「水を吸わない」タオルをつくるには、 用意したのは2枚の、 同じようによく乾かした2枚のタオル。
一目瞭然。こんなに違うんだ‥‥。 でも、この吸水スピードの違いで、 「沈降法」という吸水性のテスト、 じゃあ、使い古したぞうきんと 「それは、綿蝋ですね」 めんろう。 「綿蝋というのは、綿の糸に含まれている ちなみに、「やさしいタオル」に使っている それでも、綿蝋は、洗濯を重ねると、 |
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こんかいは実に真面目な感じの レポートになりました。 次回は「ゴワゴワ」について、です! |
愛用して洗濯を繰り返していくうちに 色落ちや色あせをするのは、 仕方がないことです。 それもタオルの味のひとつにもなります。 「やさしいタオル」の場合も、 デザインによって色の落ち方は違ってきますから、 いちがいに言うことはできませんが、 過剰に蒸れたところは、注意してください。 じつは、ぼく、真夏、車のトランクに、 ビニールに入ったタオルを入れておいたら、 過剰に色落ちしてしまったということがあるんです。 高温、高湿がタオルの色を分解させてしまうんですね。 めったに起らないことではあるけれど、 ないわけではないので、 気をつけてくださいね。 使ってすぐに洗濯、乾燥すれば ほとんど問題はないですから。 |
2009-12-28-MON |
(c)HOBO NIKKAN ITOI SHIBUN / Illustration: