もってけドロボー! 斉藤由多加の「頭のなか」。 |
単行本、と、あと大滝秀治さんのはなし 年も瀬ですが、ここで「もってけドロボー」の 読者の方にひとつご報告があります。 こちらの連載が本になることになりました。 『ハンバーガーを待つ三分間の値段』 というタイトルです。 出版元は幻冬舎さんで 発売は1月中旬、だそうです。 いちおう単行本なんですが、 セレクト1000という、千円で読める お手軽シリーズ創刊の一冊としてのデビューです。 実は、もともとは 「中学生のためのゲームクリエーター講座」 の書籍化の話だったのです。 ところが途中で急展開して、 ゲームの話ではなくてコーラやマクドナルドや 道路標識などの待ち時間系の話を まとめることになりました。 しかし、あれです、思いつきで書いた連載を 一冊にまとめるというのは大変ですね。 なんやかんやで週末は ずっとその作業にとられておりました。 表紙はこんな感じです。 私はなぜかシルエットが好きで、 タワーやシーマンや大玉も メインビジュアルはいつもシルエットなんですが、 今回もその感じになりました。 ほぼ日の連載は細くて長いものでしたが、 本だと一気に読めるというメリットがあります。 あと最近書き足したものもかなり多いです。 写真も多いし、持っているだけで知的に見えます(うそ)。 どうぞ買ってやってください。 ★ ★ さて先週、「大玉」のナレーションをお願いした 大滝秀治さんのご自宅を訪問しました。 ゲームキューブごとお持ちして、 ご自宅のテレビで完成品をお見せしてきました。 スタッフがテレビに接続する様をみて 「百円はどこにいれるの?」 という質問。 (そういえばこの質問は録音の時もされてたなぁ‥‥) 「最近のゲームは百円は必要ないんですよ」 「ぁー、そーか」 大滝さんは、とてもかわいい人です。 「大玉」は「Odama」というそのままのタイトルで、 海外発売されるのですが、 「大滝さんの声はすべて(吹き替えなしで) そのまま流れるんですよ」 とお伝えしましたら 「僕の声が!? 英語で?」 とびっくりされていたので、 「いえいえ、日本語で、です。字幕で」 といいましたら、 「あー、そー、いや僕は英語がぜんぜんだめでね」 と安心されてました。 そんなステキな大滝さんのコメントを動画で、 近々にこちらでご紹介したいと思っております。 (つづく) |
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2005-12-16-FRI
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