「例のカバーにつくんだよー」と
謎の言葉を残し、席に戻ってテキパキと
一定の長さにしては切り、
一定の長さにしては切り、
を繰り返す。

その様子を見守る。
手伝えることはありません。
できることといえば、
笑顔でいることでしょうか。

そのことにを悟ったは
笑みを送ります。
「さくらちゃん、がんばれ！」と。

そんなことはおかまいなしにさくらちゃんは
テキパキと糸を一定の長さに切ります。


「はっはっは」