さゆり 「つきのみせ」がはじまって丸４年が経ちました！

全員（拍手）

ハサウェイ チームはもちろん、社内でも愛用者が多くて、 感想をたくさんもらいます。 なかには「こうだったらいいな」という 声をもらうこともあって。

さゆり 下着に求めることって、 人によって全然違うんだな ということを身にしみて感じるよね。

ハサウェイ ほんとにそうなんです。 そこで、下着にまつわる「こうだったらいいな」 という声を聞いて商品に反映したいという思いから、 アンケートをとりました。 そしたら、なんと700件以上の声が届きました！

全員 うれしい！

さゆり おもしろかったのは、 ほぼ日でやっているアンケートなので 「つきのみせを買いました」 という声が圧倒的かと思えば、 購入したことのない方と半々の結果だったこと。

ジャンボ それだけ、いろんな人が下着について、 悩んでいたり思いを伝えたいと 思っているんだなあと感じたよね。 アンケートの内容も、すごく濃かった。

なつみ 今日は、つきのみせのデザインを 手がけてくださっている惠谷太香子さんを交えて、 アンケートを振り返りたいと思います。

惠谷 楽しみです、よろしくお願いします。

全員 よろしくお願いします！

なつみ 一問目「どちらで下着を購入しますか？」という質問は、 オンラインと店舗、約半々の結果になりました。

惠谷 やっぱりサイズを測ってもらいたいんですね。 コロナ禍で一度ダウンしましたけど、 店舗にお客さんが戻ってきていると聞きます。

ジャンボ 自分の身体つきが変わっていることもあるから、 測ってもらえるのは安心感がありますよね。

ハサウェイ 私は接客されるといらないものまで買っちゃうので、 断然オンライン派です。 惠谷さんに教えてもらった計測方法で 一生懸命測っています。

ジャンボ 私は欲しい下着のタイプによって、 リラックス系の下着ならネットで買って、 ホールド力が強いものは店舗で買っています。

惠谷 使い分けるのはいいですよね。

ハサウェイ 使い分けている方はけっこういましたよね。 リラックス系ならここ、 ボディをメイクするならここって。 その日の気分によって身につけたいものが 変わるってことですよね？

さゆり 気分もあるけれど、その日着ている洋服だったり、 シチュエーションによって付けたいものが変わるかな。

まりさ 私はリラックス一択かもしれません。 デザインがかわいいと惹かれるけれど。

ハサウェイ ここだけでも、下着に求めることがバラバラ（笑）。

なつみ 「よく下着を購入するブランドの、いいなと思う理由」 について答えてもらったのですが、 デザインやサイズ展開、着心地など、 理由はさまざまでしたね。

ぬい 「身体を締めつけない着心地」を好む人がいる一方で、 「しっかり胸をホールドしてくれる」という 対照的な答えもありました。 洋服に響かない ベーシックなデザインを求める方もいれば、 レースなどかわいいデザインが好きな方もいて。

まりさ ほんとに、人それぞれってことですよね。

ハサウェイ 私は、着心地のよさを優先してしまうけれど、 身体のラインがきれいに見えるように 補正力が欲しい人もけっこういるんだなと驚きました。 みんな、リラックスが好きだと思っていたから。

惠谷 去年お話したことと重なりますけど、 今年は「ボディをリラックスさせる」方向と、 「ボディをメイクする」方向、 どちらも共存している状況です。 リモートワーク中心の生活から 人と会う機会が増えてきて、 これまでのリラックスアイテムも手放せないけれど 外ではきれいな自分を見せたい気分なんだと思います。

さゆり わかります～！

ぬい あと、素材のよさに注目している人が こんなにいるんだなっていうのも驚きました！ 私もアトピー持ちで、 特にコットンを好んで身に着けていたから その品質への信頼感はよくわかるんですけど、 「コットンじゃなきゃダメ」という人が結構いました。

ハサウェイ コットンへの信頼感は絶大ですよね。 なんでだろう、やさしそうだからですか？

ぬい 最近は生地の開発も進んでいるから、 コットン以外でも 肌に負担のない生地ってあるんですけど、 やっぱり綿の肌あたりは気持ちいいですよね。 あとは、肌の相性もあると思いますし。

なつみ アンケートで、実際につきのみせの下着を 購入くださった方からお気に入りポイントを聞いたら、 「着心地と肌ざわり」が最も多かったです。 「１日中着けていても負担がない着心地と肌ざわり」 「着心地が楽なのに、体形がきれいに見える」 「ショーツの鼠径部を圧迫しない履き心地のよさ」など お褒めの言葉をたくさんいただきました。

惠谷 うれしいです！

なつみ 次いで「デザイン」、「ノンワイヤーやフィット感」 という声があがりました。

ハサウェイ 私も着心地がいちばん好きです。 締めつけ感がなくて楽ちんだけれど、 胸をきれいに見せてくれて。 「締めつけないけれど、きちんと胸を守ってくれる」 という声があったけれど、 それこそリラックスとボディメイクのバランスが ちょうどいいなあって思います。

ジャンボ キャンプとか外に出るときは、 シグネチャーの着心地のよさを すごく感じるんですよね。 汗をかいても、嫌な気分にならないというか。

さゆり テントの中でリラックスしたいけれど、 人もいるしなあ‥‥っていうときにも、 ほんとにちょうどいいですよね。 「１日中着ていてもストレスがない」って声に、 まさに目指していたことなのでうれしくなりました。

ジャンボ 「リラックスできるデザインで、色もお気に入り。 誰かに見せるというより、 自分が自分のために選んでいる下着です」 というのもうれしかったです。

ハサウェイ 惠谷さんのアイテムを着るまで、 下着によって見え方が変わることを 実感してこなかったんですけど、 惠谷さんのアイテムは「デコルテが、きれい‥‥！」 ってテンションがあがります。

ジャンボ わかる！ 着ていてうれしくなるんだよね。

まりさ 私は化繊の下着があまり好みではないので、 つきのみせは自分が求めていたデザインでもあって。 「下着はヤングかアダルトか、 わかれていることが多いけれど、 つきのみせのように清潔感と遊びのあるものが好きです」 というコメントを読んだときは、すごく共感しました。

惠谷 ああ、うれしいです。

ぬい 肌あたりがいいもの、天然繊維であることは 守りたいですね。

惠谷 実は、これまでもブラの肌にあたる部分は 「綿100%」なんです。 私自身、親友を乳がんで亡くしてしまっていて、 ライフワークとして私のつくる下着は、 ぜったいに身体にいいものしかつくりたくない、 と決めているんです。

ぬい 惠谷さんは素材の特性に合わせて パターンをつくってくださる、 稀有な方だなと思います。

惠谷 ありがとうございます。 なので、カップの裏面など 肌にあたる部分は綿100%だとあらためてお伝えできたら。

さゆり あと、惠谷さんに対する熱いコメントもあって。

惠谷 え！

さゆり 「惠谷さんの手がけられるものを身につけると、 自分が好きになる」 「ショーツの履き心地がよくて、毎日履いています。 生理のときも、防水布で安心です」 「ma.to.wa.のおかげでシルクのよさにも気づきました」

惠谷 どうしよう‥‥泣いちゃいそう。

ハサウェイ 自分が好きになるって、素敵ですね。

さゆり 下着って外には見えないからこそ、 自分が好きなデザインを選ぶのが楽しいから、 そんな風に思ってもらえてうれしいです。

（つづきます。）