バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。


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「日本人のみなさんは、
 携帯での撮影に注意!?」

 
     

バブー

ねえねえ、知ってる?!

フランス人がちょっと顔をしかめちゃう、
理解してもらえない、日本人の行動。
きっとこれはフランス以外の
諸外国でも一緒なのではないかな?!
と予想しているボク。

それはね、ズバリ、
携帯のシャッター音。

とのまりこ

観光モニュメントでの記念撮影はもちろん、
教会の中、レストラン、雑貨屋さんにマルシェ。
旅行先では色々なところで思い出写真を
残したいですよね!

とりわけ、日本人は
老いも若きも、1日中どこに行っても
ひっきりなしに写真を撮る
思い出ハンターが多いのが特徴で。

フランス人といえばバゲットを小脇に抱えて‥‥
みたいな、
とてもわかりやすいイメージイラストが
思い浮かぶように、
日本人といえば肩からカメラをかけて‥‥
というイメージイラストをよく描かれるほど。

昔から変わらず、日本人は
写真大好きなカメラ小僧だと認識されています♪
この「写真好き」な点は
かなり理解してもらえるようになってきているので
問題ないのですが‥‥。

バブー
あの、携帯で写メを撮る時の
シャッター音の連続には、
さすがのフランス人達もすご〜く嫌な顔をして、
マナーがなってないと悪口を言ったりするんだよ。

それもそのはず。
世界中で売り出されているiPhoneで
サイレントモードにしても
シャッター音が消えないのは、
日本と一部の国で発売されているものだけらしい。

普通はサイレントモードにしていたら、
どこでカメラをパシャパシャしても
音は鳴らず、周りに迷惑はかからないんだ。

とのまりこ
迷惑行為防止のための策なんでしょうが、
海外にいけばまさにその対策が
完全なる迷惑行為になってしまっている‥‥
というちょっと複雑な事情。

私はiPhoneを使っていて
iPhone事情にしか詳しくはないけれど、
その他の携帯もそうなのかしら?
少なくとも海外で、
サイレントモードなのに
シャッター音は強制的に出る、
というのはないと思います。

というわけなので、
「シャッター音を消せない」という事情は
フランス人にはまったく理解してもらえず、

「シャッター音を消さない」非常識な人たちと
うつってしまっているんです。

バブー
携帯はね、コンパクトだし
周りに迷惑がかからないように
ささっと写真を撮るのには
向いているんだけどさ。

あのシャッター音って
けっこうな音がするでしょ?!
だからよ〜く観察してみると、
レストランで、教会で、ブティックで。
けっこう顔をしかめられちゃっていることが
多いんだよ。

とのまりこ
そんな事情を知っていて、
周りの会話が理解できてしまう私は、

「ち〜が〜う〜の〜!
 これには事情が〜!
 みんな分かってくれ〜!」

と、ついつい説明したくなる衝動に‥‥。

たとえばiPhoneには
シャッター音を消すアプリもありますから、
海外で携帯のカメラを使うときは
そんなアプリを活用したほうがいいかも?!

バブー
ちなみにね、お店とかで写真を撮る時は
「写真とってもいい?!」
って笑顔で聞くと、たいてい快くOKしてくれるよ。

聞かないで勝手に撮られるのが
フランス人にいちばん嫌がられる行為。
逆にそんな中、ひと言聞いてからにするとね、
すご〜く喜んで褒められたりするんだよ。

フランス語がわからなくたって
ジェスチャーで問題なし♪

さて、ボクは今週末からまた日本に帰る予定。
いろいろなところでみなさんにもお会いできそう。
また予定をお知らせするね!

 

【お知らせ】
★『パリこれ!』が本になります!
 (新潮文庫 8月下旬配本
★とのまりこさんのお店「Boîte」(ぼわっと)
 松屋銀座の「リサとガスパール展」
 「フランス雑貨フェア」で催事を行います。
 8月15日(土)〜24日(月) 
 場所:松屋銀座8階10:00〜20:00(最終日17:00閉場)
 住所:〒104-8130 東京都中央区銀座3−6−1 
 電話:03-3567-1211(大代表)

 

フランス雑貨のお店オープンしました。
バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
【地図】 【駅からの道順はこちら】

 

2015-08-11-TUE


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