毎月1回、中沢新一さんが
青山の東京糸井重里事務所で
特別講義をしています。

大きなテーマは、「芸術人類学」。
1回の講義の定員は、ぜんぶで60名。

講義のたびごとに、応募者のなかから
厳正なる抽選のうえ、60名の受講者を決定する、
まさに「中沢新一シークレットライブ」です。

芸術人類学研究所 青山分校の講義に
参加してみませんか?

中沢新一先生の新刊本発売中。
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「三位一体モデル」をテーマとした
「青山分校!」講義は全て終了いたしました。
2007年からの講義につきましては、
詳細が決定次第、お知らせいたします。




テーマは、「映画の考古学」。 青山分校! 第5講が開催されました。 第6講の抽選受付も、スタートしています! さらには、『三位一体モデル』の発売を記念し、 中沢先生による特別講義も開催決定!

今回の第7講をもって、
「芸術人類学研究所 青山分校!」の
「三位一体モデル」講義は最終回。

6月の第1講から数えて
全7回に及んだ講義しめくくりのお話は、
書籍『三位一体モデル』でも、
ひとつの大きなテーマとなっている
「お金」について、でした。

どうして、
私たちはお金を商品と交換すると
うれしさを感じるのか?
つまり、どうして
私たちはお金が好きなんだろう?

講義では、そんな、素朴だけれど、
ふだんあまり意識しないような疑問が、
「インターフェイス」という考えかたを通じて、
ていねいに解説されていきました。

また、日本の「お歳暮」や
ヨーロッパの「クリスマス」など、
なぜ、人びとは
冬の時期に贈りものをするのか、
といったことについても、
三位一体の「増殖」という概念から
明らかになっていきます。

テーマが身近なものだけに、
講義後のアンケート用紙には
お金に対する考えが変わった、
話の意外な展開におどろいた、
というような感想が多く寄せられました。

さて、「三位一体モデル」をテーマとした
「芸術人類学研究所 青山分校!」は
この第7講をもって、ひとまず終了。

来年2007年からは、
また別のテーマでの授業を予定しています。
詳細が決まりしだい、
お知らせいたしますので、
ひきつづき、お楽しみにしていて下さいね!

それではみなさん、
またこのページで、お会いいたしましょう!




今までも「お金は大事」と考えながら
生活してきましたが、
それは病気になったとき困る、
というような理由からでした。
でも今回のお話をお聞きして
お金がこんなにも
生命と強く結びついている
ということがわかり、
すごくびっくりしました。

(キンモクセイ)



日本のアニメとかゲームとかが
いま、こんなにも発達していることのベースは、
インターフェスである仏像だったのか!
と思うと、なんともおどろきです。

(sachikong)



日常のごく普通のことを
中沢先生があたりまえのように
めくってみせると、
あたりまえのように「古代」が
出てくる楽しさ。
ドキドキしました。

(百川堂)



真言宗のお坊さんです。
インターフェイスとしての仏像、
というお考えは、
私が修行して感じていたことととても近く、
普段ぼんやりと考えていたことが
クリアーになりました。

(松下さん)



早稲田穴八幡さまが
なぜ冬至の日からお札を配るのか、
よーくわかりました。
ディズニーランド顔負けの大行列をみると
今でもたくさんの人のなかに、
古代的な心のようなものが
あるんだなぁと、改めて思いました。

(けろ丸)












著者 中沢新一
監修 糸井重里
装画 赤瀬川原平

1260円(税込)
2006年11月1日(水)発売

取扱書店など、『三位一体モデル』の
買いかたについては、こちらをご覧下さい。
Amazonでのご予約は、こちらから。

特別講義「青山分校! 神田出張所」は
12月13日(水)18:00に開演です!

詳しくはこちら!
※講義は終了いたしました。




青山分校での講義のベースとなる
中沢先生の最新著『芸術人類学』(みすず書房)は
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『芸術人類学』について詳しくはこちら


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