ほぼにちわ〜! とっても暑い、ことしの夏でしたけれど、 そんな季節に、 それは‥‥ことしの2月の終わりのことでした。 |
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今回の旅のメンバーはこの3名
。 取材のテーマは、 おいしい「しょうがシロップ」の生産者に会うために、 お久しぶりの「しょうがのお勉強。」は、 |
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というわけでイトイさん、 われわれ3人、 二泊三日で高知に行ってまいりました。 |
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しょうがシロップを求めて。 |
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はい、今回のテーマは 「しょうがシロップ」です。 |
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イトイさんがネットでみつけて取り寄せて、 「これはおいしい」と思った、 3つのシロップの生産者にお会いしてきました。 |
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あのきれいなひとたちはだれ? |
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えーと(笑)、 これは空港に到着したところです。 |
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なんだ、うちのコたちじゃないか。 |
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ありがとうございます(笑)。 |
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高知龍馬空港に到着しました。 |
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まぁた、きれいなひとが龍馬といっしょに。 |
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はい(笑)。 さっそくレンタカーを借りまして、 最初のシロップを目指します。 |
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ファーストシロップ。 |
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運転はコイケさんです。 |
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ああ、やっぱり大胆ですねえ。 一児の母なのに、こんなに大胆。 |
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大胆な安全運転でしばらく移動しまして、 ちょっとだけ道に迷いながら、 見えてきましたのが、このエントツ。 |
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お(身を乗り出す)。 |
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「吉平商店」さんの作業場です。 |
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いいねぇ〜。 |
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このあたりには、もう‥‥ね。 |
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しょうがのいい香りが、 この一帯に、ふわああああんと。 |
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きたーって感じだったよねー。 |
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ねえー。 |
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ここでつくられているのが、 「吉平のあわせしょうが」という、 しょうがシロップです。 |
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あ、これ。 濃いんだよ、これは。 |
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「吉平釜」という看板が。 |
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出迎えてくださったこちらが、 吉本茂さんです。 |
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そうかー、このかたがつくってるんだ。 |
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奥様の吉本満智さんと、 それから2名のかたで、 基本的に4人で営まれているそうです。 |
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さっそく、作業場にお邪魔しました。 |
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ほおー、こういうところで。 |
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一歩中に入って、 いきなり目を引いたのが、こちらでした。 |
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おおー(身を乗り出す)。 |
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釜です。 |
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大釜。 |
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すごいね。 これは煮込んでいるところ? |
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はい、ちょうど煮ている工程のときに お邪魔いたしました。 |
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はあー。 |
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この前日に、しょうがを洗ってスライスして、 ということをされていたそうです。 |
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それはさ、たいへんなことなんだよ。 不定型なしょうがをさ、 ひとつひとつ洗うのは 地道に真面目にやるしかないんだから。 すみっこに土がついたりしててね。 |
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すべて手作業で洗っているそうです。 痛んでいるものをはじきながら。 |
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たいへんなことですよ、この量を。 ‥‥あれ? でも‥‥。 |
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なんでしょう。 |
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これ、スライスした しょうがの姿が見えませんね、 沈んでるんですか。 |
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あ、それがイトイさん。 |
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ここにスライスは入ってないんですよ。 |
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スライスじゃない。 |
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はい。 イトイさんのシロップのつくりかたとは ぜんぜんちがう方法でした。 |
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へえー、それはどういう? |
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はい。 まずはしょうがをていねいに洗って、 5ミリくらいにスライスします。 |
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うん。 |
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「吉平のあわせしょうが」は、 それをミキサーでどろどろ状態にするんです。 |
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ほおー、なるほど。 |
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どろどろになったしょうがを、 さらしに巻いて、汁をしぼります。 それでもすべてはしぼりきれないので、 さらに遠心分離器で、 徹底的にしぼりだします。 |
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そうか、しぼり汁にするんだ。 |
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それを一晩、冷蔵庫で寝かせます。 寝かせることででんぷん質が分離して、 汁から雑味を飛ばせるのだそうです。 |
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わかるよ、沈むんだよ、でんぷん質が。 |
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そうして一晩寝かせた汁に 上白糖をあわせて 大釜で炊きあげているのが、この写真です。 |
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‥‥水は? |
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そう、そこなんですよ。 |
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大きなポイントですよね。 |
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吉平さんの、このシロップには、 水が加えられていないんです。 |
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え、じゃあ、 しょうがの汁だけで煮てるの。 |
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そうなんです。 |
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へえー、そうなんだ。 いや、それはすごいね。 |
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(つづきまーす) |
「吉平のあわせしょうが」ご購入方法 |
360ml入りで、1本1050円(税込) |
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