鶴太郎と
銀座のクラブにいく前に
「シラフじゃいけないよなぁ」
と、焼鳥屋で飲んだら、
すっかりベロベロになっちゃって。
風俗をおごられた
ともだちのセリフに
「1回、うちに帰っていいですか?」
というのがあって‥‥。
(笑)
「なんで、うちに帰るんだろう」という。
60歳をすぎても
女性にはフランクになりえないところが
残っていますね。
「女性そのもの」「きれいな存在」
というのはダメなんです。
観念の女性が
「イデア化」しちゃってるんですよねぇ。
それが、化粧品売場なんです。
タモリさん、
女性の髪のアップには、よわくないですか?
(笑)
よわいですね‥‥。アップは、よわい。
(笑)キツイですよね?
観念が、一気に来ますね‥‥。
いろんなことを思おうとはするんですよ。
「こんなきれいな人でもウンコするんだ」とか。
(笑)思おうとした時点で
もう、負けなんですよねぇ。
ダメですねぇ‥‥
ダメなまま、今まで来ましたね。
それから、電話番号って
なかなか、きけないですよね?
一大決心ですよ。
昔の電話は、家だったじゃないですか。
もっときけないし、
きいたところでかけられるのか?
という問題がありますよね。
「もしもし」
‥‥って、かならず、オヤジが出てきますよね。
(笑)かならず、いるねぇ。
あるいは、ちょっとイヤな男がいますよね。
「‥‥タモさんって人から電話ぁ」と。
(笑)いるいる。
次回に、続きます
2007-01-05-FRI
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(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN