お盆過ぎから始まった工事。
2ヶ月程、といわれていましたが、
だいぶん遅れているようです。
(工事は、大体そういうものですね。)
それでもようやく大工さんの仕事が片付いたようで、
今日行ったら
それまであちらこちらに広げられていた工具や材料が
きれいに片付けられていました。
現場レポートのようなことを続けてきましたが、
それで思ったのは、
現場っていつ行っても作業中ですから、
ある意味同じなんですね。いつも現場なんです。
だからカメラを向けても「作業中」が写るだけで、
どれも単調になってしまう。
何か焦点を絞らないと同じようになってしまうな、
と思ってきました。
時折覗きに来る友人たちも、
現場を見てもなかなか出来上がりの空間が
想像できない風でした。
大体は「ああっ」とあまり反応を示さないまま、
「ありがとう」と言って帰って行きます。
ところが、こうして少し片付けられると、
「現場」が、「部屋」になって、
空間の感じをだいぶんつかめるようになります。
上から梁の見える片流れの天井、
間仕切りの低い壁、
そしてストーブが置かれるファイヤースペースです。
この後、塗装作業に入ります。
白い壁が出来上がると、
光の陰影がはっきりしてきます。
それが楽しみです。 |