第10回 ジャズのCDがいっぱいあるところ。

── 高平さん、おひさしぶりです!
高平 やぁ、どうも、どうも。
── 本日もお忙しいところ、ありがとうございます!
高平 いえ、いえ。
── 今日は、高平さんおすすめの
ジャズの入門的なCDを
いろいろと教えていただけるんですよね?
高平 うん、まあ。
── それじゃあ、さっそく
ジャズのCDがいっぱいあるところへ
行ってみましょうか!
高平 HMVに行くんでしょ?
どこだっけ? 渋谷? 何店?
── ええと、江東区の‥‥。
高平 江東区? ‥‥って何店?
── 倉庫です。お店じゃなくって。
※正確には「Eコマースセンター」といいます。
高平 え。
── 倉庫です。HMVさんの。
※正確には「Eコマースセンター」です。
高平 そんなところに行くの!?
── 高平さんといえども、はじめてですか?
高平 あたりまえだよ!
  (そんなこんなで、
 車で移動すること約1時間‥‥)
── 高平さん、着いたみたいですよ!
ここがHMVさんの倉庫です!
 
高平 なんか暗いけど‥‥大丈夫?
── じっくりとお選びいただけるよう、
就業時間後にお願いしたんです。
高平 あぁ‥‥そうなんだ。
── 日本で手に入るジャズのCD、
だいたい、そろってますので!
高平 そりゃ、そうだろう。
── 高平さんにはですね、
パソコンのまえにお座りいただいて、
HMVさんのサイトで
アルバムを検索していただいてですね、
その該当の作品を、
スタッフのみなさんが、倉庫から
どんどん持ってくる手はずとなっております。
 
HMVスタッフのみなさん。
本日はたいへんお世話になります!
高平 じゃあ、ここまで来なくたって、
自宅でできたんじゃない?
── まぁ、そうおっしゃらずに。
高平 ‥‥どのくらい、選んだらいいの?
── そうですね‥‥とりあえずの目安として
「2万円ぶん」くらい選んでいただけたら、
ジャズがはじめてのかたにとって
選択肢なども広がって、いいんじゃないかと。
高平 わかった。じゃあさ、とりあえずね、
1960年代に
ジャズ喫茶でよくかかってたアルバムを
ぱっぱっぱっと挙げてくから、
それを、どんどん並べていこうか。
── よろしくお願いいたします!
高平 まずは、これは必要だなって作品からいこう。

『カインド・オブ・ブルー』
『サムシング・エルス』

両方、「マイルス」ね。
 
MILES DAVIS『Kind of Blue』
MILES DAVIS『Kind of Blue』
Columbia/sony
 
MILES DAVIS『Kind of Blue』
CANNONBALL ADDERLEY『Somethin' Else』
Blue Note
<続きます>
 
今回、高平哲郎さんにお聞きした
おすすめCD取材のようすは、
HMVさんの特設ページでも
HMVバージョンとして掲載されています。
「ほぼ日」バージョンとは
またちがった編集をしておりますので、
どうぞ読みくらべてみてくださいね。
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2007-11-19-MON