気仙沼のほぼ日便り

気仙沼さんま寄席のポスターが、
くんから送られてきましたーっ!

9月28日(土)の、前夜のお楽しみ独演会、
9月29日(日)の、第二回気仙沼さんま寄席、の
2枚のポスターです。

気仙沼にも地元プレイガイドがあるので、
ポスターをお渡しにいきました。

地元プレイガイドのみなさんは、
事前にお渡ししたチラシを
ラミネート加工したり、
「チケットあります」のポップをつけたりして、
独自に宣伝してくれていました。

プレイガイドの一つ、
宮脇書店(気仙沼本郷店)さんでは、
事前にお渡ししていた
A4サイズのチラシを引き延ばして、
大きなポスターを
自作してくださっていました。
本当にありがたいです‥‥。
私も、気仙沼のみなさんと一緒に、
さんま寄席を盛り上げて行きたいと思います!

チケットは、若干残っているところもあるそうです。
まだ、間に合いますので、
迷っている方はぜひ!

28日の独演会の詳細は
こちらのページをご覧ください。

9月になりました。
8月23日放送の「うまけりゃうれるべ市。」は、
ご覧いただけましたでしょうか?

なんと、まる2日間で、完売したんですよ!!
パチパチパチ!
やっぱり「うまけりゃ、うれるべ!」ってことですよ!
沢山の東北のうまいものが、買ってもらえた!
それだけで嬉しくて、泣けてきました。
そうだ、この嬉しさを、
気仙沼のほぼ日でもお伝えしよう
と思っていたら、
全然うれるべ市の写真が無かったです‥‥。
※これは、直前に行われたさんの
「別件」の取材の様子です。

というのも私は、進行担当だったので、
写真を撮ってないんです。

ですが、うれるべ市の様子は、
こちらのアーカイブで見る事ができますよ。
斉吉商店の和枝さん、
アンカーコーヒーの紀子さんが紹介する
おいしいものと、おいしい食べ方、
ほぼ日カロリーメイツの見事な食べっぷり、
そして私のおぼつかない司会進行など‥‥
良かったらご覧くださいねー!

去る8月18日、
気仙沼湾から9隻のサンマ船が出港していきました。
8月20日に大型船のサンマ漁が解禁になるので、
今年もサンマシーズンの幕開けです。

この日は気仙沼のおかみさんグループ
「気仙沼つばき会」のみなさんの呼びかけで、
なんと2000人以上の人があつまり、
盛大な出船送りとなりました。

つばき会は、うまけりゃうれるべ市
でもお世話になっている、
斉吉商店の和枝専務や、アンカーコーヒーの紀子専務、
それから「カッパに惚れた、牡蠣の一代さん。」の
コンテンツでも登場した一代さんも会員という、
頼もしい女性が集まった会です。

その会長をつとめるのが、一番上の写真左、
京染たかはしの女将の高橋和江さんです。
漁労長さんへの花束贈呈では、
盛大なお見送りに、なんだかすこし照れているような、
でもやっぱり嬉しそうな、良い雰囲気でした。

お見送りの音を演出するのは、
有志団体の太鼓の音、演歌ステージ、
そして、崎浜大漁唄い込みです。
目には船に飾られた鮮やかな大漁旗と
見送り用の福来旗(フライキ)がキラキラ映って、
港のショーを見ているようです。

「いってらっしゃ〜い!」の声があがると、
がんばってね、無事で帰ってきてねと
私も船員さんの家族のような気持ちで見送りました。

船の上からもやはり恥ずかしそうに手を振る船員さんが、
やけにかっこよく見えます。

サンマがたくさん水揚げされるようになったら、
いよいよ気仙沼さんま寄席ですね!
チケットも、まだ若干あるようですので、
お早めにお求めください!

8月になってようやく暑くなったと思ったら、
夜はちょっと涼しくなってきました。
気仙沼の夏は、短いなぁ〜と
しみじみ感じる今日この頃。

気仙沼の夏の風物詩、
気仙沼みなとまつりも、
大盛況のうちに終了しました。

みなとまつりは、2日間に渡って行われたのですが、
打ちばやしあり、踊りあり、
パレードに伝統芸能、音楽ステージ、
花火、縁日‥‥その他数えきれないほどイベントがあり、
盛りだくさんの内容でした。

初日は、2600名の人が参加したという
「はまらいんや踊り」を見に行きました。
大通りをうめつくすほどの踊り手さんは
どの方もみんな笑顔で楽しそうでした。

ちなみに「はまらいんや」とは、気仙沼の方言で、
「いっしょにやりましょう」というような意味です。
地元の会社や、団体だけでなく、
全国のボランティアのみなさんが一緒に踊っていました。
このはまらいんや踊り、
踊りの振り付けは基本はあるものの、
チームごとに自由な振り付けをしているそうで、
それぞれに個性があって、見ていて面白かったです。

一日中、どこからか祭りの音が聞こえてきたので、
なんだかずっとわくわくした気持ちが抜けず、
夜もなかなか寝付けませんでした。

祭りのフィナーレを飾る気仙沼内湾の打ちばやしは、
今年、3年ぶりに復活し、こどもから大人まで、
ずらりと並んで太鼓をうつ姿は圧巻で、
太鼓の音が心地良かったです。
それにしても、すごい人出でした。
気仙沼外からのお客さんもたくさんいたと思いますが、
とにかくみんな嬉しそうです。
こんなにたくさんの人の笑顔に触れたのは
ひさしぶりだったような気がします。

お祭りが終わってしまうと、
少し寂しい気持ちになりますけども、
9月には、いよいよ気仙沼さんま寄席が待っています!
ぜひ、たくさんの人に見に来てほしいです。
気仙沼の人たちはみんな、
遠くから誰かが遊びにきてくれるのを、
すごく楽しみに待っています。

岩手の陸前高田市で900年続くといわれる
「けんか七夕」というお祭りが行われたので、
見に行ってきました。

陸前高田は岩手、気仙沼は宮城ですが、隣町です。
車をちょっと走らせたら、
けんか七夕の会場につきました。
今は「奇跡の一本松」の近く、とも言えますが、
震災前には商店街があった気仙町が会場です。
ここには、八木澤商店の店舗もありました。

会場は楽しい夏祭りの雰囲気につつまれていました。
この辺りにすんでいた皆さんも集まって、
ようやく訪れた東北の短い夏を、
みんなで楽しんでいる感じがしました。

そもそもけんか七夕とは、
豪華に飾った山車を両側からひきあって、
山車からでた舵棒をぶつけ合うんです。

「けんか」の前には、
けんか七夕保存会会長から
「今年もみんな、よくがんばったな!」
と一言ご挨拶があり、みんなの顔が笑顔になります。
しみじみ、すばらしい一言だな〜と思いました。
でも、なんだか聞いた事があるな‥‥と
声のするほうを見上げると、
声の主は八木澤商店の河野会長でした。

会長の「よーい、はじめっ!」の合図でけんかはスタート。
ドーン! と、想像以上に激しい音で、
山車がぶつかり合い、わーっと歓声があがりました。

勝負の最中は山車の上にのった人が、
短冊飾りをバシバシ叩き付け合って、
戦いを盛り上げます。
その勢いで七夕飾りが折れたりしてましたが、
それもまた良しのアグレッシブなお祭りみたいです。

結局、最初にぶつかった勢いの強かった山車が
この勝負をおさめました。

みんなが楽しそうな顔をして、
ワイワイあつまっているのを見ると、
こっちまで嬉しくなってきますね。

※1枚目、2枚目の写真提供:斉藤道有さん

もう8月ですね!
まだ暑くなく、夏本番って感じがしない気仙沼です。

もうすぐ、気仙沼では気仙沼みなとまつりがあります。
会期は8月10日(土)、11日(日)です。
看板をたてているところを、
写真にとらせてもらいました。

市内では、ポスターが貼られているのをみかけたり、
お祭りの太鼓を練習する音が聞こえたり、
年に一度のお祭りとあって、
気仙沼の人たちは、大人も子どもも
わくわく準備を進めている感じがします。

ところで、先日第2回気仙沼さんま寄席
チケットが販売されました!
私は「前夜のおたのしみ独演会」のチケットを、
気仙沼のプレイガイドで販売してもらうべく、
各所へチケットを届けにいきました。
みなさん、ご協力ありがとうございました。

みなさんは、もうチケットゲットされましたか?
おかげさまで、初日からたくさんのみなさまに
お申し込みいただきましたが、
まだ、チケットはあるかもしれません。
お早めに〜ですよ!
身内だと言いづらいんですけど、
この寄席は良い事ばっかりなんですよ。
1、志の輔師匠の落語を聞けて、
2、おいしいご飯を食べられて、
3、地元の面白いひとたちとたくさん会えて、
4、元気になる!
5、そんなお客さん同士が友達になるくらい連帯感がある!
って、これは前回の実話で、
参加していた私の友人から聞きました。
今年も、楽しみにしててくださいね!

お知らせですよ〜!
気仙沼の酒造、角星さんが製造する
低アルコール純米吟醸酒、
「NAMIとUMI」が、発売されました!
現在角星さんのページで、購入することもできます。
これは地元紙の三陸新報に掲載されていた、
広告なんですけれども、
サイコーにかわいい!!

デザインは、先日ほぼ日で販売した
CACUMAでもおなじみの、
デザインユニットKIGIさんで、
今回の商品開発にあたって、
ほぼ日もすこし関わらせていただいています。

味は甘口で、すっきりした感じです。
実は私はお酒が苦手でほとんど飲めないのですが、
これはおいしくいただけました。
ちょっと大人になったみたいで嬉しいです。
(十分大人の年齢ですが‥‥)
きっと「とても飲みやすい」お酒なんだと思います。

ハッキリいいますけど、
こんなに可愛い日本酒、これまで見た事がなかったです!
ちなみに瓶にラベルが貼ってあるのではなく、
NAMIちゃんとUMIちゃんがプリントされています。
空き瓶もぜったいにとっておきたい、
って思いますよね〜。

このお酒が完成にいたるまでを、
ほぼ日でも取材をしておりまして、
近々ご紹介することになると思います。
お楽しみに!
ちなみに、気仙沼の下記店舗でお取り扱いがあるそうです。
数量限定なのでなかったらごめんなさいですが、
要チェックですよ〜!
イオン気仙沼店
マイヤ気仙沼バイパス店
さかなの駅
・サイシン 魚市場前店
・成澤商店
・倉元
すがとよ酒店 魚町店
・田畑酒店
・クリエみうら階上店
道の駅大谷海岸 大谷はまなすステーション
デイリーポート新鮮館
グリーンアイランドおおしま
休暇村気仙沼大島
・吉野屋酒店
・本間屋酒店
リアスの国から
・角星 直販課
(・角星オンラインショップ

気仙沼のほぼ日の新プロジェクト、ツリーハウス計画(仮)
調査のため、また山の方に向かいました。

地元のみなさんにご協力いただいて、
山のさらに奥へと分け入ります。

今回は、ツナギと長靴で準備万端! と
勇んで山に入ってったものの、
夏草が生い茂る山では、
ちょっと装備が足りず、虫にさされたり、草でかぶれたり‥‥
次回はカマと軍手、
虫除けスプレーも持っていこうと思いました。

探すのはもちろん、ツリーハウスに向くような木ですが、
雰囲気が良かったり、面白いものがあったり、
気持ちのよい景色がひろがっている場所も
チェックしています。

仕事といいつつ、森林浴にもなっているので、
どんどん健康的になっている気がしています。
ちょっと山を歩いただけで、
筋肉痛になってしまうひ弱な私の体‥‥。
引き続き、調査兼トレーニングを続けたいと思います!

先日、東京のほぼ日メンバーが
気仙沼にやってきました。
思えば、3月ぶりかもしれません。
東京に行く機会があったので、あってはいましたが、
みんなと気仙沼で会うのは
ひさしぶりだな〜って感じです。

今回は、ツリーハウスを作るための場所を探すため、
気仙沼の山のほうの、
いろんな場所を見学してきました。
遠くない未来でこのことを紹介すると思うので、
詳細については少々おまちくださいませ!

ところで、今回行った山の方は、
どこも、面白いところばっかりで、
山の中を歩いただけで、
身体に良さそうな感じがしました。
が「浄土みたい!」と言うくらい、
心があらわれるような気がしました。

どうしても気仙沼というと、
海のことが中心になるので、
私としては、山を応援したくなりますが、
海も山もすぐそばにあるので、
どっちも楽しめばいいじゃないかとも思っています。

正直言って、これまでは、
いい感じの木があって、いい雰囲気で、
ここにツリーハウスができるぞ! と思える場所が、
ほんとにあるのかなーと、半信半疑でした。
でも、そんな場所が、あったんです!
今回、ていねいに案内をしてくださった、
気仙沼市役所のみなさんのおかげです。
みなさんどうぞ、
これからもよろしくお願いしますねー!

先日、斉吉商店さんで行われた、
「びんちょうマグロのオリーブオイル漬け」の
ワークショップに参加しました。

今回のワークショップは、
斉吉商店の長男・吉太郎さん、
次男・啓志郎さんの兄弟コンビが仕切っております。
未来の斉吉を担う、若手の二人ですよ〜。

材料は、ふつうにお刺身としても
おいしそうなお魚を使います。
これを、まず、塩とハーブのフェンネルを
入れたお湯で茹でます。
お湯の塩分濃度は3%。
「海水と同じくらい」が目安とのことです。
中まで火を通したら、表面をさっと焼き、
煮沸消毒したビンに詰めていきます。

そして、ハーブ、レモン、オレンジ、
にんにくスライスや、ブラックペッパーを、
お好みで入れ、風味づけをします。

もちろん、このマグロも美味しいんですけど、
マグロのおいしさがしみ込んだまわりのオイルも、
いろんな料理に使えておいしいと聞いて、
私はオイルが多めに入るようにと、
マグロを少なめにしました。

おかげで「見た目が一番キレイ」と
みんなに褒められました。
ひそかに「これはうまくいった」と思っていたので、
嬉しかったです。

瓶にオイルを充填すると、
高級感といいますか、美味しそうな感じが
いっきに増しますね。
みんなが作った物を並べてみたら、
結局はどれも美味しそうでした。

おいしさがしみ込むのをまって、
食べる事にしようと思います。

斉吉商店さんでは、定期的に
こんなワークショップを行っていくそうです。
きっとどれも「おいしい」ワークショップだと思います。
チャンスがあったらぜひご参加くださいね。