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糸井 |
タモリさん、こんにちは。 |
タモリ |
ああ、どうもどうも。
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糸井 |
えー、すっかり
恒例になってしまったかのような。 |
タモリ |
はいはい、来年のね。 |
糸井 |
ええ、来年の。 |
タモリ |
こんどは、なにやりましょうかねぇ。 |
糸井 |
ジャズ、終わったばかりで恐縮ですが。
次は、なにして
遊びましょうかというご相談を。 |
タモリ |
うん‥‥今年(2007年)は
いろいろやったけど。 |
糸井 |
カレーも煮ましたし。 |
タモリ |
ええ、煮ました。 |
糸井 |
このあいだのジャズも、おもしろかったし。 |
タモリ |
ええ、あれは、おもしろかったですよ。 |
糸井 |
タモリさんも、
やってて楽しかったですか? |
タモリ |
うん、テンポもよかったし。
見てるほうからも
評判よかったみたいですよ、あれ。
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糸井 |
そうですか。 |
タモリ |
爆笑問題の太田(光)くんが来てたんですけど、
次に会ったときに
ひとこと「楽しかったなあ」っつって。 |
糸井 |
ああ、それはよかった。 |
タモリ |
あの太田が、ああいうふうに言うんだから、
ホントにおもしろかったんだろうと。 |
糸井 |
高平(哲郎)さんも言ってたけど、
なにしろ、フリージャズの山下(洋輔)さんに
いつもと違うスタイルで
いろんなジャズをやってもらうっていうのは‥‥。 |
タモリ |
以前じゃ、考えられなかったですよね。 |
糸井 |
そうですよねぇ。 |
タモリ |
山下さんにとっても、新鮮だったでしょう。 |
糸井 |
タモリさんにいたっては、
あの伝説の「中州産業大学・タモリ教授」を
熱演してくださいまして‥‥。 |
タモリ |
うーん、ノセられまして‥‥。 |
糸井 |
まんまと(笑)。 |
タモリ |
自分でノセたんじゃないか。 |
糸井 |
いやいや、その‥‥。 |
タモリ |
逆毛まで立てたんですよわたしは。
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糸井 |
ええ、ヅラでなく、地毛で。しかも(笑)。 |
タモリ |
いや、でもね、今回はやっぱり、
やっといたほうがいいかなと思った、あれは。 |
糸井 |
あ、そうですか。 |
タモリ |
ネタ自体、最近の若い人は知らないだろうし、
インパクトもありますからねぇ。
それに、どうせ知らないんだったら
どんなことやっても
ああ、そういうもんかっつって見るだろうと。
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糸井 |
昔のほうがよかったとか、ないし(笑)。 |
タモリ |
そう、そう。ないし(笑)。
<つづきます>
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