毎週土曜日はレビューの日!
・・・ということで、「ほぼ日」に登場した
あんな言葉やこんな言葉を、ご紹介します。
興味があったら、モトのページも読んでね。
今週は、3つの力強い言葉を、お届けです!
「2003年の今年で、5周年を迎えます。
ほんとに、いままでつき合ってくれて
ありがとう、です。
よくつぶれずに、
ここまで来たという気持ちもあります。
どっちにしても、
たいへんうれしいめでたいことです。
こんなうれしい5周年に、
ぼくらが何もしないはずはない!
『ほぼ日創刊5周年記念』の
各イベントには、
総合テーマがあります。
『最良のふつう(BEST STANDARD)』
を求めて。
というものです。
『最良のふつう』というのは、
米やら野菜やら、肉やら魚やらという
基本の素材を厳選した
『うちごはん』のイメージです。
外食のごちそうではなく、
ほんとにおいしくて飽きない
朝ごはんのようなものだと
思ってくれれば、いいかも。
やや大人っぽくなって、
しかも暴挙もあったりする
5歳の『ほぼ日』を、
どうぞ、どうぞよろしくお願いいたします」
(※「ほぼ日創刊5周年のいろいろな動き」を、
糸井重里みずからが静かに語った文章)
「自分が考えたお話を、
人にできるだけ上手に伝えて、
それがちょっとでも喜んでもらえたり
びっくりしてもらえたり、
褒めてもらえたりすると、
いい仕事だなって思うようになってきて。
最初のうち何年間かは、
私、ぜんぜん売れない作家でしたから。
なかなか仕事が辞められなかったんで、
体力的にちょっと辛かったりして。
でも、書くのが楽しいなって思い始めたら
やっぱり、取り組みかたが変わってきて。
「やっぱり本気でやらなきゃいけない」
っていうふうに考えるようになって。
それで、いい成果がともなってくると、
ますますうれしいっていう
循環が始まったんです。
お金出して買ってもらって、
時間を割いて読んでもらうわけです。
通勤や通学の電車の中で、
『あ、もうちょっと読んでたいけど
着いちゃった』
っていうふうに思ってもらえるように、
なるべく書きたい。
もちろん、そういう仕事である以上、
それを誠実にやるしかありませんし。
それがいちばんの目標だっていうふうに
シンプルに見えてるっていうのは、
すごく幸せなことだとも思いますから。
それで、できたら、
それを人に勧めたりとかして
共有してもらえるような楽しさを
提供することができれば、
これ以上の仕事はないな、
と思うんですけど」
(※「小説をつくる、ゲームをつくる」にて、
宮部みゆきさんが、仕事観を語ったところ)
「待ち合わせ場所につくの、
一番だね、たいてい。
なぜかというと、信念かなぁ…。
あのさぁ、たとえば借りたお金って
返せるじゃん。
たいてい『もの』って
なんとか返せるじゃん。
返せないのって、時間と気持ちじゃん。
だけど気持ちってのも、
ほとんど難しいけど
なんとかなることも
あるっちゃ、あるじゃん。
…時間は無理なんだよね。
だから、MAYA MAXXは
時間に遅れるのは嫌なんだよね。
相手の時間を奪ってるみたいでさ」
(※「世界よわいの会議」の5月8日で、
時間についての信念が語られたところ)
今週は、「信念」がにじみでた、
それぞれの仕事観や対人関係観さえも
すきとおる言葉を、ご紹介いたしました。
宮部みゆきさんの対談は、
好評のなかで、終了いたしましたが、
「謙虚で丁寧な毎日の積み重ねが、
長編小説になったのだなぁ」
と、驚かれたかたも、多かったのでは?
MAYA MAXXさんも、たまにこういう、
「おー、しぶい!」というコメントがあり、
ソブエさんの人間観も含め、よわいの会議、
今後も、目が離せないおもしろさなんです!
●【今日は、ヤキオが登場!】
「南大門に行ってきましたよ!」
というお声を多数いただき、
ありがとうございます!
私もこのコンテンツを始めてから、
ランチで焼き肉を食べて、
みんなにクサイクサイと
怒られてしまうようになり、
乗組員スガノは、GWに、
つい河口湖まで、おいしい焼き肉を
食べに行ってしまったという
その気になりぶりです。
おいしいものの話って、
伝染しちゃいますよね!
今日は、お店で取材したときに、
一緒に話をしてくださった、
ヤキコの旦那さん
「ヤキオさん」を、
ちらりとご紹介しまーす。
テッチャンは
トングで混ぜながら焼くのがミソ。
ここだけの話、
ヤキオさんは、昔、
カラオケボックスで流れる
ビデオに出演する
アルバイトをしていて、
梅沢富美男の「夢芝居」にも
登場したことがあるという男前さん。
「ほぼ日」の「あきんどゴコロ」を
「あれ、役に立つよなあ!!」と
おっしゃってくださってました。
今日は、男前さんと焼き肉という
この上ないとりあわせを、
お楽しみいただきました。
来週の連載も、どうぞご期待くださいねー!
(通天閣あかり)
●【onlyでlonelyでおめでとう!】
いつもたくさんの投票を
ありがとうございますぅ!
いやぁー、たったひとつの数字を
決めるだけなのに、難しいですねえ。
わたしも毎回、開始前に数字を予想して、
パソコンのモニターにポストイットで
ぺたんと貼って、結果の出る日を
うきうきと待っています。
書いとかないと、なんの数字にしたか、
忘れちゃいますからね。
…そうだ。みなさん。
ひとことコメントにすごく多いのが、
「投票した数字を、いつも忘れちゃいます」
というお言葉なのですよ!!
…いけません。
それでは、結果発表の日に
どきどきわくわくできませんですよ!
みなさんにもおすすめ。
モニターの隅っこの枠とか、
パソコンの空いてるところに
投票した数字を書いたり貼ったり
しておきましょうーー!
次回はもうすぐ、15日開始予定ですよん。
(りか)
●【ほぼ日の新しいロゴ決定!】
昨日の「新ロゴ」初登場のアニメーション、
みなさん、見ていただけましたでしょうか?
実は、「ほぼ日」新ロゴ・プロジェクトは、
すでに数ヶ月も前から、極秘裏にこっそりと
スタートしていたんです。
当初から、darlingが目指していたのは、
シンプルで、かっこよくって、温かく、
かわいげもありつつ、大人っぽくもあり、
老若男女、性別や世代を超えて愛されて、
懐かしくもあり新しくもあり、おまけに、
ヨーロッパの文具のかほりがするような、
そんな思いのいっぱいつまったロゴでした。
またそのあたりの詳しいお話は、あらためて
本編でご紹介させていただきますので、
生まれたばかりの赤ん坊を見るかのように、
読者のみなさんにも、総親戚のおにいさん、
おねえさんの気持ちになってもらって、
「かわいいわねぇ」やら「ちょっと、もう
ヒゲはえてるんじゃないの」とか
ワイワイと、可愛がっていただければ、
ありがたいです。(ヒゲはないですけど)
ごあいさつムービーも気がむいた時には、
何度でも見てくださいね!
(べっかむ3&ハリー)
●【BEST
STANDARD "T"】
きょうご紹介するのは、
今年のTシャツ開発に、
ちょうどとりかかりはじめた頃の
エピソードです。
ある週末のdarlingからのメールには、
こう書かれていました。
>今年の「ほぼT」の目玉は、
>“白で染めた白いTシャツ”だと
>ひらめいた。
>方法は、まだよくわからん。
これを見た乗組員はみんな、
「うおおおおおお!
なんかよく分かんないけど、
それはいい!!!」
大いに盛り上がり、
さっそく方法を調べ始めました。
たぶん、アンケートで、
ものすごくリクエストの多かった「白」、
しかも「透けない白」というのが、
みんなの頭に
強く残っていたのだと思います。
ここまでで、
「あれ?ヘンだな?」と思った方、
あなたは正しい。
ぼくらはてっきり、
Tシャツの白い色というのは、
綿糸そのままの、生成り色の糸を、
脱色するもんだと思っていたのです。
ところが、相談した
「ビエン」の篠塚さんは言下に、
「・・・・・・・。
あのう、Tシャツの白い色というのは、
白で染めて出すものなんですよ」
ガーーーーーーーーン。
すばらしいアイデアだと思ったのに。
でもまあ、しょうがないですね。
こういうことはある。
こんなことも乗り越えて開発された自信作、
B.S.T.は、来週から販売開始の予定です。
どうぞ楽しみにしていてくださいね!!
(ハリー&べっかむ3&西田店長) |
|