Q13 みうらさん、大好きな クリント・イーストウッド監督の 新作についておうかがいします。


秋の紫綬褒章で、みうらさんに
オファーがあったようなことを
お伺いした気がしましたが、
クリント・イーストウッド監督の
新しい映画からも、もちろん
出演のオファーが‥‥



ええ、ありましたよ。
しかも「父親たちの星条旗」のほうからね。



日本軍の「硫黄島からの手紙」じゃないほうの
オファーですか。


ええ、はっきりとは聞いてないけど
オファーっていうのは、たしか
「あった」って聞いてますよ。
でも、硫黄島って、
硫黄のにおい
するでしょう、きっと。
「硫黄」島でしょ?
温泉地なんて比じゃないくらい
すっごい硫黄のにおいでしょ?



そんなわけないと思いますが。



だから、硫黄島での撮影は
どうかなー、って
そのときは思ってたの。



イーストウッド監督は
日本語の映画を監督することに
困難もあったかと思うのですが。



でも、あの人は
日本についてはよくご存知だから、
その点は大丈夫だと思います。
それは映画「荒野の用心棒」のDVDを
見ていただければわかります。
その主人公の名前を
聞いていただければわかります。
しかしねぇ、
日本語が出てくる外国の映画って、
あいかわらず
宇宙語をモデル
してるでしょ?
ワレワレハ‥‥みたいなやつ。



いや、今回の「硫黄島からの手紙」は、
日本の俳優さんが
演じていらっしゃいますので、
大丈夫です。



アメリカ人は出てないの?
アメリカ兵役も日本人がやってるの?
鼻つけて?



いえ、アメリカ人役は、



フィギュアがやってんの?
G.I.ジョーみたいなフィギュアが
攻めて来んのかい?



いえ、そうじゃなくて‥‥

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初監督の「恐怖のメロディ」、
そして「マディソン郡の橋」。
みうらさんはクリント・イーストウッドさんの
出演作品、監督作品を、
網羅的にごらんになっています。
心から尊敬するイーストウッド監督のことを
打ち上げの3次会の席で
「クリちゃん」、そして
「荒野の用心棒」だったころのあのお名前で
呼べるような日がいつか来るような気もする、
今日の動画は約5分半です。
みなさま、おたのしみください。

2006-12-08 FRI


(c) Hobo Nikkan Itoi Shinbun 2006


動画をごらんになるみなさまへ。

1動画は約5分半です。
2音は、ヘッドフォンで聞くのがいいです。
3「ばれない」という強引さは、たいがいアウトなようです。
4ルパンから逆算したギャグが海外の方に通用するか、
機会があればやってみましょう。
タイトル:『じゅんの恩返し 時代への親孝行』
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