「4月1日は いたずらが満載の 魚の日?!」
ちょうど先週の火曜日、 4月1日はエイプリルフールの日だったよね。
エイプリルフール、フランスでは 「Poisson d'avril」(ポワソン・ダブリル=4月の魚) っていうんだよ。
この日はこども達が魚の絵を書いて、 こっそり人の背中に貼って いたずらをする日! ついつい鏡を見つけると 背中をチェックしてしまうくらい、 ちびっ子達のいたずらには注意の日。
私の友人も、幼稚園にお迎えに行った時、 いつの間にかこども達に魚を貼られていて、 夜、旦那様に指摘されるまで 全く気づいていなかったそうで。。。 スーパーとか行ったのに 恥ずかし~!!! と、ショックを受けておりました(笑)。
なんで「魚」なのかっていうのはね、 ちょっと難しい昔の風習から。 「在日フランス大使館」のHPに 詳しい説明が載っているから見てみてね。
で、もちろんウソをつくいたずらをする日でもある 「ポワソン・ダブリル」。 友人のこどもが通う幼稚園の校長先生から、 当日こんなメールが保護者達に送られて来たそうで。。。
「今日まで発表出来なかったプロジェクトが 開始しました。最新技術を試みるために、 我が校は文部省に選ばれました! 授業の風景をWEBカメラで常時見ることが 可能になります。 携帯、パソコン、タブレット何ででも アクセス可能! 下記のリンクにアクセスして下さい。」
ということが書かれていて。 リンクをクリックすると‥‥ なんと魚の絵が出て来て、 「ウソだよ~♪ 冗談でした~っ♪」 っていう、校長先生からのいたずらなのです。
えええっ‥‥。 本格的というか、本気というか。 さすが本気で遊びを楽しむフランス人。 やることのスケールが違うわあ‥‥ と感心していたら、 もうひとりの友人のこどもの学校。 小学生の娘ちゃんが、こんなプリントを もらってきたそう。
「昨日の下水道博物館見学の際に 子ども達の態度が大変良かったため、 7月1日~8日に下水道掃除、 ゴミの仕分けなどを目的とした旅行に 行くことになりました。 つきましては予防接種の確認をお願いします。 ガスマスクをはじめとする装備、服装は 全てパリ市で準備しますが、 もしすでにお持ちでしたらそれをお使いください。 旅行のアシスタントは A組がムッシューパイク(魚の名前)、 B組がマダム鯉と決定しております。 この旅行を楽しみに、 学年末までがんばってほしいものです。 A組担任、B組担任」
と、いうことで、 魚のくだりで冗談だと分かるわけです。
なんとこれに親がサインをして 提出までしなくちゃいけないんだって! わおっ! 最後まで本気だ‥‥。 フランス人って、ほんとにお茶目でしょ?!
2014-04-08-TUE