奥野武範
えぼし の 海ちらし(945円)
「えぼし」のマンゴー杏仁、「メルヘン」のフルーツサンド
1722円 おつり278円

その弁当を買った理由(複数回答可)
はじめは好物の中華で考えていたのですが、
となりで弊社ハリーが
「えぼし」と「知床鮨」の海鮮丼で大いに悩み、
両店のあいだを行ったり来たりしており、
そのリビドーにも似たハリーの海鮮偏愛に当てられ、
いつしか自分も「海ちらし」を手にとっていました。
食べる前に期待していること
エビのプリプリ感、イカのシコシコ感、
すめしのシャッキリ感。
食べる前に、あえて、その弁当の弱点を言うなら?
イクラの不在。
食べてみての感想(なるべく具体的に)
買った後に気づいた、ウニとイクラの不在。
ガッカリ感、しまった感に襲われたことは否めません。
が、いざ食べてみると、
プリプリのエビ、シコシコのイカ等が
両スター選手の不在を埋めて余りある
存在感を放っていました。
この弁当に発見できた作り手の工夫や情熱
この手の海鮮ちらしの場合、畑のチーズ・アボガドが
味わいの面でも、食感面でも、
とても良いアクセントになると思うのですが、
この「海ちらし」には、見えるところにまず1ヶ、
そして半分以上食べ進んだところでもう1ヶと、
名傍役・アボガドを2度も、たのしむことができました。
そんなに特別なことではないのかもしれないですが、
とろけるようなアボガドが2ヶは、うれしかったです。
どういう人たち向けの弁当だったか?
やや量が少なめだと思うので、
女性にはピッタリだと思いました。
作り手に、メッセージを
意外なことだったんですが、
イクラ・ウニがなくても、すごく満足でした。
「ほぼ日」を読んでいる人たちにも、ひとこと。
大丸のおべんとう売り場には
「海鮮丼」的な商品が、いくつかあったんですが、
この「えぼし」の「海ちらし」は
なかでもリーズナブルなクラスだったと思います。
そのぶん、
他と比べて量は少ないかもしれないんですが、
ネタの新鮮さ、単純においしかったことなどから、
充分に満足できました。
食後に、メルヘンという店のフルーツサンドを食べたら
30代男性の自分としては、ちょうどよかったです。