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再会とお別れと模様替え。
森に復帰した日、ちょっと気がかりだったのが、
村民のアルベルトを見つけられなかったこと。
アルベルトは、「〜だよぉ」が口ぐせの、
かわいいワニの男の子。
女であるところの私に、
男子用トイレをくれたりするアルベルト。
私が誕生日プレゼントにあげたテレビを
速攻売り払ったりするアルベルト。
あぁ、アルベルトに会って癒やされたい。
そう思っていたら、いました!
前方からぽてぽてと歩いてきました!
久しぶり、アルベルト!
「もうちょっとで顔をわすれるところだったよぉ!」
(あぁ、そうだよね、長い間不在でごめん。)
「ぼくってこうみえても、わすれっぽいんだぁ〜」
(いや、そのとおりにみえるけど‥‥。)
いいなぁ。この独特の、ほわんとした感じ。
久しぶりに会えてうれしいです。
私が帰った日、反応はそれぞれで、
怒って心配してくれる村民、
寂しかったと伝えてくれる村民、
マイペースでやんなよ、と
おおらかに言ってくれる村民、
どんな言葉もそれぞれに思いやりがあって、
とてもうれしかったです。
さて、留守のあいだに大きく変わったことがありました。
つばめのツバクロが引越してしまっていたのです。
スポーツ好きな彼のリクエストで
スタジアムライトを建てたこともあったなぁ。
ツバクロは野球がやりたいのか、と思って、
ライトの周りの木をかたっぱしから切って、
広い原っぱを作ったのに、
ついぞ野球をやっている姿が見れなかったなぁ‥‥。
引っ越すことも知らず、お別れもできなかった。
ごめんなさい。
このライトをみるたび、ツバクロを思い出すよ。
どこかの村で元気でいてほしいです。
寂しい気持ちで歩いていたら、
茂り放題になってしまった竹藪のなかで、
らくだのローランを見かけました。
壁紙と床の模様替えをしてくれるローランです。
ローランの好みで部屋をコーディネートしてくれますが、
私はこのときもこのときも、
ローランの選んだチョイスに激しく抵抗してきました。
どうせ今回も気に入らないんだろうなぁ‥‥
と思ったのに、なぜかなぜか、
またまたお願いしてしまったんです。
すると、あれれ、なんということでしょう。
今回はちょっと‥‥良い、かも。
なんだかちょっとだけ、ギリシャっぽいような。
どこがどうとは言えないのですが、
現地でこんな雰囲気の部屋を
みたことがあります。
(ほんとはエーゲ海の島みたいに
部屋も真っ白なほうがよいのですが、
ただの白でいいなら、
ローランに頼まなくても‥‥という感じなので)
ちょっと気に入ったので、
しばらくこのまま行こうと思います。
お部屋が変わると気分も少し変わりますね。
みんながやりはじめてる
ハッピーホームデザイナー、
私もやってみようかな〜。