ほぼ日刊イトイ新聞

いべんと。

ブイちゃんにも、見せてあげよう。
いま、おとうさんが撮ってきた写真だ。
イベントの終り、舞台から降りるとき、
会場のひとたちを撮ったんだよ。
みんないい顔してたなぁ。

2011/10/15 20:42
darling

のきさき。

墓地のそばの、石材屋さんの金魚。
こんなふうに、軒先にいる金魚は、
その家の金魚なんだけれど、
通るひとたちの金魚でもある。
<『新・東京物語』(未刊)より>

2011/10/15 17:16
darling

みみのこと。

犬は、ほんとによく、
耳のことをほめられます。
ちっちゃいときは、
耳がこんなに元気よく立ってるのは、
おかしいんじゃないかとかも、
言われたそうです。
犬がじぶんのいちばん好きなところは、
耳です。
<『ブイヨンの気持ち(実感)』より>
2011/10/15 12:35
darling

もうすぐ。

さぁ、行くぞという直前に、
人間のおかあさんのひざに、
ぴょーんと乗っかるんです。
それ以外のときには、
頼まれても、乗りません。
犬の美学‥‥ってやつ?
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>
2011/10/14 10:29
darling

しまった。

仕事から帰ってきたおとうさんに、
ボール投げをしてもらいました。
あそんでもらっているのに、
まだ催促がましく吠えたら、
やめられちゃいました。
後悔は先にたちません‥‥。
<『ブイヨンの気持ち(若干)』より>
2011/10/13 23:18
darling

ひとじゃない。

たいどが、人っぽいと、
ちょっと注意されました。
そうかなぁ、と思います。
犬は、人じゃないことくらい、
ちゃんとわかっているんです。
人は、犬よりたいへんそうですから、
あんまり、なりたくないです。
<『ブイヨンの気持ち(若干)』より>
2011/10/13 11:55
darling

夕暮れに詠む。

「外食もする我が人なら」

土屋耕一さんのまねをして、
文字数七七の武玉川(むたまがわ)
というものを、つくってみました。
2011/10/12 19:07
darling

かくれる。

なんにも怒られないのに、
犬は、家にかくれることがあります。
おとうさんたちは、不思議がるけど、
犬には犬の考えがあるのです。
「あ、ここにいたのか」と
気づかれたら、のそのそ出ます。
じぶんでも、よくわかりません。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>

2011/10/12 10:38
darling

あらっ。

なにかしら?
なにかご用かしら?
もう、わたし寝るんですけど。
ボール投げとか、するのかしら?
<『ブイヨンの気持ち(若干)』より>
2011/10/12 00:24
darling

さそわれた。

おとうさんは、
犬に、いい場所をくれます。
このへんがいい場所だなと思うと、
そこを空けておいてくれます。
それは、つまり、おいでおいでと、
誘っているのかもしれません。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>

2011/10/11 11:24
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
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8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
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