バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
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「有給休暇は5週間!
 フランスのサラリーマンは
 うらやましい。」

 
     

バブー

ねえねえ、知ってる?!
フランスのサラリーマンの有給休暇。
なんと年に5週間!

とのまりこ

いままでも、何度もお伝えしてきた
フランスの「バカンス大国」っぷり。

6月の後半から7月の始めにかけて
学校は終わり、
9月の新学期まで長~いバカンス。
そして、大人達も
子供には負けるけど、2か月の長~いバカンス。

なんてったって、有給5週間。
しかも夏休みに2週間連続のお休みを
取らなくてはいけないという決まり。
そりゃ~国全体がバカンスモードに入ります。

すでに7月に入って、なんとなく
パリの町はバカンスの空気がただよい。
ご近所さんの窓の雨戸が閉められ。
(長いバカンスに出る場合は
 みんなしっかり戸締まりをして行く。)
友達との会話は、「今年はどうするか」の
バカンスの話題のみ。

日本のサラリーマンが聞いたら
泣いて驚き悲しむフランスのバカンス。

バブー
有給5週間ですよ。
しかも、絶対に取らなくちゃいけないから
みんな最後の最後で調整してでも取る、5週間。
法律で決められているから
みんなしっかり取るんです。

とのまりこ
「あってないようなもの」という、
名ばかりの日本の少ない有給休暇とは違って、
「取らなくちゃいけない」
たくさんの有給休暇ですもの。
そりゃ~「バカンス」という言葉の重みに
差が出ます。

残念ながら、サラリーマンではない
(会社と契約を結んでいない)
フリーランスの職業などは
これに当てはまりませんが、
いわゆる「サラリーマン」には
みんなこの権利があるのです。
あ~うやらましい。。。

そして、驚くなかれ。
これは「最低限の権利」。

週35時間以上働いた分は
すぐに休日分として計上されるとか、
会社によって決まりは様々なものの、
この5週間にプラスされて
どんどん休日が増えるのです。

この会社ごとの決まりは
いろいろな会社で働く友人たちに聞いているだけで
複雑で、でもうらやましくて、
卒倒しそうなくらい日本じゃありえない仕組み。

バブー
どうですか~。
日本のサラリーマンのみなさん。

え? 今さらバカンスもらっても、
何したらいいか分からないって?!

そんな時はみんなで、
おフランスに遊びに来てね!
そして昼間っから、太陽を浴びながら、
テラス席でビールやワインをいただくのだ。

ボクもまりこちゃんも、
ただただぼ~っと過ごす時間の使い方。
フランスで暮らし始めてから知ったんだよね♪

 

2013-07-09-TUE


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