
ねえねえ、知ってる?!
フランスのお店の営業時間。
閉店時間は、お店の人が鍵を閉めて
お家に帰る時間!
だから注意してね!!


そうそう、「お客様は神様」な日本。
閉店時間ギリギリにすべりこんでも
閉店時間をすぎてから店内を見ていても、
ニコニコ笑顔の店員さんに
「ごゆっくりご覧ください。」
って言ってもらえるのが普通ですよね。

ところがどっこい!
おフランスじゃこれは通用しないので
注意が必要なのですよ~。
フランスでは、
「閉店時間=お店の人が帰る時間」。
つまり、お店の電気を消して、
鍵をかけて、退出する時間なのです。
そんなわけで、大体閉店時間の15分前になると
お店全体が片付けモード全開に。
なんだか「早く出て~。」
って言われているようでとっても焦ります。

「言われているようで」
どころではなく、実際に言われたり
することも、普通にあります。
「はい~。もうレジが閉まりますよ~。」
と、スーパーのお兄さんに
出口へ追いたてられたり。
個人商店では、
ちょっと意地悪なマダムにため息つかれながら
無言のプレッシャーを受けたり。

閉店直前のスーパーに駆け込んで
「セ~フッ!!!」
っと喜んだのはつかの間。
ガードマンのおじさんに
「はいもう終わりね~。出てって~。」
と言われたりすることは、数限りなく‥‥。
閉店時間前になると、
お客さんが入って来れないように
入り口を閉めてしまうスーパーも
少なくありません。

パリっ子たちも慣れたもの。
みんな閉店間際に駆け込もうとして
こんな状況に出くわし、
「ちぇっ。」
っと舌打ちしたり、がっかりしたり、
ぶつぶつ文句を言ったりするものの、
お店に文句を言ったり
交渉したりは、しない。
だって、そんなことしてもムダだもの。

私も、慣れない時はあまりの理不尽さに
何度もメラメラッと
怒りの炎が燃え上がったものだけど、
今ではすっかり慣れました。
「閉店時間=お店の人が帰る時間」
を頭にたたきこんで、
早め早めの行動をするようになりましたよ♪

だから、
フランスを旅することがあったら、注意してね!
閉店時間のだいぶ前には
お店にすべりこんでいるように~!!

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