2014/10/24 20:03
恐怖感
糸井
「でも、こわいことって、わからないでしょ?
なにがこわいのか、その正体が
わからないですよね。
それに気づいてから、
ぼくはこわくなくなったんです。
仕事にひとりぼっちのイメージがあるときには
こわくなってしまうんじゃないかな。
チームで仕事をしていたら、それが変わってきます。
もしも俺が怖いと思ってたら
それがなにかをつきとめて、準備しとけ、と
誰かに言わなきゃいけない。
そういう感覚に変わってからは、
ぼくはこわいという言葉を
ぷっつり言わなくなりました。
『つるとはな』も、会社ですし、チームですから
そのうちこわいと言わなくなって、
備えて用意するだけになるんじゃないかなと思う。
だだ、読み手に通じないかも、という
恐怖感は、たしかにわかります」