中華冷麺のところで紹介した
道歩さんの自家製ラー油をソースに使います。
ラー油に、お酒少々と醤油、
刻んだ白ネギを混ぜ合わせるだけ。
食卓に運んでから、こんなふうにかけて仕上げます。
ゆで豚は、1日ほど調味液につけこんだ塊肉を、
沸騰しないよう、低温でじっくりゆでたものを
ちょっと厚めにスライスして、
刻んだ水菜やレタスの上にたっぷりめに盛りました。
そう「中華料理は豪快に」です!
一転して、割烹風の盛りつけのお浸しです。
中央に山をつくり、端は余白をもたせます。
ちなみにずいきは里芋の茎のこと。
中でも赤目芋の茎はアクが少なく、
福森家ではよく食卓にのぼる食材だそうです。
茎は皮を剥き、酢を入れたお湯でゆがきます。
八方出汁に漬けて冷やし、盛り付けたらゴマをぱらり。
淡いグリーンと淡い赤のコントラストが
味も見た目もやさしい一品です。
日々作陶にあけくれる福森家ですが、
お昼は職人さんもいっしょに
みんなで食べるのが習慣です。
うなぎが食べたいなあと思いついたものの、
さばいて焼くところからは
さすがにできないときには、
市販の蒲焼きを使ってこんなふうに調理するのだそう。
うなぎは買ってきたものを一度熱湯でさっと洗い
余分な脂やタレを取り除きます。
オーブントースターにアルミホイルを敷いて
その上に乗せ、
お酒をかけて2~3分焼き、
付いているタレをサッと塗ってもう一度焼く。
それをごはんにまぶして、
自家製の生姜の甘酢漬けを角切りにしたものを
アクセントにしています。
とても「簡単料理」とは思えない豪華さです。
一見、ふつうの「手羽揚げ」のようですが、
カレー風味の唐揚げです。
生の状態で下味をつけこむときに、
たっぷり「カレーの恩返し」をまぶし、
マリネしておいた鶏肉を使います。
片栗粉をまぶしてカリッと揚げて、
あつあつでも、冷めてもおいしい一品になりました。
食べる直前にさらに「カレーの恩返し」をまぶしてもよさそう。
盛り皿に灰釉を、銘々皿にアメ釉を。
こんなコンビネーションでの使い方も楽しいですよね。
これは意外な味ですよー!
じゃがいものほくほく、
さつまいもの甘み、さといもの粘り、
3つの異なる食感と味が楽しいポテトサラダです。
さといも、じゃがいも、さつまいもと
卵を一緒に蒸して下ごしらえ。
いも類を粗く潰してマヨネーズであえ、
蒸し卵をスライスして添えれば出来上り。
そして、カジュアルな料理だからこそ、
盛りつけは丁寧に。
そう、「中央に山」ルールです。
(次回につづきます)