先日、ボクたちの仲良しファミリーの家に
遊びに行った時ね、その家の子供（日仏ハーフ）の
お友達（フランス人）が泊まりに来てたんだ。

「もう寝る時間だからパジャマに着替えなさい」
って子供たちに言ったあと、
そこのママ（日本人）が一言。

「あ、そういえば、フランス人って
　寝る時パンツはかないんだよ。
　これってほぼ日ネタじゃない？？」
って衝撃の一言。

え〜〜〜！！！！
何それ〜〜〜？！
詳しく説明、シルブプレ。
ってわけで今日はフランス人のパンツ事情です。

フランス人、寝る時はパンツを履きません。
パジャマのズボンの下は裸。
ノーパンパジャマなのです。

日本人からしたらまさかまさか、そんなはずは。。。
の大事件ですが、今回、知ってる限りの
フランス人がいる家庭、そしてその友達、
さらには私が出会う限りのフランス人
（いきなり「寝る時パンツ履きますか？」って
　質問もどうかと思いつつ、あまりにも衝撃で
　初めて会った取材先の人とかにも
　とにかく出会う人みんなにアンケートしてしまった）
に聞ける限り聞いて回った結果‥‥。

『ノーパンパジャマ』
これ、フランスの超スタンダードでした。
衝撃っ‥‥！

というか、子供とかの場合はパジャマは着るけど
パンツは履かないという
この『ノーパンパジャマ』パターンが多く、
大人の場合はパジャマなしの『パンツ一丁』派。
（いずれにせよパンツもパジャマも両方という
　ケースはない）
さらにはパジャマもパンツも履かない
『全裸』派というのがかなりの大多数を占める
ということが発覚したのでした。

いつもこの「パリこれ！」コラムに
書いているような、
フランスに暮らしてみての
ちょっとびっくりな文化の違いとか、
驚きの習慣とかって
日々の生活の中で見かけることなんだけど。

夜寝る時に、フランス人が
パンツを履いているのか、履いていないのかなんて
まさか疑問にも思わないじゃない？！

恋愛のこととか、仕事のこととか、
家族のこととかって、
どんな国にいて、どんな状況でも
人々の話題にのぼることだけれど、
「夜寝る時にパンツを履くか履かないか」
なんて、あまりおしゃべりのトピックにもならないよね？！

違う文化・風習で育った人が目撃するからこそ
「えええっ？！」
って思うわけじゃない？

だから普通だったら知らないで過ごしていることだけど、
これもまわりに国際結婚カップルだらけという
シチュエーションならではのできごと。

今回も日仏カップルの家庭という、
２つの文化が混じり合う家だからこそ
こういう話題が出たわけなのです。

理由はなぜか。
その答えはみな同じ。
「開放感」「しめつけはよくない」。

そしてシャワーを浴びた後に
パンツを履くイメージがない。
というものでした。

「女性が寝る時には
　ブラをつけない感覚と同じじゃないか。
　一体何が不思議なんだ。」
むしろ『ノーパンパジャマ』に驚く私が
驚かれ不思議がられる始末‥‥。

ブラと同じように、しめつけパンツは
履かないのかあ‥‥。
（ちなみに、このパンツを履かない人が多い。
　もしくは全裸で寝る人が多いという
　おフランス事情、男性も女性も両方です。）

昨今は色んな文化、色んな国籍、色んな風習が
混ざり合う世界。
日本にだって、寝る時は何もつけない
という人だっているし、
もちろん100%絶対、の話じゃないけどさ。
スタンダードは『ノーパンパジャマ』。
これが「スタンダード」だと思い込んでいることって
おもしろいよね〜。

おフランス『ノーパンパジャマ』事件で
ここしばらく盛り上がっていたボクの周辺。
「ところで、日本のおじさんたちは、
　どんなにベロンベロンに酔っ払って帰ってきても、
　ベッドにたどり着く前に倒れてしまっても、
　なぜかちゃんとパジャマに着替えるよね〜。」
なんて話も出て。

た、た、たしかに！！
しかもちゃ〜んと上まできっちりボタン閉めてね♪
ニッポンのおじさんたち。
やっぱりまじめなのかな〜？！

▲ニッポンのおじさん役で写真協力してくれたのは、Jさん。
　激写したのは、娘さん。ありがとうございます！

ボクは１年中、ノーパン、ノーパジャマ。
『全裸』派。
ってことは、
ボクは正真正銘のパリジャン派ってことだよね？！

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