2022.3.10→3.13 ほぼ日編集部いま気仙沼にいます。気仙沼から、テキスト中継!

sugano

どうすればいいか考えよう

2022/03/11 18:52
気仙沼ニッティングのたまちゃんに
インタビューしています。

たまちゃんは、
気仙沼ニッティングの社長をずっと、
つとめてきましたが、
コロナなどのたいへんなことがあったとき、
ああどうしよう、とうろたえることは
ないのでしょうか。

「コロナがはじまったときに、
『これはワクチンができるまで
1〜2年つづくかもしれない。
でも裏を返せば、永遠につづくわけではない。
ちょっと長めに見てコロナが2〜3年続くとして、
それをやり過ごせるように、
作り方や売り方を考えよう』と
思いました」

なるほど。

「編み手さんたちの仕事のしかたや、
お客さんへの届け方を考えて
いろんなしくみを変えてしまってからは、
『いいものをつくる』ことに
集中するようにしました。
人間って、そんなに
たくさんのことは考えられないから。

だから
『コロナ禍ならではの売れるものを考えよう』
とはしなかったんです。
ずっと、いつものように、
こつこつとニットを編んでいました」