ひとつひとつ手づくりのため、
かたちや大きさ、焼き色に個体差があります。
陶器は釉薬のかかりかたによって、色ムラがあったり
焼いている最中にできた、
貫入(かんにゅう)やゆがみが見られる場合がありますが
風合いとして、おたのしみいただければと思います。
うつわは、土楽さんと、発送代行社の検品担当とで、
二重にチェックを行い、
カケやひび、割れのないものをお送りするようにしています。
とはいえ、陶器は「ワレモノ」のため、
運送中に、割れる可能性もあります。
お手元にとどきましたら、お使いになる前に、
カケやひびがないか、よくご確認ください。
陶器は吸水性が高いため、
いきなりコーヒーや紅茶など色の濃い液体を入れると、
色が染まってしまうことがあります。
使いはじめる前は、ぬるま湯につけて半日くらいおき、
すみずみまで水を浸透させてから、洗ってください。
陶器はこのときに、貫入(かんにゅう)に水分が浸透し
細かなひびがはっきりしてきたり、
うつわの色が変わることがあります。
陶器の味わいですので驚かれないでくださいね。
「高台(こうだい・糸底ともいう)は、
釉薬がかかっていない
素焼きのままのものがほとんどです。
そして、この高台のざらつきによって、
テーブルや棚が傷つくこともあります。
ざらつきが気になったときは、
サンドペーパーや、
別のうつわの高台を合わせて、
円を描くように、やさしくすりあわせてください。
陶器のうつわはワレモノです。
手づくりのうつわは、この世にひとつしかありません。
落としたり、洗っているときに蛇口にぶつけたり、
棚に置くときに乱暴に置いたりなどして、
割ったり、ひびを入れたりしないようご注意ください。
食器洗い機に入れる際は、
ほかのうつわとぶつからないように、
気をつけてください。
なお、ガスレンジや、オーブンなどでの
ご使用はお控えください。
うつわに熱いものを入れると、
うつわも一緒に熱くなります。
特に陶器は熱を通すので
やけどに十分ご注意ください。
ヒビやカケができたうつわは、
カケでくちびるや手をケガしたり、
ご使用中に割れる可能性があります。
ご使用にならないでください。
うつわが割れてしまったときは、
破片でケガをしないよう注意しながら捨ててください。
その際のゴミの分別は、
地方自治体の指示に従ってください。
水分を吸収する特徴を持つ陶器は、
食べ物を入れたまま長時間おいておくと、
食べ物のニオイがうつることがあります。
残り物などは別のうつわに移して
保存用のうつわとしてご使用にならないでください。
中性洗剤とぬるま湯を使い、
やわらかい布やスポンジで洗うのがおすすめです。
すすぎは、水またはぬるま湯で。
クレンザーやかたい金属製のたわしで、
力をいれてこすらないようにしてください。
洗った後はやわらかい布で拭き、乾かします。特に水分を浸透しやすい陶器は、
ウラ側の高台までしっかり乾くように
ひっくり返して、
風通しのよい場所で乾かしてください。
水分を持ったまま収納すると、
カビの原因になります。
洗いおけに長時間つけておくのはおやめください。
ほかの食器にぶつかって
カケやひびができることもありますし、
陶器や木のうつわは、においがついたり、
カビの原因になります。
陶器も磁器も食器洗い機をお使いいただけます。
そのときは、ほかのうつわや金網にぶつかると
カケの原因になることもありますので、
置き方に注意してください。
木のうつわは、食器洗い機のご利用はできません。
ニオイやカビがついたときは、
・まず、24時間、うつわを水につけて、
たっぷり水をふくませます。
・つぎに、酸素系漂白剤を入れたぬるま湯につけます。
・汚れが落ちたのを確認して、
流水ですすぎ、乾燥させてください。
※水や酸素系漂白剤の量、水の温度、つけ置く時間などは、
酸素系漂白剤のパッケージに書かれている内容を、
よく確認して守ってください。
磁器は吸水性がほとんどないため、
あまり気にしなくてもよいですが、
陶器や木のうつわは吸水性があるため、
湿ったままの状態で収納すると、
カビの原因になります。
よく乾いたことを確認してから、
通気性のよいところに収納してください。
長期間しまっておく必要があるときは、
新聞紙などにくるんで、
湿気の少ないところに置いてください。
材質の異なる食器を重ねて収納すると、
特にデリケートな陶器は、
出し入れの際に、ぶつかってカケたり、
ひびが入る原因になることがあります。
取り扱いにはじゅうぶん注意してください。