• 音楽ホール‥‥。

    さて、役所の許可がおりたよ
    第三弾!
    しずえさんが
    「「ニュータウン」と呼ぶに
     ふさわしい街になって、
     役所の者も感謝していました」
    と言ってくれました。
    当方、
    実際に千葉の埋立地のニュータウンに
    いい年になるまで住んでいたので、
    「そんなにいいもんじゃないぞ、
     ニュータウン」と
    つい思ってしまうのです。
    いや、そんなことはさておこう。
    ここは現実ではないのだった。

    で、次なる許可がおりたのは、
    音楽ホールと、ホテルでありました。
    まずは音楽ホールから
    手がけてくれということでしたので、
    早速現地にいってみました。

    手持ちの資材と床面積を考えると、
    いわゆるオーケストラを
    のっけられるような
    「音楽ホール」をつくることは
    できないと判断。
    というわけで、
    当タウンの音楽ホールは、クラブ。
    DJブースとドリンクのカウンターと
    VIPルームさえ作ればよいのです。
    建築費が安上がりで
    しかも若人が喜んでくれることと
    信じています。
    しかも、ドリンクのカウンターとはいえ、
    どうやらこの街では
    酒類の仕入れの仕組みが
    まだ無いようなので、
    ジュースを提供するという健全さ!
    お招きするDJが
    あまりの健全さに
    びっくりしないことを祈ります。

    さ、次はホテル。
    私のイメージは、
    金谷ホテルなんだけどな。
    資材が手に入るかな。

    2015/09/03 11:54

  • 地球の平和を守る家

    たぬきハウジングでの修行、9日目。
    本日、私が担当させていただいたのは、
    猪のイノッチさまです。

    イノッチさまは、出会い頭に、
    こんなリクエストをしてきました。

    「地球の平和を守る家をつくってほしい」

    なるほど‥‥世の中には、
    いろんな要望があるものですね。

    まずは土地を選ばせていただき、
    その場所に、
    イノッチさまがリクエストした、
    レーダーの機械や、大砲や、アンテナを
    置いてみることにしました。

    あ、防衛軍の基地っぽくなってきた‥‥。
    でも、そのとき、ふと、
    こんな疑問がわいてきました。

    「これ、お客さまの本当の意味での
    満足につながるのだろうか‥‥?」

    イノッチさまは
    「地球の平和を守りたい」とおっしゃいます。
    つまり、宇宙から何者かが地球を
    攻めてこられたときのことを
    想定しているということです。

    でも、ですよ。
    仮に何者かが攻めてきたとして、
    レーダーで分析したり、
    大砲などを置いて待ち構えていたら、

    「おれたちを攻撃する気だな、
    よし、それならこっちも」

    ってなるような気がします‥‥。

    ここで、発想の転換です!
    イノッチさま宅に必要なのは、大砲ではなく、
    「おもてなし精神」ではないでしょうか。

    「ようこそいらっしゃいました。
    たいしたおもてなしもできませんが、
    ゆっくりお茶でも飲んでいってくださいね。
    なんなら泊まっていってくださいね」

    という空気をかもしだした家のほうが、
    相手も戦意喪失するような気がします。

    攻撃ではなく、おもてなし。
    イソップ寓話の『北風と太陽』です。
    (ちなみにイソップはギリシャ人です)

    そこで、イノッチさまリクエストの
    アイテムはすべて部屋の隅に隠し、
    お庭全体を、変えることにしました。

    まず、くつろぎのティースペースには、
    自動で動く「水飲み鳥」を設置。

    ひたすらお辞儀を繰り返してくれるので
    「ようこそ、ようこそ」という
    気持ちが伝わりやすくなります。
    (動く様子が伝わるように、
    画像をgifアニメにしました。)

    机の上の本は、ガイドブック。
    宇宙からお越しの方々に、
    「地球の歩き方」をレクチャーし、
    自由に観光していただきます。
    地球儀もついでに置きました。

    何人宿泊されるかわかりませんが、
    ベッドは3台ほど用意しました。


    さ、これで完成!
    イノッチさまの反応が心配だけど、
    どうかなあ〜。

    おそるおそる見せたところ、
    なんと、予想以上の好反応!
    椅子に座り、
    そのままうたた寝をはじめました。
    その姿は、まさに平和そのものでした。

    2015/09/02 23:35

  • モーレツ社員日報。

    しばらく、
    時間をたくさんつかう、
    別の作業をしていたため、
    「ハッピーホームデザイナー」から
    遠ざかってしまっていたら、
    他のニュータウンに
    おかしなおかしなデザイナーたちが
    誕生していた。

    彼らのレポートを
    たのしく読んでいたら、
    自分は凡庸かつ手抜きであるな、
    と、思いました。

    なにはともあれ、わたしは
    ニュータウンを拡張していきたいのです。
    個々の家をたてるのはあとにします。
    って、なんか最終的に
    公共施設ばかりがちゃんとできていて、
    住人があんまりいないというゴーストタウンが
    出来上がりそうで恐ろしいけどな!

    ともかく、「ほぼ日」風のオフィスをつくり、
    自分でもなんでそうしたのか謎だけど、
    学校はうんとファンシーにしてみた。
    ミッション系ってことでどうでしょう。
    アーメン。

    そして、花屋。
    「お店を」といわれて、
    手持ちの機材をみたら、
    「花屋」をつくるのが効率がよかったので
    そうしてみました。
    この自分都合というか機材都合で
    店をつくるあたりが、
    ゴーストタウン化を招きそうです。
    あとで後悔して
    すべてやり直すのが私のスタイルなので
    まあいいです。
    なにか都合がよさそうなアイテムがそろったら、
    住民のみなさんが喜んでくれるような
    ナイスな店にしたりしよう。
    とにかく、先に進めるんだべし!

    そして、さらに中華料理店。
    世界のどの町にもあるのが中華料理店。
    しかし、エビチリさえうっすらカレー味なのが
    インドの中華料理店。恐るべし、インド。
    (コルカタにて)
    それはさておき、デパートも出来た。

    エントランスは、服飾品と壺と置物。
    なんで壺なのかは謎なんだけど、
    ゴージャスなショーケースに
    ぴったりあうと思ったので壺。
    2つの売り場は、テナントを入れた。
    家賃収入は重要ですからね。
    (というか、
     このデパートはだれの持ち物なの?)
    ひとつはセレクトショップにして、
    もうひとつは家電である。
    女性も男性も両方が楽しめる。
    壺や置物があるから
    年配の方々にも楽しく過ごしてもらえる、
    という設定です。

    よし。
    これで第二次公共事業は落着。
    次!

    2015/09/02 16:41

  • うれしい!!

    インテリアコーディネータの仕事に
    かまけていて、
    数日間、ギリシャ村に
    帰っていませんでした。

    そんなとき、突然、
    ハッピーホームデザイナーの画面のなかに
    見覚えのある顔が現れたんです。

    あ、ワニのアルベルトだ!
    ギリシャ村から、
    こっちの世界にも来てくれたのね〜。


    うれしくなって、
    昨夜、村に帰りました。
    遊びに来たすなお村長と、
    この夏さいごの花火をたのしみ、
    三度笠をかぶって、クラブで踊りました。


    そして今日もいそいそと村へ‥‥。

    すると、私の家の前にカエルのサムが立っていて、
    「なにも聞かず、だまってオレに
    ついて来てくれ!」
    なんて言うんです。

    え、なに! なに?
    また誰かが引っ越すの??
    (最近、いろんな子が引っ越していって、
    若干トラウマになっています)

    えっ、待って、
    どこか行くならせめて着替えさせて〜〜!

    着いたのは、サムの家でした。
    導かれるままドアを開けると、


    大きな声(文字)で
    「ハッピ〜〜 バ〜スデ〜〜!!」と‥‥


    ‥‥うそ。
    まさか、ほんとに???


    きょう9月1日はほぼ日手帳の発売日で、
    会社が一年で一番あわただしくって、
    朝から社内の誰もが、
    すっっっごくバタバタしている日。


    だから私も、
    毎年じぶんの誕生日のことなんて、
    頭もすみっこのほうに置いていたんです。


    だいたい毎年、
    1日が終わって日付が変わって
    ベッドに入ったころに、
    「あ、誕生日だったなぁ」と、
    しみじみ実感するというか。


    なのに!
    ことしは、だいすきなサムが、
    ショコラが、アルベルトが、
    わたしのために部屋を飾り付けて、
    歌をうたってくれて‥‥
    (これがメールだったら
    ここに涙マークの絵文字を10個挿入したい!)


    いそいで三度笠を脱いで、
    いつものギリシャファッションに着替え、
    涙を隠すための
    巨大なサングラスをかけました。


    そして、みんなに見守られながら
    ねがいごとを言って、
    ローソクを吹き消しました。


    ねがいごとは、
    「ギリシャ村がいつまでも
    しあわせな場所でありますように」です。


    みんなありがとう。
    あらためて、7月は長い間、
    不在にしていてごめんね。


    みんながたのしく祝ってくれて、
    しあわせな36歳のスタートがきれました。

    2015/09/01 15:38

  • いや、ふつうは‥‥。

    『ハッピーホームデザイナー』、
    のんびりはじめていますが、
    己の平々凡々っぷりを痛感しています。

    まあ、どんな変わった人も
    「私こそが平凡な人だ」と
    言い張るのが常ですが、
    ぼくのつくる部屋はね、
    ほんと、ふつうですよ。
    一般ですよ。オーソドックスですよ。

    とても、こんな部屋こんなお店
    できないっていうか、
    どうしたらこうなるんだっていうか。

    そんなわけで、マイペースで、
    お客様のリクエストのままに、
    「本に囲まれた部屋」とか
    「モダンな部屋」とか
    「ロボットっぽい部屋」とか
    「青につつまれる部屋」とかを
    コーディネイトでしています。

    ふつうですが、これはこれで、
    たいへん愛着があります。

    2015/09/01 12:29

  • 公共事業
    3つクリア!

    この数日、なにかと忙しくしておりましたが、
    それでもこつこつと公共事業をすすめております。

    自分の趣味なんでしょう、
    ヨーロピアンなものが好きみたいで、
    ついつい「古めかしく」つくってしまいます。
    このオフィスのコンセプトも、
    「古いビルで若者たちが起業」です。
    古さも込みで「かっけー!」ということを
    提案したいわけなので、
    壁ぎわにはパソコンがずらりとありますけれど、
    電話は黒電話で書類はタイプライターです。
    こういうのもかっこよくない?
    どう、使い勝手は。
    あれ‥‥みんな、
    やっぱりパソコン使ってるね。
    そりゃそうだよね、
    黒電話、めんどうだし、LINEやSKYPEで
    事足りちゃうもんねえ。
    改築のときに相談させてください。

    2Fは会議室です。
    ここもテーブルはオフィス家具じゃなくて
    ナチュラル系のもので統一しました。
    コーヒーも各自、スタバ的なところで
    買ってくる、と。
    雑談からアイデアが生まれるようなね。
    ところでスタバ的な店ってあったっけ?
    みつぼし村に行けば「ハトの巣」で
    テイクアウトさせてくれるんだけど。

    んで、どういう仕事をしているのか
    気になりますが、
    盗み聞きしたところ、
    「女性のための女性の企画」だそうです。
    出版系なのかな? それとも商品開発だろうか。
    どのみち、うまくいくといいですね。

    「お店」もつくりましたよ。
    男子っぽい理髪店です。
    広い店内ですが、ぎゅうぎゅう詰めにはせずに
    待合スペースを充実させました。
    将来的にはカフェ営業をしても
    いいかもしれない。

    オープンしたてなので、
    お祝いで来てくださっているのかもしれませんが、
    なかなかの盛況です。
    でも、客層がどうも不思議。
    そこの包帯だらけのキミ、
    それじゃまゆげがどこかわからないよ。
    (外して調髪するのかなあ?)
    ていうか、そもそも、まゆげ、あるのか。

    「デパート」もつくりましたよ。
    こちらは一貫して高級路線です。
    なまえは「みつぼしいせたん」です。
    あかりを落として、
    商品はいろんなカテゴリーをミックス、
    「何売り場だかわからない」ふうにしました。
    わかりにくい? いえ、むしろ、
    そこを楽しんでいただきたい。
    デザインバリエーションの豊富な照明器具や
    トランクなど取りそろえておりますよ。
    テディベアは1点ずつ
    デザイナーが服をあつらえておりますゆえ
    少々お高うございます。
    しまった、食料品フロアもつくればよかった。
    これも改築のときに相談いたしましょう。

    ‥‥ふう。じぶんのやってることが
    この人この人にくらべて
    クレイジーさに欠けるというか
    あまりにも「まっとう」すぎるような
    気がしてなりませんが、
    たのしいから、ま、いっか。

    2015/09/01 11:39

  • プロレスリング

    たいして働いてないのに昇進しちゃった
    新米インテリアコーディネーターの
    あさみです。

    今日は、新規のお客さまから
    「家にプロレスリングを作って
    みんなに熱い闘いを見せてあげたい」
    という要望を受けました。

    プロレス‥‥。
    調べたら、弊社の持ち物リストには
    本格的なプロレスリングがありました。

    でも、なんか、危険ですよね。
    プロの試合ならともかく、
    一般家庭にリングを用意して、
    お客さまが怪我でもしたら‥‥。

    「おたくの建てた家から
    血まみれの人が出てきたわよ」
    なんて噂がたっちゃったら、
    もうこの業界でやっていけません。

    うーーん‥‥あ、そうだ!
    私も子どものころ、部屋にマットレスを敷いて
    プロレスごっこをしてたっけ‥‥。
    あれは痛くなかった!

    と、いうわけで、マットレスに近い
    シンプルなベッドを6つ並べ、
    即席のリングを作りました。
    実際にその上で転がってみたのですが、
    ちっとも痛くありません。

    また、地面に落ちても痛くないように、
    周りには花を敷き詰めました。
    コスモスは意外と丈夫なので、
    何度人が落ちても、きっと大丈夫でしょう。

    「これで完璧!」と、自己満足に浸っていたら、
    背後に、すなお村長が立っていて、
    信じられない発言をしてきました。


    「葬儀会場でも作っているんですか?」

    な、な、なんて失礼な‥‥。

    「プロレスの試合会場ですよ。
    ほら、ちゃんと観客席もあるでしょう」



    「セレモニーホールの参列者席かと思いました」

    ‥‥思わず、
    「ちょっとリングに上がってくれる?」と
    言いそうになりましたが、
    ぐっとこらえました。
    私はこの業界では新米なんです。

    ベッドと花しかないから
    そんなふうに思われるのだろうか。
    そこで、トロフィーとマスク、ゴングを用意して、
    初代チャンピオンの写真を飾りました。

    これで、かなり
    プロレスリングっぽくなりました!

    お客さまも喜んでくださったので、
    一安心です。

    でも、なぜかプロレスをやらずに、
    お花の水やりをはじめるお客さま‥‥。

    あれ、なんかキャラ変わってません?
    熱い闘いを見せたい、とか言って
    血をたぎらせていたのに、
    すっかり園芸愛好家のような風情に‥‥。
    そのあと昼寝してるし!

    ま、いいか。
    ギリシャ村も、この街も、
    どこも平和がいちばんです。

    2015/08/31 17:22

  • 母のノート

    掃除をしていたら、
    居間のすみから
    なくしていたと思っていた
    ノートブックがでてきました。
    漫画家・荒木飛呂彦先生のイラストが
    表紙を飾っているもので、
    使わずに、ビニールに入れて
    保存用として
    本棚に立てかけておいたものです。

    こんなところにあったのか!
    よろこんだのもつかのま、
    開いてみると、
    母がすでに使っていました。

    がっくりするよりも先に
    目に飛び込んできた
    呪文のようなカタカナの羅列に
    おどろきました。

    「ステラコ」
    「パキケファロボス」
    「アパトザウルス」
    「ラプター」
    ‥‥

    ウルトラマンに
    こんな怪獣はいなかったなあ。
    ほんものの恐竜の名前のような気がする‥‥。


    毎年、夏休みになると
    姪っ子の宿題を手伝っているので
    今年は大昔の生物というテーマなのかしら?
    と思ったのですが、
    こんなにたくさんの恐竜が
    理科や歴史の授業に出てくるとは思えない。
    むむむ‥‥なんだろう?

    はっ! 思い出した!
    どうぶつの森の恐竜の化石だ!!

    母が化石の集まり具合を
    記録している表でした。
    まめだわー。

    2015/08/31 11:56

  • 日報より

    新人インテリアコーディネーターとして
    修行の日々を送っています。
    たぬきハウジングでは、
    仕事を終えたあとに
    日報を書くことを義務付けられているので、
    ここにも日報風に書いてみたいと思います。

    【8月27日(木)くもり】

    入社3日目。
    朝、店の外に出た瞬間、
    うさぎの姿をしたお客さまが
    「チョコに囲まれた休日を過ごしたいな!」と、
    つぶやいておられましたので、
    店内にご案内しました。
    そして、そのまま私が
    担当させていただくことになりました。

    チョコに囲まれたい‥‥
    そういう依頼は初めてでとまどいましたが、
    シンプルに考え、立地場所として
    「チョコが溶けない寒い地域」を
    ご提案させていただきました。

    ご快諾いただいたので、
    さっそく、雪の降る場所に家を建てました。
    そして、家を建てている間、
    ふと、こんなことを思いつきました。

    ‥‥そこまでチョコがお好きなら、
    カカオを栽培して、
    チョコを自分で作れるようにしてあげたら、
    ずーっとチョコに困らない暮らしが
    できるのでは??
    弊社が持っている観葉植物の欄には、
    カカオの木もあったし‥‥。

    すぐに「カカオの育て方」と
    「カカオからチョコレートを作る方法」
    をスマホ検索しました。

    当然ながらカカオは熱帯の植物です。
    寒い地域での栽培は難しいかもと思いましたが、
    よく調べてみると、
    温室栽培をしているところもあるそうです。

    思い切って、
    お客さまの家を温室にすることにしました。

    室内の温度と明るさを保つため、
    エアコン、照明、スポットライトを設置。
    床には収穫用のバケツ。
    そして、カカオ豆を焙煎するためのガスレンジ。
    (チョコをつくる過程で焙煎します)

    庭には、チョコレートフォンデュや、
    チョコレートケーキなどをふんだんに並べ、
    その中心に、憩いのソファを用意しました。
    カウチポテトならぬカウチチョコです。


    栽培がうまくいったら、
    こうやって、チョコを好きなだけ料理して
    食べられます。

    そのハッピーなイメージを維持したまま、
    カカオの栽培に励んでいただきたい、
    そんなふうに考えたのです。

    寒い地域を選んで大正解でした。
    庭にチョコを置いていますが、
    しんしんと降る雪が
    保冷剤としての役割をも
    果たしてくれるんです。

    完成した家をみたお客さまは
    予想以上に喜んでくださいました。
    にこにこしながら、
    カカオをフライパンで
    焙煎しはじめたのです。
    そのときのお客さまの
    嬉しそうな顔が忘れられません。

    部屋中に充満する幸せの香り。
    ちなみに、
    カカオの学名はテオブロマ・カカオ。
    ギリシャ語で「神様の食べ物」
    っていいます。
    (ギリシャ村にも植えようかしら)

    インテリアコーディネーターになって
    よかったなぁと思う瞬間でした。

    (日報より)

    2015/08/28 00:00

  • 最初のお客様

    はじめる前は、同じお題で
    同じようなアイテムを使って
    お部屋を飾るのだから、
    きっとみんな似てる部屋になるだろう、
    と予想していたら、違うものですねえ。
    がぜん、やる気になってきました。

    さて、最初の仕事は、
    読書好きのお客様のためのお部屋でした。

    私が思う理想の読書環境といえば、
    必要なものが手をのばす範囲に、
    すべてそろっていて
    読書に集中できる環境です。

    のどがかわいたり、
    おなかがすいたときも、
    台所まで行かずにすみ、
    立ち上がるのはトイレのときくらい。
    ソファでごろごろ、ベッドでごろごろ、
    眠くなったら、
    本をぱたっと閉じて寝落ちするという‥‥
    ああ、これこそが理想です。
    ゲームをやるときの理想環境でもあります。

    実際、若かりし頃は、連休ともなれば、
    手をのばせば必要なものに届く状態で、
    徹夜でゲームをやっておりました。
    コントローラーを持ったまま
    寝落ちすることもよくありました。
    (セーブしてないと、しょんぼりです)
    自己最高記録の32時間連続プレイをしたときは、
    ポテチとコップとペットボトルを脇に置いて、
    トイレのとき以外は
    ずぅーっと座ってました。
    いま考えると、ちょっと不健康ですね。
    「30分に1回くらい、立ち上がろう。」と
    あの頃の自分に伝えたいです。

    2015/08/27 16:31

『とびだせ どうぶつの森』とは?

どうぶつたちの暮らす森の一員となって、毎日、たのしく過ごします。じぶんの部屋を広くしたり、家具をそろえたり、着替えたり、釣りをしたり、化石を掘ったり、おしゃべりしたり、ほかの人の住む村に電車で遊びに行ったり‥‥。1年365日、リアルタイムに時間が流れるなかで、のんびり過ごすもよし、目的に向かってがんばるもよし。ニンテンドー3DS用ソフトとして2012年に発売されて以降、長く売れ続けているゲームです。

とびだせ どうぶつの森

発売日:2012年11月8日
希望小売価格:4,571円(税別)
プレイ人数:1人(通信プレイ時2〜4人)