• ギリシャ村横断ウルトラクイズ

    最近、ほかの村の村長たちと
    村であそんでいないので、
    ふとクイズ大会でもやろうと
    思いたちました。


    名づけて、
    「ギリシャ村横断ウルトラクイズ」!


    「ギリシャ(村)へ、行きたいかー!」
    が合言葉の、
    ギリシャ村にまつわるクイズです。


    さっそく招待状を送ったところ、
    3人の村長
    が、
    わがギリシャ村にやってきました。


    まずは第1会場の広場へ。
    夜でしたが、スタジアムライトが明るくて
    いい感じです。


    ここに、「◯」と「×」のパネルを
    あらかじめ敷いておきました。


    そして、みんなのやる気をだすために、
    あらかじめ埋めていた
    賞品を見せるところから
    スタートしました。

    賞品は‥‥
    優勝者に10000ベル!

    落ち着きがなく、
    あちこちに動きまくるみんなを
    どうにか誘導し、クイズ開始。
    1問正解するごとに1ポイント!


    第1問!
    ここギリシャ村で、かえるのサムが
    よく使っている言葉「ヤーサス!」は、
    ギリシャ語で「ありがとう」である。
    ◯か×か。
    どちらかに移動してもらいます。

    (こたえは×! ヤーサスは「こんにちは」です)


    第2問!
    ギリシャ料理には、卵とレモンのスープ、
    「アヴゴレモノスープ」がある。
    ◯か×か。

    (こたえは◯! 上手につくると美味しいです。)


    まぁ、ここはギリシャ村なんで、
    よろこんでいるのは私だけという
    勝手なギリシャクイズばかりですが、
    こんな感じで進みます。


    そして、ここで、会場を移動!

    第2会場は、私の家です。
    じつは、このクイズのために、
    室内にあった家具をすべて外に出し、
    ウルトラクイズ風にしつらえておいたのです。
    なぜか自由の女神像もあります。


    第3〜4問は長くなるので省略しますが、
    村長宅の2階に置いてある、
    ギリシャの至宝
    「ミロのヴィーナス」がほんものか
    どうかを当てるクイズなどを行いました。

    途中、すなお村長が、
    「×」側にいたのに、こたえを聞いた後で
    「◯」側にいくなど、反則行為をして
    イエローカード!

    場が盛り上がってきました。

    最終の第5問は、◯×クイズではなく、
    体をつかうゲームにしました。
    広場には、あらかじめ地面に埋めておいた、
    たくさんのアイテムが眠っています。

    このなかから「ハチの巣」を
    いちばんに掘り当てて持ってきた人に、
    3ポイントを与えます。
    (なぜハチの巣かというと、
    ギリシャは蜂蜜が名産なのです)

    我こそは、と穴を掘って
    ハチの巣を探すみんなの姿は、
    まるで古代ギリシャオリンピックの猛者。
    主催者兼司会者として、
    とても見応えがありました。

    そして、優勝は‥‥のりこ村長

    賞金10000ベルのほか、
    副賞として、
    第5問で掘り当てた
    アイテムをプレゼントしました。
    ほかのみんなにも参加賞として
    掘り出したアイテムをあげました。

    最下位は‥‥カピ村長

    カピ村長には、罰ゲームとして、
    セーラー服とスカートをはいて
    1ヵ月生活してもらいます。

    (女性メンバーが負けたら、あの
    いわくつきのひよこノースリーブ
    着てもらう予定でした)

    さいごに、いつものクラブで踊って
    終了〜〜!

    初開催の
    ギリシャ村横断ウルトラクイズは
    ぶじに幕をとじました。


    「ギリシャへ行きたいか〜〜!」

    このフレーズを言うのが
    気持ちよかったので、
    またウルトラクイズをやろうと思います。

    2015/09/25 21:44

  • 招待状が届きました。

    ギリシャ村の
    あさみ村長こと
    より
    こんなメールが届きました。

    「もちもの:スコップ
     出題数:5問
     所要時間:30分 途中棄権可

     賞品があるので、手荷物をいっぱいにせず、
     なるべく身軽で来てください。

     まってま〜す
     ギリシャ村村長より」

    添付されていた画像も
    あわせてご覧ください。
    いったいなにが起きるのだろう〜・・・!?

    2015/09/25 18:58

  • オリバーの部屋

    村長をやっているほうの村の住人、
    オリバーの姿を見かけました。
    ここでの立場は村長ではなく平社員なのですが、
    やっぱり、自分の村の住人の依頼は率先して受けたいものです。

    オリバーといえば、部屋が銭湯のよう
    なかなかイカした趣味を持った住人なのですが、
    ここでもなかなか思い切った依頼をしてきてくれました。

    「適度に散らかった部屋」だそうです。

    ですが、いざコーディネートするときになってみると、
    「漢(オトコ)の汚部屋(おべや)」と
    なっているるではないですか。

    ぜんぜん違うよ!
    「適度に散らかった部屋」と
    「汚部屋」はぜんぜんちがうでしょ!
    汚部屋ね? 汚部屋でいいんだね?
    もう後戻りできないよ。
    (なんか家もダンボールで出来てるな‥‥)

    どうだ!
    思い切り散らかしてやったぜ!
    床に書類が散乱した寝室、
    食べかけのピザが机に置きっぱなしの
    リビング・ダイニング。
    もちろん、家具は「だらしないシリーズ」でまとめました。
    われながらなかなか汚くできたと思います。

    そして庭は、ゴミだらけでラフレシアが咲き、
    ダンボールの家具をならべ、ここでも書類を散乱させました。

    うーん‥‥もっとできた気がするな。
    まだまだだったかなと少し公開が残るものの、
    「適度に散らかった部屋」とも言っていたし、
    まぁ、いいか。

    2015/09/25 13:50

  • わけあり?なメルボルンさん。

    ひさしぶりに森に帰ったら、
    ワニのアルベルトが熱を出していました。

    いま季節の変わり目だし、
    きっと風邪をひいちゃったんでしょう。

    そう思って見渡すと、
    アルベルトの部屋には、ベッドが2つ。
    シンプルなベッドと、バルーンベッド。
    どちらも掛け布団がありません。

    もうお彼岸だというのに
    掛け布団なしで寝ているの?
    そりゃ〜風邪もひいちゃうよ。

    かわいそうなので、
    薬を買いに商店街へ向かいました。


    すると、なんということでしょう。
    商店街の入り口で、見覚えのある傘が
    目に入りました。
    わー、あなたは、まさか‥‥メルボルンさん!
    そう、コアラのメルボルンさんです!!

    都会に憧れ、ギリシャ村を出て、
    シェフ村長がいる
    ゴージャスな大都会・みつぼし村に引越していった
    メルボルンさんです!
    引っ越し初日に、村で覚えたギリシャ語を捨て、
    「キラリ」とかいう都会語をつかいはじめた
    メルボルンさんです。

    その後、メルボルンさんは、
    みつぼし村から出ていったと聞きました。

    テーブルが25万ベルもするような
    バブリーなみつぼし村の暮らしは、
    やはりキツかったのかしら‥‥。

    こんどはどこに行ったのかと
    心配していたのです。
    でも、元気そうでよかったです。

    メルボルンさんたら、
    「この商店街はにぎやかでいいですね」
    なんて言います。

    にぎやかでいいですね‥‥って。
    ここは、デパートどころか、
    商品が全く売れずに
    ホコリかぶっているような
    スーパーしかありませんよ?
    (まめきちゴメン‥‥でも
    ほんとのことだから‥‥)

    メルボルンさん、いま、いったい、
    どんなところに住んでいるの?
    まさかスーパーもないようなところ?

    戻ってきたいのかも‥‥。

    「戻ってきたら?」と誘ったのですが、
    それには答えてくれませんでした。


    なにかわけありなのかしら。
    私は傘もささず、
    (いや持っていないんだけど)
    その場にしばらく
    立ちすくんでしまいました。

    メルボルンさん、
    いつでも戻ってきて
    いいからね〜!

    2015/09/24 18:04

  • ゲームと「ことば」。

    言い訳のように考えはじめたことが
    意外な方向へ広がっていったので書いてみます。

    『どうぶつの森』と
    『ハッピーホームデザイナー』を
    相変わらずのんびりプレイしてはいるのですが、
    ここにひょいひょいと投稿できずにいて、
    いつものごとく、多忙は怠惰の隠れ蓑、と
    反省したりしていたのですが‥‥。

    しかし、なんとなく、
    書く時間がとれないというだけじゃないよなぁ
    という気もしていました。
    だって、日々、ちょっとずつだけど、
    ゲームには触っていたりする。
    短い感想すら書けないのかといったら
    まぁ、そんなことはないわけです。
    それを職務としてとらえたら
    サボってんなよ、ということになるのですが、
    どうも、その当然の指摘の向こう側に、
    なにか、いつもと違う、
    いえ、厳密にいえば、
    以前から存在はしていたものの
    最近認識できるようになってきた
    ある「傾向」のようなものがあるなぁ、
    とぼくは感じていました。

    抽象的な言い回しを続けてしまって恐縮ですが、
    つまり、ぼくはこう感じるのです。
    ゲームで遊ぶことを「ことば」にすることが、
    なんだか少し負荷のかかることに
    なっているのではないだろうか。
    あまり自然ではないことというか、
    やろうとしてわざわざやらなければならないこと、
    というような。

    ぼくが年齢を重ねて、
    以前よりゲームに割く時間が
    圧倒的に少なくなったということはあるでしょう。
    同じ理由で、ぼくのまわりにゲームについての
    体験を共有する人が減ってしまって、
    おしゃべりする必要がなくなった、
    ということもあると思います。

    それはそれで、要因としてたしかにある。
    しかし、自分の側ではなく、
    ゲームのほうにも、
    なにか要因があるように思うのです。

    それは、『どうぶつの森』シリーズにかぎらず、
    もっと大きな、ゲーム全体についての印象です。
    ゲーム全体が向かっている方向、というのかな。
    あらかじめ書いておきますが、
    よいとか悪いとか、そういうことじゃなくて。

    かつてゲームは娯楽として異物で
    人々は戸惑ったり熱狂したりしました。
    ゲームに限らず、新しい娯楽というのは
    そういうものなのだと思います。
    あるとき世界にぽっかりと新しい遊び場が生じ、
    人々はそこで新しい遊びに興奮して
    時間やお金を悔いなくつぎ込む。
    つくり手は受け手のその熱気を受けながら
    寸暇を惜しんで制作し、胸を張って披露する。
    それに刺激されたつくり手がまたつくり、
    実験し、わがままを言い、組み合わせ、
    その手があったか! というようなものが発見され、
    仕組みや外枠がそれにつられて
    相乗的に大きくなっていく。
    広場は新しい遊びに満ちて、
    そこにどんどん新しい人が流れ込み、
    魅了された人どうしで語り合ったり、
    広場の外側にいる人たちと口論したりする。
    そう、そういうときには、
    「ことば」がたくさん生まれる。

    もしも、時代の経過とともに
    そういった構造がただ縮小すれば、
    「衰退する娯楽」として、
    つくられるものの規模や作品数や
    遊び手の数がだんだん少なくなっていって、
    語られる「ことば」がマニアックになっていく‥‥
    そういうふうになったと思うのです。
    (実際、ゲームのある部分は
     そうなっていると思う)

    しかし、ゲームという娯楽は、衰退していない。
    携帯ゲーム機がスペックがあがって
    時間や場所を選ばず高品質なソフトが
    遊べるようになったことや、
    スマートフォンという
    圧倒的なプラットフォームが
    世界にくまなく普及したことなどがあり、
    ゲームで遊ぶということを体験する人は
    これまで以上に増えていると思う。

    あらためて言うまでもないけれど、
    ゲームのありかたというのは、ずいぶん変わった。
    さきほどの遊び場の例でいえば、
    優秀なつくり手が磨き上げた新しい遊びが
    広場に登場してみんながそれに徹夜で没頭する、
    というようなことはかなり少なくなった。

    ゲームはダウンロードされ、追加配信され、
    気軽に無料で試すことができて、
    はじめることもやめることも簡単で、
    説明書を熟読しなくても理解することができ、
    少しの時間にもパッとその世界に入れるような
    「時間的に優秀なもの」が
    だんだんと主流になっていった。

    いわば、ゲームは、生活に溶けていった。
    それは、おかしな言い方だけれど、
    「ゲーム自体」が選んだ変質なのだと思う。

    もちろんそうではないゲームも依然あるけれど、
    全体の「傾向」としていえば、
    新しくつくられるゲームはぼくらの毎日に
    無理なく馴染むことを前提にする。
    水みたいに。呼吸みたいに。街並みみたいに。

    だからじゃないかな、と思ったんです。

    つまり、そういったものは、
    なかなか「ことば」にしづらい。
    ただ享受する、というほうが自然で
    わざわざ「ことば」にするには
    少し「よいしょ」という負荷がかかる。

    椎名林檎さんの歌に
    「時の流れと空の色に何も望みはしない様に」
    というフレーズがあるけれど、
    水や、呼吸や、街並みを
    わざわざ「ことば」にするには、
    なんというか、題目や専門性が要ると思う。

    ぼくは10年以上前に
    ゲーム雑誌の編集部に勤めていて、
    その意味ではゲームの体験を
    「ことば」にするのが仕事だった。
    そして、仕事であることを遥かに超えて、
    当時のゲームは「ことば」にされる必然性があった。
    同じ意味で異物だったし、特殊だったし、
    ある種、生活を切り離してその世界へ
    ざぶんと飛び込む必要があった。

    たまたまそういった
    激しい「ことばの時代」を知っているからこそ、
    いまの、生活に溶けているゲームとの間に
    ちょっとしたギャップを感じるのかもしれない。

    もう一度念を押しますが、
    どちらがよかったとかそういうことじゃないし、
    いまはいまで、ばりばりと「ことば」にするべき
    激しい新しさを持つゲームが
    きっと生まれてもいるのでしょう。
    それを詳しく知らない自分が
    ちょっと残念ではあります。

    しかし、あれだなぁ、
    ゲームが「ことば」にしづらくなってるかも、
    と思ったから書きはじめたのだけれど、
    ゲームが「ことば」にしづらくなっている
    ということ自体については、
    これこのように延々と
    長く書くことができるのだなぁ。

    あと、あれだね、
    インターネットをさがせば
    ゲームの明解な答えや詳細なデータが
    ぽんと見つかるというのも
    「ことば」を遠ざけている要因かもしれない。
    あ、まだ書くか、オレ。

    2015/09/21 11:53

  • エジプト一丁!

    前回、飲み会の記憶がなかったことが
    たいへんショックで、
    同僚に化かされてるのではないかと
    悩んでまったく仕事が進みませんでした。

    まあ、この会社の社長は、たぬきだし、
    さもありなんとおもいまして、
    いろいろな疑問はさておき、
    働こうとおもって、今日から復帰しました。

    早速いらしたお客様は、
    ナイルさん。
    我々のなかでナイルさんといえば、
    銀座のカレーやさんのナイルさんだけど、
    ここのナイルさんは、
    ばっちりツタンカーメン風情。
    (あ! カレーやさん、インドなのにナイル!
     なんで?)
    しかも、口癖はクフフ。
    クフフ。

    まず土地はエジプトなので乾いている必要があります。
    椰子の木があってドライなエリアをチョイス。
    そして、崖下の立地は、
    王家の谷をイメージしております。
    ここまではパーフェクトです。

    で、庭にピラミッドと
    スフインクスを配置いたしまして、
    お部屋はヒエログリフ祭りです。
    ベッドが必要かとおもったけど、
    そこは、チミ!
    棺がベッドじゃよ。
    彼女がいるかいないか聞かなかったけど、
    ダブル棺。
    玉座もご用意いたしまして、
    へい、おまち! 一丁あがり!

    完璧な仕事ぶり!
    我ながら、素早く完璧。

    しかしながら、ねんのため翌日に
    ナイルさんのゴキゲンをお伺いに
    家まで出向きました。
    棺の寝心地がわるくて、
    「やっぱりベッドに」というような
    リクエストがあるかもしれません。
    私だったら、棺で安眠ができるとは思えないので。

    ピンポーン!
    まいど、たぬきハウジングっすー。
    すみごこちいかがっすかー!

    なんと、ナイルさん、
    ご挨拶にきただけと申し上げましたら、
    たいへんよろこんでくれていて
    さらに、「この部屋、好きよ」とまで!

    というか、ナイルさん!
    男性かとおもっていたら、女性だった!
    こりゃ失礼しました!

    2015/09/15 14:51

  • 音楽ホールができました

    いそがしさにかまけて、
    更新がすっかりとどこおっちゃいました。
    すみません。
    でも「どうぶつの森」がおもしろいのは
    そういう忙しいときでも、
    ほんのちょっとでも「村に行こうかな」と
    思ったりすることです。
    実家に帰るには1時間以上かかるけど、
    みつぼし村なら、5分以内に帰れますから。

    みつぼし村には「キッズ」さんという
    パンキッシュなメイクをしたカンガルー母子が
    引っ越してきました。
    一気に住人がふたり増えました。
    こどもが外に出て歩いてるのは見たことないけど。
    このところ村の管理があまりできていないので
    花が枯れたりもしていますが、
    みんなあんまりキリキリせずに
    のんびりやってます。

    ハッピーホームデザイナーのほうは、
    「音楽ホール」ができましたよ。
    ホールというからには、
    こけら落としにオーケストラを揃えよう!
    と思っていたんですけれど、
    あんがい、コンパクトな場所で、
    楽器を詰め込んだら客席がなくなっちゃいそう。
    どうしよっかなと考えて、
    そうだ、この夏に、矢野顕子さんの
    ブルーノート公演を観た!
    あれは、ドラムとベースとピアノという
    トリオ編成だった、と思い出し、
    そんなふうにセッティングをしました。
    ステージにはなんとか
    ゲストにギタリストひとり呼べるくらいの
    余裕もできました。
    これで矢野さんのトリオの公演だ!

    ‥‥と、完成したホールに行ってみたら、
    リハらしきものをやってました。
    そして、かなりの迫力のある女性が中央に。
    えーっと、あなたは、矢野さん‥‥じゃないよね。
    アレサ・フランクリンみたいなど迫力。
    おなじ「あきこ」でも、和田さんのほうかも。
    ええと、お客さんがいっぱい入るといいですね。

    で、その、ステージに出ていた
    キャラの濃い女性ですが、
    「おさい」さんというかただとわかりました。
    ここが気に入ってくれたのでしょうか、
    旅暮らしをやめて、
    土地と家を買うことを決め、
    根をおろしてくださるとのこと。
    うれしいかぎりです。

    「おさい」さんは、
    空き地暮らしが長かったようで、
    コーディネートの要望も「空き地」。
    そう、彼女の原動力は、
    びんぼう時代の想い出なのでしょう。
    ハングリーなきもちを忘れないからこそ、
    迫力とかなしみのある音楽を
    つづけられているのかもしれません。
    得意なナンバーは和田アキ子の
    「コーラス・ガール」だと思います。

    ということで、
    部屋の中を空き地ふうにコーディネート。
    「おさい」さんは、じっと黙って
    目をつぶって、想い出にひたっておられました。
    ステージではラメ入りの黒いドレスでしたが
    プライベートではあんがいかわいい
    ワンピースをお召しになられていました。

    さらに、広い敷地は、駐車場と駐輪場として
    「小商い(こあきない)」ができるようにしました。
    まんがいち、音楽での実入りがすくなくても
    こっちでなんとかやっていけるようにという、
    わたくしのちいさな配慮でございます。
    ホールは空席が目立ったけど、
    駐車場も駐輪場も「満」でございました。

    2015/09/15 11:32

  • 飲食店をつくりました。

    公共施設づくり、第3弾は飲食店です。

    わたしには
    学校建設の大失敗という
    苦い経験があります。

    (ときどき学校を覗きにいくたびに、
    暗澹たる気持ちになります)

    そのため、第2弾の
    病院経営にはちょっと気合をいれました。

    そして第3弾は、
    「飲食店」をつくることにしました。

    では、さっそく完成した店内を
    ご覧ください。
    外観はたいへんメルヘンなんですけど‥‥
    室内は純和風です。

    めざしたのは、
    「天然温泉付き飲食店」です。
    だってね、ビールも食事も
    一番おいしく感じるのは、
    なんといっても、
    湯上がりではないでしょうか。

    というわけで、店内に、
    露天風呂とまではいきませんが、
    窓をオープンにできる浴槽を用意。
    どこかから汲み上げた
    天然温泉が源泉かけ流し状態です。

    お風呂あがりには
    フレッシュジュースを。
    レジの下は、洗濯乾燥機になっています。

    メニューは和定食。
    いまが旬の、脂ののったサンマも
    七輪で焼いてます。
    じゅわ〜〜っと香ばしいにおいが、
    室内にたちこめて、
    「は、早くビールを!!!」
    という気持ちになれることまちがいありません。

    最初におとずれたのは
    たぬきハウジングのみなさんでした。
    ホンマさん‥‥なぜウェイターを?

    1日1組限定のお店で、
    ファミリーでも
    社内研修でも使用可。
    お風呂はパーテーションで
    仕切られていますが、
    外国のスパ風に、水着も着用可です。

    翌日ものぞいたら、
    2組の夫婦が来ていて、
    たいへん盛り上がっていました。

    きょうは金曜だし、
    わたしも早く仕事を終わらせて
    ここに来たい‥‥。

    2015/09/11 18:10

  • 打ち上げ‥‥?

    ホテルも作り終わったし、
    お役所のしごとも完了。
    さて、これからは、
    日常が続くのだとおもって出社。

    デスクワークのタクミと
    朝のおしゃべりをしていると
    どうも昨日は
    ホテル完成の打ち上げがあったようだ。
    あったようだと書かざるをえないのは、
    打ち上げをした記憶が無いからである。
    飲み過ぎたか?
    飲み過ぎて記憶が飛ぶのは
    まあ‥‥よくあることだから
    細かいことは気にしないわけだが、
    まるっきり記憶がないとは‥‥。

    まあいいや。
    ???ばかりが頭にうかぶが、
    さっさと仕事しよう。
    なんですと?
    スピリチュアルな空間ですと?

    ふむ。
    では。
    まず、スピリチュアルな
    空間というようなことをおっしゃる方は
    将来的に、
    手相、星占い、なにか占い、
    というようなことで、
    お客様を家にお招きする
    可能性がありますので、
    さっさとそのお部屋も
    つくっておこうと思います。

    そして、広い部屋のほうは
    みんなで集まって降霊会が
    できるようなしつらえにしました。
    きっと文献も
    たくさんおもちでしょうから、
    本棚も作っておきます。

    なんか‥‥違うなと感じはしましたが、
    お客様きにいってくださったし、
    まあいいか。

    次!

    2015/09/09 20:39

  • 本気の「ごっこ」。

    『どうぶつの森』シリーズを遊んでいると、
    つい、本気になって考えてしまう。
    いや、おもしろいゲームを本気で遊ぶという
    ふつうのことではなくて、
    思考として日常的な真剣さで
    事に当たってしまう、ということである。
    夢の中で、とても不条理な状況なのに
    すごく真面目に考えて
    ふつうの受け答えをしてしまう、というのと近い。

    たとえば、「こどもがのびのび遊べる家」
    というようなことをリクエストされて
    ひとつひとつの家具を選んでいるときに、
    どうしても「これじゃ危ないな」
    という考えが頭から離れない。
    テーブルひとつ選ぶにしても、
    安定していて、角のないものを選んでしまう。
    この電気スタンドはかわいいけど、
    ひっくり返しちゃうだろ、という気持ちが消えない。
    花も飾りたいけど、危ないよなあ、
    せめて机の上に乗せて伝い歩きのときに
    手に届かないようにしようか、などと考えてしまう。

    良識のある常識人を気取りたいわけではない。
    むしろ、ゲームの中の要素をたのしむために、
    いろいろはっちゃけたい、という欲すらある。

    けれども、どうしても、思考がふつうである。
    「学校」をつくれ、といわれると、
    掲示物は目に見える場所に貼りたくなるし、
    イスを置くならイスを引くスペースを確保したいし、
    文字を書くときに手の影がじゃまにならないように
    黒板は窓に向かって教室の右側に据えたくなる。
    だから、いつも、仕上がりが「ふつう」だ。
    たまに突飛な部屋もつくってみようとするが、
    やっぱりいつもの「ふつう」に落ち着く。

    『ハッピーホームデザイナー』だけでなく、
    『どうぶつの森』シリーズ全般において、
    いつもぼくはこのあたりの
    「ふつう」と「突飛」を
    ゲームの序盤に何回か行き来したあと、
    やっぱり、どうしても、
    「ふつう」にしみじみとした喜びを感じて
    そちらを選ぶことになる。
    自分はこちらがいいのだ、と。
    それは、「シンプルで無難」というような
    デザインとしての「ふつう」ではなく、
    思考の筋道としての「ふつう」である。
    「ふつう」だから選ぶというよりも、
    違う道を目指すと「ムリ」をしなければならない。
    「ムリ」は心地よくない。

    けっきょく、ぼくは、どのゲームにおいても、
    「その世界にのめり込みたい」のである。
    その世界にのめり込むということは、
    「その世界のなかで
     本気で自分として振る舞う」
    ということであると思う。
    たとえば『MOTHER2』であれば
    裏庭に隕石が落ちてびっくりした少年として
    どう行動するだろうか、ということが軸となる。
    『ストII』であれば、気合いを入れれば
    両の手から波動のかたまりを打ち出すことができる
    努力の空手家としてそこに立っていたい。
    いや、笑い話みたいだけど、そうなのだ。
    だからこそ、マリオで予期せぬ奈落に落ちたときは
    お尻のあたりがヒヤッとしてしまうのだ。

    究極、それは、「ごっこ」であるのだろう。
    このゲームに限らず、ビデオゲームというのは
    だいたいぜんぶ「ごっこ」である。
    いや、ゲームに限らず、
    感情を移入してたのしむということでいえば、
    映画もマンガも小説もだいたいぜんぶ
    「ごっこ」としての側面を強く持っている。

    あらゆる「ごっこ」は、
    入口の垣根を跳び越えてそこへ入ったからには、
    本気で「ごっこ」をしないとおもしろくない。
    鬼ごっこは、本気で鬼に追いかけられている
    と思うからこそおもしろい。
    背後から、角を生やし、金棒を持ち、
    いくらはいても破れない虎のパンツをはいた‥‥
    いや、これは違うぞ、
    「鬼ごっこ」の「鬼」は
    「オニ」であって断じて「鬼」ではない。
    「鬼ごっこ」の「鬼」を
    日本マンガ昔ばなし風の「鬼」にした場合は、
    「ごっこ」の根本の世界観が変わってしまう。
    否! 「鬼ごっこ」の話をしたいわけではない。

    またやってしまったという感じで
    盛大に脱線しつつあるが、
    脱線ついでに寄り道して
    そこを経由しつつ本道を目指すとすると、
    ほぼ日刊イトイ新聞のコンテンツに、
    「気まぐれラジお」というものがある。
    これは、弊社の乗組員、山下とぼくが
    (あと、乱入してくる糸井重里が)
    ユーストリームの配信システムをつかって
    擬似的なラジオ風生中継をお届けするというもので
    ずばり、ページのド頭にも
    「ラジオごっこ」と名言してある。

    この企画を練り上げていく段階で、
    ぼくと山下はしばしば
    「ほんとにこれはラジオごっこだね」と話し、
    だとすれば、本気でラジオ風にすればするほど
    遊びとしてはおもしろくなると確認しあった。
    だから、合間に曲を流すようにしたし、
    メールを募集してそれを読み上げ、
    特別なステッカーをわざわざつくって、
    リスナーにプレゼントすることにした。
    あと、とくにコンテンツには表れてはいないけれど、
    じつはぼくらが放送室としてつかっている会議室は、
    生放送中、照明を蛍光灯から
    天井に吊すタイプのLEDライトに切り替えて、
    ラジオブース風にしている。
    そのLEDライトをどうしているかというと、
    放送前にわざわざぼくと山下が
    会議室の天井に取りつけているのである。
    なぜなら「ごっこは本気がおもしろい」からである。

    この「ラジオごっこ」に限らず、
    ほぼ日のコンテンツは、わりと多くのものが、
    構造として「ごっこ」を含むとぼくは思っている。
    もちろん、そのひとつひとつの「ごっこ」に
    本気で取り組むからこそ、
    お客さんに「ごっこ」を超えて
    おもしろがってもらえるのだと思う。

    余談の余談だけれども、
    つくるにしても、遊ぶにしても、
    「ごっこ」に「本気」で取り組むには、
    自分と同じ純度の「本気」を持った
    「ごっこ仲間」の存在が欠かせない。
    だって、「本気のごっこ」の最中に
    「所詮、ごっこじゃん?」という人が混ざると
    ややこしいし、娯楽の効率が落ちてしまう。

    さて、逸れた放物線をゆるやかにもどしながら
    もうひとつつけ加えるとすると、
    自分がなにかをはじめるときに、
    あるいは、そこに参加する人を集めるときに、
    「ごっこ」というのはとても都合がいい。
    いきなり本気で「野球の大会に出よう」というよりも
    「キャッチボールっておもしろいよ」と誘うほうが、
    言うほうも言われるほうも摩擦が少ない。
    同様に、『どうぶつの森』や
    『ハッピーホームデザイナー』も、
    入口で人々に呼びかけるときのテイストが
    「コミュニティ構築シミュレーション」
    というようなことではなく、
    「お店屋さんごっこ」だったり、
    「スタイリストごっこ」だったりするから、
    こんなにもたくさんの人が
    この世界に入り込んでいるのだと思う。
    (もっというと、
     「おもしろいゲームですよ!」という入口だって、
     ゲームをしない人にとっては高い敷居だ)

    つまり、入口や表層においては、
    「丁寧なごっこ」として振る舞い、
    いったん、「ごっこ」をはじめてからは、
    「本気」で取り組むことによって、
    本質的なおもしろさが深まっていく。
    いいゲームって、
    いつの時代も、どの規模のものも、
    そういうかたちをとっているんじゃないだろうか。

    ああ、すみません、長いですね。
    『どうぶつの森』や
    『ハッピーホームデザイナー』における、
    「いつもふつうなオレ」は
    「いつも本気」だからこそ、
    こうなっちゃうんだよなぁ、と思って、
    そのことを書こうとしただけなのです。

    あ、そういう意味では、今回、
    『どうぶつの森』の二度目のプレイを
    女性の自分としてはじめたというのは、
    ちょっとばかし反省点なんだよなぁ‥‥。

    それでは、また。
    今度はみじかく書きます。

    2015/09/09 18:00

『とびだせ どうぶつの森』とは?

どうぶつたちの暮らす森の一員となって、毎日、たのしく過ごします。じぶんの部屋を広くしたり、家具をそろえたり、着替えたり、釣りをしたり、化石を掘ったり、おしゃべりしたり、ほかの人の住む村に電車で遊びに行ったり‥‥。1年365日、リアルタイムに時間が流れるなかで、のんびり過ごすもよし、目的に向かってがんばるもよし。ニンテンドー3DS用ソフトとして2012年に発売されて以降、長く売れ続けているゲームです。

とびだせ どうぶつの森

発売日:2012年11月8日
希望小売価格:4,571円(税別)
プレイ人数:1人(通信プレイ時2〜4人)