ほぼ日刊イトイ新聞

ありがとう。

おとうさんの誕生日に、
かいしゃの人たちが、
犬のボールと、梱包芸術の材料を
プレゼントしてくれました。
ありがとうございました。
犬はよろこんで使いますよ。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/11/10 22:07
darling

ひょいっと。

静かにひなたぼっこしてたら、
ひょいっとおとうさんが帰ってきて、
「こんなところにいたのか」
と、言いました。
犬は、いろんなところにいます。
家のなかのどこも、犬の場所です。
おとうさんのいない間は、
こんなところにもいるんですよ。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/11/10 13:59
darling

余熱をもらう。

おとうさんがお腹やら肩やらを
あっためた後、スイッチを切って、
犬に温熱シートを乗っけてくれます。
犬は、これが大好きです。
ちょっと重いけど、気にしない。
おとうさん、余熱をありがとう。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/11/10 04:06
postman

生まれる場所。

いろんな場所で、
いろんなものが生まれますが、
ここは絵画が生まれるところです。
わかる方はおわかりでしょう。
横尾忠則さんのアトリエです。
あやかれるといいと思って‥‥。
2009/11/10 01:07
darling

ひかり。

まぶしいくらいの光です。
家のなかにいるときにも、
外はあかるいなぁと、
感じてはいたのですけれど、
からだに光があたると、
また格別です。
またまたげんきがでてきます。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/11/09 11:24
darling

ダラシネの夢。

ブイヨン先生の、ま、いわば、
「左手で描いた習作」でしょうか。
乱れ、規則性のなさ、ゆるやかさ、
美しくもダラシナイ感じ。
そういった要素を、
あえて表現にとりいれていますね。
このあたりの技法が、
この冬には完成していくのでしょう。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2009/11/09 01:57
darling

ゴミとか。

人間のおかあさんは、
いろいろといそがしいんです。
犬には思いつかないようなことを、
いろいろやらなきゃいけない。
たとえば、これはですね、
「ゴミとかね」をしているところ。
あそんでるんじゃありません。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/11/08 11:43
darling

こわくない。

犬は、たまに、ちいさなこどもに
「こわーい」と、
泣かれることがあります。
犬は、こわくないですよ。
生まれてからずっと、
人にこわくしたことは一度もないです。
どうぶつにに対しては、
よくおどかしたりしてますけどね。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/11/07 16:02
postman

ぬけがらではなく。

この場に、ブイヨン先生がおられて、
いまは別の場におられる。
鑑賞者は、そう考えるかもしれない。
しかし、それはブイ先生の仕掛けた
梱包芸術の罠なのであります。
先生は、この作品のなかに、
その魂と共に存在しておられるのです。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2009/11/07 02:44
darling

赤ずきんちゃん?

ねぇねぇ、おばあちゃんの鼻は、
どうしてそんなに黒いの?
「それは目印になるからだよ」。
ねぇねぇ、おばあちゃんの目は、
どうしてそんなにまーるいの?
「それは犬に似てるからだよ」
ああ、そうですか。ジャンジャンッ。
<『ブイ父夢想(未刊)』より>
2009/11/06 10:47
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
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