木下奈保子
えぼし の 湘南地魚のカルパッチョライス(630円)
5種海草ねばねばサラダ、釜あげタコのマリネ、きな粉のブランマンジェ
1899円 おつり101円

その弁当を買った理由(複数回答可)
安くておいしいお魚を食べたいというのが、
外食でも家ごはんでも、
わたしの考えの軸になっています。
今回は、まずその条件に当てはまりました。
魚はおいしいのに加えて、カロリーが低め。
いっしょにサラダも加えることで、栄養のバランスよく。
生クリームたっぷりのショートケーキとかは
食べたくないけれどフルーツ多めのデザートだったので、
即決定。
食べる前に期待していること
これを食べると、
「えぼし」に行きたくなるような気がします。
食べる前に、あえて、その弁当の弱点を言うなら?
彩りでしょうか。
食べてみての感想(なるべく具体的に)
「地魚のカルパッチョ」のボリュームが、想像以上に多く、
ごはんの量とのバランスがよかったです。
海苔、ニラ、青唐辛子なども惜しみなく詰め込まれ、
おいしかった!
付けられていた醤油を
ぜんぶかけてしまったのですが、
しっかり味付けされていたので
よけいに、辛くなってしまったのが失敗。
この弁当に発見できた作り手の工夫や情熱
手頃な値段で、おなかいっぱい食べてほしいという
良心的な「おっちゃん」「おばちゃん」のような存在を
感じます。
新鮮な魚は、ちゃんと新鮮なまま出してくれるために
このお弁当は、早朝何時に作られて
運ばれてくるんだろう?と
尊敬の気持ちでいっぱいです。
どういう人たち向けの弁当だったか?
コストパフォーマンス重視。でも、味も重視!の人。
ヘルシー志向の人。
とにかく、海鮮系に目がない人。
作り手に、メッセージを
近いうちに、『えぼし』に行きたいです!
「ほぼ日」を読んでいる人たちにも、ひとこと。
大丸のお弁当売り場に、
制限時間のぎりぎりまで(つまり1時間半近く)いましたが
ここは、ほんとうに飽きません。

「どのお弁当にしようかな」という
単純に『食べるひと』としての楽しみ方はもちろんですが
各お弁当売り場の店員さんたちが、
どんなふうにそれぞれのお弁当を
紹介してくださっているか、
どんなディスプレイだと、じぶんは心が動いているのか、
そういうことを客観的にとらえてみるのも
おもしろかったです。

個人的には、気さくに話しかけてくださる
「気のいいおばちゃん」といった感じの店員さんが
他県からたくさんお客さんが集まる、
東京駅のお弁当売り場スポットして
たいへん効いている気がしました。