「フランスと真逆の 日本の駅、すごすぎ!」
TOBICHI2でのイベントをはじめ、 夏の日本滞在で たくさんの方々と会った ボクとまりこちゃん。 またパリにしばらく帰るよ! あ~楽しかった~。
日本滞在の締めくくりの週には、 名古屋でトークショーがあって ボクもまりこちゃんについて一緒に 行ってきたんだけどね。
名古屋に向けて出発するのが シルバーウィークの初日の朝ということを 忘れていて、 気づいた時には新幹線のチケットは 全て売り切れ。
駅中に溢れかえる人に 自由席に並ぶ長蛇の列という、 ニュースの映像でしか見たことのなかった 日本の大型連休スタイルの洗礼を受けた 私とバブーなのでした。
そんな大混雑の混乱に巻き込まれながらも、 ボクたちが大興奮したのが 魅力あふれるものだらけの売店。
地方の名物とか銘菓。 地方限定のスナック菓子にチョコレート。 数え切れないほどの種類の駅弁‥‥。
しかもホームに数メートルおきに売店が! 食べたいものがありすぎて、 え~ら~べ~な~い~!!!!
高速道路のサービスエリアにも、 新幹線のホームにも。 な~んにも地方独特の特別なものがない フランス。 どこにいっても同じ。
ハムチーズサンド。 チキンサンド。 サーモンサンド。
バゲットもチーズもハムもおいしいんだけど。 どこに行っても同じバゲットサンドか‥‥。 味も種類もバリエーションがないのです。
地方の名物お菓子なども もちろん多少はあるけれど、 売店に積みきれないほどの 日本のバリエーションとか 「限定」という言葉がつく種類と比べたら、 てんてんてん‥‥。
そして駅弁とかには 本物そっくりの見本が 展示されているのも 日本ならではの特徴だよね。 見本みてるだけで大興奮。 2人でよだれをたらしながら 新幹線出発ギリギリまで悩んじゃったよ。
こんな素敵な売店がどこの駅にもある 日本が本気でうらやまし~!! と叫びながらボクたちはパリに帰ります。
※この連載を再編集し、書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。 こちらをぜひご覧ください!
2015-09-22-TUE