- いつも髪の毛を切ってもらっている
美容師さんのお母さまが、お亡くなりになりました。 - これまでも、髪を切っている間に、
そのお母さまの人生を話してくださいました。 - お父上とお兄さんが沖縄戦で戦死したこと、
お母さまのお母さまは
病気でお亡くなりになったこと。 - 長兄ご夫妻のお家に居候されたお母さま、
時代背景などもあって、そのお家に居づらくなり、
お寺に間借りをしながら女学校を卒業して、
学校の先生になられたそうです。 - 学校生活では子どもたちを空襲から守りながら、
終戦を迎えました。
涙は枯れるまで泣いたからもう出ないと、
美容師さんも、お母さまが泣いたところを
見たことがないと話してくれました。 - 朗らかで強くて、気丈なお母さんだったそうです。
- あの時代、いろいろな人が
たくさん同じような思いをされたのでしょう。 - 平和の尊さを実感するとともに、
今の世の中に生きる自分たちは
たった80年前の日本と世界で
起こっていたことを
知らなくてはいけないとあらためて思うのです。 - （匿名さん）
2025-08-13-WED
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ヴェトナム戦争／太平洋戦争にまつわる
読者のみなさんからのお便りを募集いたします。ご自身の戦争体験はもちろん、
おじいちゃんやおばあちゃんなどご家族や
ご友人・知人の方、
地域のご老人などから聞いた戦争のエピソード、
感銘を受けた戦争映画や小説についてなど、
テーマや話題は何でもけっこうです。
いただいたお便りにはかならず目を通し、
その中から、
「50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶」
の特集のなかで、
少しずつ紹介させていただこうと思います。
