カブトムシがオスでクワガタがメス。
子どものころ、近所にあった
ブランコの角材の支柱のてっぺんに、
なにやらてらてらした白と緑の
カタツムリくらいの物体を発見し、
これは何かのさなぎに違いないと、
毎日支柱によじ登って見守り続けた。
しかしその物体は次第に乾いて
黒っぽく小さくなっていき、
ついに私は「羽化」をあきらめた。
近所の人は、毎日やってきて
角材の支柱によじ登って
じっとしている女の子を見て、
何と思っただろうか。
毎日鼻の穴をふくらませて
「トリのフン」を観察し続けた夏の日の自分。
数学ができれば理系に行けたのにな。
(こぢんまり)


tomita

あなた、文系で正解ですよ。

何故かコーヒーにミルクを入れて、
かき混ぜないで飲むのが
ウインナーコーヒーだと思っていました。
「今日はウインナーコーヒーで飲もーっと」
と呟き、
混ぜずに飲んでいたら
同席の友人の目が点になっていました。
ちょっとカッコいいと思って飲んでいたのに‥‥。
(タノムヨ)


cho

ていうか、「ウインナーコーヒー」って
最近、ちっとも耳にしないね。
あと、この投稿を読んで
「ウインナーコーヒーには
 ウインナーが入ってると思ってました」
っていう「かんつがい」を思い出して投稿するのは
ここで止めておこうかな。ストップ!

わたしの妻は「ボズ・スキャッグス」を
バンドだと思っていたそうです。
最後の『ス』は複数形の『ス』。
そうきましたか。
(ふく)


chef

となると、ダイアナ・ロスも
クロスビー・スティルスも
クリストファー・クロスも
バンドになっちゃいますよ。

幼稚園くらいのころなのですが、
「大人になったら両手で空が飛べる」
と信じていました。
滑空ではなく、ホバリングで。
大人は筋肉がたくましいから、
超高速で両手を上下できて、
手の幅の狭さをカバーできるのだ!と‥‥‥‥。
でも、一生懸命羽ばたくと
変な顔になっちゃうから、
良識ある大人は人前では飛ばないのです。
「うちは大人になっても
 みんなの前で飛ぶからな!」と
独り心の奥で宣言する幼い自分。
(まど)


unite

飛行時の高度や筋肉の問題まで
考慮する細やかさがある一方で、
「一生懸命羽ばたくと変な顔になっちゃう」
という幼さが微笑ましい。

兄と二人兄妹です。
小さい頃から、兄は、おとなしく優秀、
私は、元気だけがとりえの野人系。
母から「いい子にしてないと
お兄ちゃんみたいになれないよ」
と言われており‥‥。
ちっさいころ、自分なりに
いいことをしたあとは、トイレにこもり、
「生えてきてないか」確認していました。
おい、違うやろ、私。
(れいこ)


sugie

とにかく、女子の「生えてくる系」の
「かんつがい」が多いことに
コーナーをはじめてから震撼しております。

主人は「非暴力不服従」を長い間
「暴力に屈するくらいなら、やられる前にやれ」
という意味だと思っていました。
結婚後、勘違いが判明。
私 「それ、意味違うよ。
   ガンディーもびっくりだよ」
主人「なんでだよ! 間違ってないよ!
   なんならネットで調べてやるよ!
   (喧嘩モード)」
どちらも暴力は振るっていませんが、
「やられる前にやれ」の信念にのっとり
即座にネットで調べた主人は、
その後見るも無残に落ち込んでいました。
何年も前の話ですが、当時の話をすると
変わらず夫婦で爆笑してしまいます。
ガンディー、すみません。主人の代わりに懺悔します。
(李)


motoki

 

「なんならネットで調べてやるよ!」というのが
見事に「非暴力不服従」でおかしいですね。

「西から昇ったお日様は東ぃに沈む~」
はバカボンの間違いで、正しくは、
「太陽は東から昇って西に沈む」のだから、
月は、「西から昇ったお月様は東ぃに沈む~」
のだと複雑なかんつがいをしていました。
未だに、どちらが正しいのか、
じっ‥‥と考えないとわかりません。
(ひょろっぴぃ)


nishimoto

ややこしいわ!
じゃあ、またねー。



みなさまからの
大いなる「かんつがい」を募集しています。
子どものころの思い込み、あるいは、
いい年して、じつは‥‥という告白、
どんどんお寄せください。
あ、ちなみに、「汚職事件とお食事券」、
「台風一過と台風一家」
「波浪注意報とハロー注意報」
「電車が不通と電車が普通」というような
クラシックなエピソードは、
当コーナーでは「どぼん」として扱われます。
(そのほかの「どぼん」はこちらからどうぞ)
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みなさまからの投稿、お待ちしています。


2011-08-08-MON