「冷たい飲みものでスッキリ♪ が、できない?!」
ねえねえ、知ってる? フランスのカフェで頼む冷たい飲みもの。 コーラとか、ペリエとか、 レモネードとかね。 氷が入っていないことが多いんだよ。
そうそう、日本だったら コップからあふれるほどの 氷が入っていそうだけど。 おフランスでは、氷は入っていません。 だからといって、 飲みものがものすご~く 完璧に冷えているわけでもありません。
たまに、氷を入れて持って来てくれる、 気のきいた素敵なカフェもあります。 氷が入ってこないことが多いので、 自分から先に「氷入りで」 とお願いすることもあります。
でも、入ってきたとしても、 カランカランと、 2~3個の氷が入っている程度。 レモネードを注ぎ入れたとたん、 溶けてしまうくらいの‥‥。
そして、飲みものは あっという間にぬるくなっていって。 おいしさ半減。 山ほど氷入れてくれたらいいのにね。
暑い夏とか、すか~っと冷たいものが 飲みたいじゃないですか。 氷がジャラジャラコップの中で鳴るくらい。
ビールだって同じ。 頭がき~んとするくらい、冷たいものが 飲みたいじゃないですか。
でも、これもほとんど期待できない。 生ぬる~い生ビールが平気で出て来たりします。 たまにキンキンに冷えたビールが出て来ると 「おっ、このカフェできるな♪」 と、得点が大幅にアップします。
ビールが冷たいくらいで ボーナス得点がもらえるおフランスのカフェ♪ なんてラクチンなんでしょう~。
どうやら、「辛いものが得意ではない」という 以前紹介したものと同じく、 「刺激が強すぎるものが苦手」という フランス人の特性により、冷たすぎるものも 得意ではないからではないかということ。
たしかに、ミネラルウォーターとかも 常温のものを飲むのが普通かも。 誰かの家で水やコーラなどを飲む時も、 氷を入れる習慣はないようだし‥‥。
冷たすぎない飲みもの。 身体のためにはいいのかもしれないけれど。 「氷たくさん」に慣れている 私としては、なんだかいまだに物足りない‥‥。
ちなみに、世界一のファーストフード 「マクドナルド」のコーラの氷も フランスではかなり少ないんだよ。 「世界統一規格じゃないのかいっ!」 って、つっこみたくなるくらい、 氷はシャラシャラ~って、 少し時間がたつとなくなってしまうくらいの量。 いつか機会があったらぜひ、比べてみてね!
2014-05-06-TUE