向井万起男さんの シェイクスピア愛あふれる2時間の 講義がさきほど終わりました。
中学のときに初めて読んで以来、 いろんなところで向井さんに 「ひっかかり」と「こだわり」と、 人生の教えを与えてくれた シェイクスピア。
なかでも、日本語でも英語でも 何百回と読み返した作品『オセロー』は、 向井さんにとって特別な作品です。 主人公が黒人であることは、 いったい何を意味するのか? 『オセロー』が悲劇ではなく、 悲しい恋物語であるという解釈の根拠。
書きたいことは山ほどあるのですが、 とても短く書ききれないので、 夏ごろにはじまる オンラインクラスで講義の全容を 見て、聞いていただきたいと思います。
ところで今日の特別ゲストは シアターカンパニー・ カクシンハンの岩崎MARK雄大さん。 向井さんの要望を受けて、 向井さんが望むオセロー像を 鮮やかに描き出してくださいました。
某大演出家による某有名俳優の演技より、 ずっと私の好みでした、と 向井さんもうれしそうでした。 |