ほぼ日手帳 ニュース

手帳チームのメンバーが、日々の情報をお届けします。

アナログからデジタルへ、そしてアナログへ。

こんにちは。

ほぼ日社内では、
9月の手帳の販売の準備を進めたり、
あるいはアパレル関連のチームでは、
秋冬のアイテムの進行をしていたり、
いわば繁忙期、
といわれるシーズンに差し掛かっているようです。

こういう忙しい時期になると、
恥ずかしい話ではあるのですが、
手帳に何かを記していくことを忘れ、
日々のページが真っ白になってしまいがちなのです‥‥

後で見返したときに、
白紙ページが続いている時期があると、
「自分、忙しかったんだな‥‥」と
振り返ることにもつながるので、
それはそれで悪いことではないのですが‥‥

とはいえ、
「忙しい時にもこれだけはやらなきゃ気がすまない!」
ということって、人それぞれあると思うんです。

例えば、美味しいモノを食べることだったり、
旅行に行くことだったり、
カラオケにいくことだったり。
いわば、ストレス発散のための趣味のようなものですね。

自分の場合は、絵を描くことがそうかもしれません。
観た映画や海外ドラマの絵を描いて、
それを鑑賞記録として残しておく。
忙しい時にも、
そういうことは習慣として実践してるかもなあと思いました。

僕が絵を描く時は、
まず紙にアナログで下絵を描きます。
(ボールペンや、筆ペンを使っています)





それをスキャンしてパソコンに取り込んで、
デジタルで彩色しています。



普段はこれで完了なのですが、
最近白紙が続いている手帳を見て、
なんだか虚しくなってしまい、
「それを出力して手帳に貼り付けてみたら?」
というようなことを考えました。
それならば、多少は手帳に彩りがでるかな、と‥‥

アナログで描いたものをデジタルに移して、
それを今後はアナログの手帳に戻す。
なんだかおかしな気もするのですが、
こんな感じになりました。
イラストの元になった作品の一言コメントと合わせてどうぞ。


新作映画「サマー・オブ・84」を観た日です。80年代の少年たちのひと夏の冒険を描いた青春映画‥‥なのですが、観客にものすごく嫌な「何か」を持ち帰えさせる作品でした。夏にぴったり。



Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス」のシーズン3を観終わった日です。忙しいとか言いながら、休みの日を使って、徹夜みたいな勢いで観てしまいました‥‥



Amazonオリジナルドラマ「ザ・ボーイズ」を観始めた日です。今はやりの”スーパーヒーローモノ”なのかな、という印象で第一話を観て、愕然としました。(良い意味)



2010年公開の「タイニー・ファニチャー」という映画です。大きな出来事が何も起こらないのに、全てのシーンが愛しく思える、不思議な魅力を湛えた映画です。

苦し紛れのテクニックではあるのですが、
「白紙のページばっかりで退屈」という場合には、
一定の効果はありそうです。

今回はイラストでしたが、
ご飯だったり、旅行の写真だったり、
「あの頃忙しくて、手帳は書けてなかったけど、
こんな画像は残っていたなあ」
ということがあれば、
今後も手帳に貼り付けてみようかなと思いました。

そうすることで、白紙ページを後から埋めて更新する、
たのしさのようなものが湧き出てくるかもしれません。