MONOPOLY
天使と悪魔が徹夜する!
「日本モノポリー協会」のページ
◆協会とかいうとお役所っぽいですが、
独自にホームページを作ってメンテナンスできるほどの
大きな団体ではないわけです。
芥川・直木賞の事務局が
文藝春秋社のビルに間借りしているように、
というとちょっと違うんですが、
「日本モノポリー協会」のホームページも、
「ほぼ日刊イトイ新聞」に間借りすることになりました。

<日本モノポリー協会会長 糸井重里>

◆このたび、「日本モノポリー協会」の妖精を、
いや、要請を受けまして、
「ほぼ日」に、「日本モノポリー協会」のページを
掲載することになりました。
おもしろいゲームだし、協会の皆さんも張り切っているし、
全国のモノポリーファンにはとても便利だし、
いいことばかりだと思うので、快諾しました。

<ほぼ日刊イトイ新聞だーりん 糸井重里>

2007年度モノポリー日本選手権
全国大会結果報告(その5)


こんにちは。
モノポリー日本一を決定する大会、モノポリー日本選手権。
今年一番強いモノポリー選手はいったい誰なのか。
その戦いの模様を久しぶりにお伝えいたします。
いよいよゲーム開始の場面ですが、
その前に一言。

ほぼ日の読者の皆様もご存知と思いますが、
モノポリー界は今、
「モノポリー全世界版」のネット投票で、
騒然となっております。
日本から唯一「立候補」しています「東京」は
現在、「当選圏内ギリギリ」となっています。
「ほぼ日」読者の皆様の投票効果ははっきりいって大きく、
前回記事が掲載された際は
急激に東京の得票が伸びたとのこと。
「東京当選」に向けてなかなか厳しい状況ですが、
皆様の投票(毎日1回投票できます)で
ぜひ東京を当選させてください。

投票は以下のバナーから。

(c) 1935, 2007 Hasbro. All rights reserved.

投票のマニュアルもこちらに用意していますので、
ご参照ください。

さて、ここらかはモノポリー日本一決定戦、
「モノポリー日本選手権全国大会」のお話です。
予選1回戦のテーブルは、
開会式の選手自己紹介の時に決まっています。
実は最初に挨拶をする岡田豊選手が
毎年必ず2番卓を指名するために、
以降の選手たちは
「世界チャンピオンと対戦したい」
と同じ2番卓を指名する者が多く、
例年、2番卓は真っ先に定員となるのです。
予備抽選番号が後ろの方だった選手は、
残念そうに他の卓を選ぶようなシーンも見られます。

今年も2番卓が真っ先に埋まり、
逆に隣の3番卓が最後まで残りました。

ただし、3番卓のメンバーが
決して魅力がなかったわけではなくて、ここには
東海地区や近畿地区の代表選手たちが意図的に
「関西最強を決めよう」
と言いながら集まっていたために、
他の地区の選手たちが遠慮して
空けていたようなふしがあったことは
付け加えておきます。


(全国大会での乾杯の様子。
 全国から選手だけでなく見学も集まります)


(名古屋からいらっしゃった井之上さん。
 選手は一人ずつ自己紹介します)


(選手は自分で名前を書いて、プレーしたい卓を選びます)

さて1回戦の様子を見てみましょう。

まずは1番卓です。
早々に売り切れたカラーはグリーンとダークブルー。
*モノポリーのカラーグループ
 Goマスから順に、ダークパープル、ライトブルー、
 ライトパープル、オレンジ、レッド、イエロー、
 グリーン、ダークブルーと呼びます。
 この順に土地の価格が高くなっていきますので、
 グリーン、ダークブルーはさながら「高級住宅街」です。

早速交渉が行われ、
山本尚意さんと荒川弘樹さんがこの権利書を集めます。
山本さんはグリーンを揃えて現金は500ドルほどですが、
鉄道やパワー(電力水道)などの他の権利書も持っており、
いわゆる「次の交渉に展開を委ねる」形。
実力者ほどこのような形を好むようです。

一方の荒川さんは
ダークブルーに4軒建てられるだけの現金を持ち、
「早々に勝負を仕掛ける形」です。
それぞれの持ち味を活かした布陣といえるでしょう。
* グリーンとダークブルー
グリーンはじっくり勝負に向いている場所で、
ダークブルーは一発勝負向いている場所とされます。

しかし忘れてはいけません。
この荒川さんは、
つい先ほどの「ラストチャンス大会」を3連勝で通過した、
「のりにのっている選手」です。

結果的にダークブルーは大爆発。
荒川さんは本大会でも最初のモノポリー勝利を達成し、
なんと本日怒涛の4連勝。
早々に120ポイントを獲得しました。
いったいこの幸運はいつまで続くのでしょうか。

一方の山本さんは、
毎年優勝候補に名前が挙がりながらも
「なぜか」全国大会ではまだ1勝もあげることができず
これで21連敗。

荒川さんのように初出場を決めてから
わずか数時間後には「全国1勝目」をあげる選手もいれば、
足掛け10年近く出場し続けて
「未勝利」の選手もいるわけです。
勝負の世界とはいえ、
こうも明暗がはっきりと分かれるものなのかと、
観客もため息をついていました。


(1番卓の様子。中左が荒川さん、中右が山本さん)


(思い通りの展開に笑顔の荒川さん)


(しぶり表情!?の山本さん。
 笑顔はいつ訪れるのでしょうか?)

続いて隣の2番卓を見てみましょう。
開会式のシーンでも説明しましたように、
ここには毎年必ず岡田豊さんが着席します。
また昨年優勝者の大木勝裕さんも
同じくこの卓を選択しています。
「世界チャンピオン」や
「ディフェンディングチャンピオン」との対戦を
望む覇気ある選手たちが集まる、
ぎらぎらしたテーブル、
といってしまっては失礼でしょうか。
一層熱い卓となるわけです。
ギャラリーも他よりも多めに集めています。

(原文:1999年モノポリー日本チャンピオン 宮野徹
 監修:日本モノポリー協会専務理事・
    2000年モノポリー世界チャンピオン 岡田豊)

2008-02-20-WED

“Tokyo in Monopoly World edition !!”
〜「モノポリー全世界版」に
 ぜひ「東京」の掲載を!〜



こんにちは。
今回はモノポリーの歴史上初めて登場する
「モノポリー全世界版」のご紹介と、
その「モノポリー全世界版」に
ぜひ日本の「東京」を掲載してもらうべく、
ほぼ日読者に皆様にお願いしたいと思います。



モノポリーは他のボードゲームと違い、
様々なバージョンに加工しやすいのが特徴です。
スターウォーズ版、ヤンキース版など、
実に様々なバージョンがございます。

その中でも多くのバージョンが作られているのが、
一地域を舞台にしたモノポリーです。
モノポリーの盛んな欧米諸国では、
各国で様々な都市を舞台にしたモノポリーが
人気になっております。
また各国で最も売れている「スタンダード版」も
例えばアメリカでは
モノポリー発祥の地である「アトランティックシティ版」、
英国では「ロンドン版」、といったように、
実は一地域を舞台にしたものが多いのです。

日本でも「秋田県版」や「六本木ヒルズ版」などが、
モノポリーの世界観を生かしながら、
日本の一地域を舞台に特徴あるモノポリーに
仕上がっておりまして、
多くの支持を集めております。

このようにこれまで一都市を舞台にしたものが多かった
モノポリーで、
ちょっと風向きが変わったのは
モノポリー登場70周年にあたる、
2005年のことです。
70周年を記念して、
欧米諸国で各国全体を舞台にするモノポリーが
初めて登場し、熱狂的な支持を受けました。
その際、掲載される都市は
ユーザーのネット投票数で
決まることになっておりましたので、
世界No.1ゲームであるモノポリーに
ぜひ自分の好きな都市を載せようと、
各地では熱心なモノポリーユーザーだけでなく、
一般市民の皆様も幅広く、熱心に投票いたしました。
このように各国版におけるネット投票は
一般市民も巻き込んだイベントとなりましたので、
掲載された都市、掲載されなかった都市で、
悲喜こもごもの反応があったのはいうまでもありません。

そして今回の「モノポリー全世界版」の登場です。
これまで全世界を対象にしたモノポリーは
登場しておりませんでしたので、
モノポリーの歴史上初の出来事です。
しかも掲載される都市は全てネットでの投票で決まります。
おそらくこれまでの各国版を凌駕する、
全世界を巻き込んだ、
一大ムーブメントとなるのは間違いありません。
例えば米国では、
すでにブルードウェイで記念イベントが開催され、
多数のメディアの注目を浴びました。


「モノポリー全世界版」投票開始イベントは
世界のミスユニバース各国代表も登場して賑やかに開催



もちろんミスユニバース「世界一」の森理世さんも
Mr.Monopolyとツーショットで盛り上げ



「モノポリー全世界版」を投票するための
PC設置済の特設会場が設けられ、森理世さんも投票。
東京に投票してくれたものと信じています!
なお以上の3つの画像はHasbro社のご好意で、
提供いただきました。


投票はすでに始まっておりまして、
2月28日までは既に候補地として選ばれた、
「東京」を含む68都市から上位20都市が、
得票数順に「モノポリー全世界版」に掲載されます。
また68都市に含まれない都市についても、
2月28日までリクエストを受け付けまして、
リクエスト数の上位20都市につきまして、
2月29日から3月9日まで投票が受け付けられ、
上位2都市がワイルドカード扱いで
「モノポリー全世界版」に登場することとなります。

このように世界No.1ゲームであるモノポリーで、
ネット投票での「全世界版」掲載都市決定イベントは、
モノポリー関係者だけにとどまらず、
まさに世界の著名都市決定戦の様相を呈しています。
「東京」は2016年のオリンピックに立候補していますが、
この「モノポリー全世界版」で
「東京」が上位に選ばれないようでは
正直厳しいかもしれません。
石原東京都知事にもこのあたりを十分ご理解いただいて、
東京都も率先して運動してくださいね!?

そこでいつもモノポリーを応援してくださる
「ほぼ日」読者の皆様に
ぜひお願いしたいことがございます。
「モノポリー全世界版」において、
ぜひ「東京」に清き一票をお願いいたします。
このモノポリー世界版において、
日本の「東京」が
掲載候補地の68都市の一つとして選ばれております。
世界の名だたる都市の中から、
68都市の中に選ばれただけでも光栄ですが、
2月28日までは毎日1回、日課のように、
「東京」一都市だけに投票していただいて
(ライバル都市にはあまり投票しないでくださいね)、
ぜひ「東京」を「モノポリー全世界版」に
登場させてください。
(日本モノポリー協会にとって、まるで選挙の気分です)

投票はこちらのバナーからできます。
日本語で紹介されておりますので、
安心して投票できると思います。

なお今回のネット投票は、
日本ではちょっと珍しい方法です。
日本の岡島投手が選ばれましたメジャーリーグの
「オールスターワイルドカード投票」などで、
海外のネット投票に経験の豊富な方なら
問題ないと思いますが、
慣れていない方にとって、
始めは戸惑われるかもしれません。
そこで日本モノポリー協会では、
投票のマニュアルを用意いたしました。
こちらです)
非常に詳細に記しておりますので、
マニュアル通りに進めていただければ
問題なく投票できると思います。
何卒よろしくお願いいたします。

(文章:日本モノポリー協会専務理事・
    2000年モノポリー世界チャンピオン 岡田豊)


(c) 1935, 2007 Hasbro. All rights reserved.
このバナーをクリックして、「東京」に投票をおねがいします!

2008-01-30-WED

日本モノポリー協会への激励や感想などは、
メールの表題に「日本モノポリー協会さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。


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