」
「これ何????」
「何が違うの?????」
「ママ凄い!!!」(ドレッシングを当てて)
「嘘っ」
‥‥。
「お兄ちゃん呼ぶ?」(私)
「そうだね」(娘)
「なんで?どう言うこと?」(息子)
「あまりにもおいしいから一緒に食べようと思って」
「それはありがとう」
3人で「何が入っているのだろう?」と検証しましたが、
良くわかりませんでした。
でも本当においしいものを食べると、
人間は平和な気持ちになるんだ。
分かち合いたくなるんだ。
と言うことは良〜く分かりました。

それから、はずれてしまったかたからも、
こんなおたよりをいただきました。


=
抽選にもれてしまったのですが
残念だなぁー、残念だなぁーと思いつつ、
そうだ! 自分でつくってみたらどう??
と思い立ち、成分表示にあるものを参考にしつつ、
自分でもちょっと凝ったドレッシングを
つくってみました。
もちろん、「土曜日のドレッシング」とは
比較にもならないんですが、
「おいしいものをつくる」って
大変なんだなぁーとしみじみ。
自分で手のかかるものをつくってみて、
最初思っていたより、
できあがりの量が意外と少なかったんです。
ほぼ日さんの企画でも
50本といっていた訳がよくわかりました。
それから、手をかけてつくったものは「おいしい」
そして「楽しい」ってこともよくわかりました。
我が家のオットも、
「あ、手作りってわかるー、コレ。おいしいなぁ」
と喜んで食べておりました。
そう言われた私も嬉しかったし。
ほぼ日さんの日々のちょっとした記事が
刺激になって、
毎日が楽しくなってるってこと多いです。
今回も、こんな楽しい企画ありがとうございました。
また、ぜひ、こういう企画を
どんどんやってみてください♪
楽しみにしています。

はいっ、また企画しますねー。
といっていま予告ができるわけじゃないんですけど
なにか見つけてきたら、こういうふうに
「うれしいシェア」をしたいなと思ってます。
そのときはどうぞよろしくです!
では、また。

土曜日はイタリアンのホームページはこちらです。

postman@1101.comまで、ぜひ感想をくださいね!
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2005-04-07-THU

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