シンクーのスキンケアは、全6種類。
3つの化粧水と、クリーム、オイル、
そして、オールインワン美容液という、
シンプルなラインナップです。

ごきげんになれる香りとテクスチュア。
天然由来成分の力を引き出す処方。
そして、気持ちまで明るくなるパッケージ。
スタッフが「これがいい」と納得できたものを、
長く愛用していただきたいという思いで、
ていねいに開発を行ってきました。

毎日のスキンケアが喜びになるように、
「必ずこれとこれを使ってください」や、
「これは乾燥肌のかた用です」
といった決まりごとは作っていないのですが、
だからこそ、何を買っていいか、
迷ってしまうというかたもいらっしゃいます。

今回、3人の憧れの女性たちに、
シンクーのスキンケアを使い続けてもらいました。
なにをどう選ぶかは、すっかりお任せして。
肌と心は、どんな風に変わったのでしょうか?
それぞれのエッセイでお届けします。

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01 AYANAさん ビューティーライター さまざまな工夫ができる楽しさ。

 

私のスキンケアに定番はありません。


決まったアイテムを毎日同じ工程で使うことに、
どこか退屈を感じてしまうところがあります。
肌も気分も願望も日によって変わるのだから、
スキンケアだってそれに合わせたいし、
色々なものを使ってみたいと考えてしまうんですね。
ビューティライターという仕事柄もあるかもしれません。


シンクーのラインナップをはじめて見たとき、
正直めちゃくちゃシンプルだなと感じました。
クレンジングと洗顔、化粧水、美容液、オイル、クリーム。
AYANAさんならどんなふうに使いますかと尋ねられたら、
気の利いた答えなんてできないのではないか、
そんな不安がなかったと言えば嘘になります。


でもその懸念は、使ってみてすぐに吹き飛びました。
精鋭のアイテムはどれも
個性の強さと懐の深さが半端ではなく、
さまざまな使い方ができる楽しさに満ちていたから。
こちらのあらゆる気分や悩みに寄り添ってくれ、
肌だけでなく感覚までも喜ばせてくれる、
フレキシブルなスキンケアなのでした。


特に私が愛しているのが「ウェルカム ウォーター」です。
これはちょっと頑張って3種すべてをそろえておきたい。
香りがどれも一筋縄ではいかない素晴らしさで、
(さすがはジル・ベートゥミュウ氏)
3種あればどんな気持ちの日も満足させてくれるからです。


ロゼは、バラの女王ダマスクローズをベースにしながら、
ティーツリーやラベンダー、シダーウッドなど、
きりっとした素材もしっかり入った
ジェンダーニュートラルな香り。
ラグジュアリーな気分にも、
支えてもらいたい気分にもハマります。
保湿力も(3種ともに)じゅうぶんですが、
加えてこれはエイジングケア(※1)に強いエキス入り。


アイシーハーブは、ユーカリとパイン(松)を
主体とした爽やかなハーバルの香り。
呼吸が浅いとき、緊張状態が続くとき、
疲れ切ってしまっているとき、
顔全体にスプレーして深呼吸すると、
頭のてっぺんからつま先までに
香りが通っていくような気がします。
アフターサンケアや、
肌を引き締めたいときに頼れるエキス入り。


そしてジェントルネロリ。
ネロリのほかローマンカモミールやサンダルウッド、
パルマローザが入っていて、
とにかくやさしくやわらかな香り。
赤ちゃんをやさしく包み込むゆりかごのように、
日々頑張っている肌をねぎらうような、
安らかな空気感があります。
肌をすこやかに整えるエキス(※2)が入った、
リッチなテクスチャー。


今日の肌は、心は、どんなニュアンスを浴びたいか?
どれかひとつ手にとってもいいし、
たとえばまずアイシーハーブを吹きかけて
森林浴さながら、爽やかに深呼吸。
次にじっくりジェントルネロリをハンドプレスし、
最後にロゼを頬にコットンパック、
なんてフルコースを楽しむのもいい。
複数のアイテムを重ねて生まれる香りもまた、
大きな魅力のひとつです。


その後に頼るのが、
サラブレッドの胎盤から抽出された
プラセンタ(※3)を使った美容液「スターティング」と、
アルガンオイル、モリンガオイル、
ヒマワリ種子オイルなど(※4)をブレンドした
ハリと輝きの「スプリングクリーム」。
この2品をどう使うか考えるのがまた楽しいのです。
「スターティング」は
みずみずしさのあるテクスチャーですが、
馬油やハチミツなどリッチなエモリエント成分も多く、
これだけでスキンケアを完了してもいい。
「スプリングクリーム」は
肌にみちっとしたハリが欲しいとき、
フェイスラインや乾燥が気になるときにプラスします。
「スターティング」のシトラスノートと、
「スプリングクリーム」のウッディハーバルの香りが
あわさると、中毒性のある香りになるため、
重ねて使うこともしばしば。
いずれも、手に取って顔に伸ばしたら、
顔になじませる前にまず鼻を覆って深呼吸。
美味しいワインと同等の至福をもらえます。


もっと満足できるものがあるのではないかと、
新しいものにすぐ手を出してしまう私だけれど、
シンクーのスキンケアを通して、
限られたアイテムをどう工夫して使うか、
そこにこそ創造性が宿るのではないかと思い至りました。
シンクーを使ってケアした日は、
ただ肌をいたわったとか、
美容成分を贅沢になじませたとか、
そんな「与える」意識を超え、
工夫した・発明したという能動的な満足感をもらえます。

※1 年齢に応じた肌ケア
※2 アロエベラ葉エキス、コメヌカ油(ともに肌にうるおいを与える)、トウキンセンカ花エキス(肌荒れを防ぐ)など。
※3 肌にうるおいを与え、なめらかにととのえる。
※4 アルガンオイル(肌をすこやかに保つ)、モリンガオイル(肌にうるおいを与える)、ヒマワリ種子オイル(肌の柔軟性を保つ)

 

飯島奈美さんの梅酢です。これを料理に使ったり、水やお湯で割って飲むのにハマっています。残暑で体がだるく、夜少し飲みすぎて、寝る前に喉が渇いて、でもお腹がパンパンで…というときに試しに梅酢を水で割って飲んでみたら、すごく気だるい体がすっきりとして。それ以来定期的に飲んでいます。料理では、野菜を適当に切って浅漬けにしたり、麺類の味付けに加えたり…が多いです。

 

 

AYANA

ビューティライター。コラム、エッセイ、インタビュー、ブランドカタログなど広く執筆。化粧品メーカー企画開発職の経験を活かし、ブランディングや商品開発にも関わる。2021年、エッセイ集『「美しい」のものさし』(双葉社)を上梓。

Instagram
https://www.instagram.com/tw0lipswithfang/

(つづきます)

2022-10-31-MON

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