今日はちょっと久しぶりに
コロナのことを。
フランスは昨日５月16日（月）からね、
バスやメトロなど
公共交通機関でのマスク着用の義務が
なくなったんだよ。

▲こちらはバブー１代目。
７ヶ月半になった２代目ももちろんあちこち連れて行ってますが
まだまだやんちゃでこんないい子なポーズはできない‥‥。

つまり、今フランスで
マスクをしなくちゃいけないのは
病院など医療機関だけ。
それ以外では全て
マスク着用義務がないということだよ。

（ちなみに、EU域内の空港や飛行機内も
着用義務がなくなったよ。
航空会社ごとに
決まりは作れるみたいだけどね！
飛行機でも義務なしに！）

▲昨日からメトロでもバスでも最後の砦だったマスクの義務が無くなったフランス。
ちなみにこちらの写真はコロナ前のもの。

先週末まで、メトロの中では
「マスクをしていない場合
135ユーロの罰金の可能性があります」
なんて放送がよく流れていましたが、
すでにこの数週間くらい、
パリではメトロの中やホームでも
マスクをしていない人をあちこちで
見かけるようになっていました。

▲公共交通機関のマスク義務がなくなって、
パリの左岸のバスやメトロ色々乗ってみて観察した感じでは、
初日現在は半分くらいマスクしてる人がいるかなあという印象。

政府からの強制義務で
罰金があるとわかっていてもそんな感じ。
ですので「マスク着用義務」がなくなった今、
多くの人がマスクとさようならの世界に。

ちなみに、
すでにマスク着用の義務が
なくなっていたとはいえ、
つけていて欲しいなあ‥‥、
なんて思ってしまう
ファストフードの店員さんたちとか
惣菜屋とか肉屋とか魚屋とか
カフェやレストランの厨房の人たちとか
料理教室の先生や生徒とか‥‥、
「え〜みんなマスクしてない‥‥」
と、恐怖を覚えることもしばしばですが、
義務じゃないってことはそういうことなんです。

たまにそんな中で
マスクをつけて食べ物を扱っている人を見ると、
「ありがとう」
って逆に思ってしまう世界です（笑）。

『国民性や文化が違うとここまで違うか！』と
リアルタイムでのぞいて見ることができたら
みなさんびっくり仰天すると思うけれど、
フランスでは今後も
『自分のために、気になる人がしたいなら、
したい場所でマスクをする』
という形が続くと思うよ。

『人に迷惑がかかってはいけないから、
人の目が気になるから、マスクをする』
って考えではないんだよね。

コロナの前、日常生活でマスクをするという
習慣が全くなかったフランスでは、
街中やバスやメトロでマスクをしていると、
「何かの感染症に感染しているやばい人？！」
という目で見られ避けられたり
「あの人はなんでマスクなんかしているの？！
変な病気を持っているの？？」
と質問されたりしましたが、
（花粉症や風邪気味という理由で
マスクをしている日本から来た観光客と
一緒にいる時、
何度この質問をされたか‥‥泣。
そのくらいマスクというものが
一般的ではなかったのです。）

マスクをしてても誰も変な目で見ないという
世界に変わっただけでも、ある意味よかった。
すごいことなのかもしれないと思っている、
今日この頃です。

今度から、日本からフランスに遊びにいらしたら、
みなさん堂々と、マスクはしたい時に、
したい場所でしてくださいね。
という世界に変わりました。

もうずいぶん前から、完全に
「withコロナ」の生活にシフトしている
フランス。
新規感染者数などの数字を気にしている人も
もはやほとんどおらず、
「フランスって今どのくらいな感じなの？」
と聞いても
「知らない。」
という答えしか返ってこないよ‥‥。
（実際ボクたちも日常生活では
すっかりコロナのこと忘れているしね。）

ちょっと調べてみたら、
感染者数グラフはまだまだ波もある中、
今はかなり落ち着いている方で、
それでも７日平均が３万人ちょっと。

先週もボクの仲良し友達がコロナに感染して
1週間ほど寝込んでいたよ。
身近でもちょこちょこコロナ陽性情報が
聞こえ、まだまだコロナは終わってないけれど、
完全に「withコロナ」のフランス。
観光客もいっぱいだよ。

残念ながらアジアの中でも
日本からの観光客は
戻ってきていないんだけどね‥‥泣。
早く日本からのお客様を迎えたいな‥‥。

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