有り難き酒粕を、
無理しても買いたい人募集。
酒粕の販売は終了いたしました。

去年の6月にほぼ日社員旅行で
おいしいお米の産地であり、
おいしい日本酒の産地でもある、
新潟県の吉川町に行きました。
そのときに、darlingが命名した日本酒「有りがたし」。
原料のお米、仕込みの水、
そして、かかわっている人の技術と知恵、
どれをとっても「有り難い」日本酒です。

このお酒の仕込みが完了したので、
酒粕ができましたよ~と、
吉川町のヤマモトさんから連絡をいただきました。

これは、ほぼ日読者のみんなさんと
わかちあわないテはないでしょう。
限定100名様におすそわけをしてもらうことにしましたよ!

「有りがたし」プレゼント当選者発表 と
「有りがたし」でつくった
金平糖プレゼントのお知らせ!

ほぼにちわ。
お久しぶりです。「有りがたし」の酒粕担当の
キャサリン・捨木でございます。

先日100名様限定で、
darling命名の日本酒 「有りがたし」の
酒粕を販売いたしました。
すでに酒粕は、ご購入の皆さまのお手元にとどき、
たくさんの「おいしかったよ!」メールをいただきました。
(ありがとうございます!!)
メールは、「有りがたし」を造っている、
新潟県吉川町の「杜氏の郷」さんにお届けしましたよ!

さて、販売は終了してしまいましたが、
今日はお知らせが二つあります。

まずは、先日「有りがたし」の
プレゼントの当選者の発表です。
先日、「有りがたし」の酒粕にお申し込みいただいたなかから、
2名のかたを抽選させていただきました。

では、みなさま、心のドラムロールを響かせてください。
(ドロドロドロドロ。ジャジャ~~~ン!)

当選はこの方々です。
※以下に掲載されていたお名前は削除いたしました。


おめでとうございま~~す!!
「有りがたし」は、近日中に吉川町より発送いたしますね。
少々おまちくださいませ!

そして、今日はさらにちょっとウレシイプレゼントを。

東京の足立区で、金平糖を専門につくっている
エビス堂 http://www.ebisudo.com/」の
持田さんから、「有りがたし」を材料にして作った
甘酒味の金平糖をいただきました。

エビス堂さんは、ざっとほぼ日の歴史をさかのぼること
3年半前、「昼間のパパは、男だぜい!」というページで、
金平糖の作り方などを取材させていただいたお店です。
この取材の後、季節ごと、新製品がでるごとに、
ほぼ日に金平糖をおくってくださるのです。

エビス堂さんのページにいってみてください。
ものすご~くたくさんの種類の
金平糖を作っていらっしゃいます。
(いまの季節のお勧めは、
 季節限定生産の桜の香金平糖、
 梅の香金平糖だそうですよ。)

いつも金平糖をお送りくださるお礼に、と
ほぼ日から、「有りがたし」の酒粕をお送りしたところ、
なんとうれしいことに、この酒粕を原料にして、
金平糖をつくって送り返して(?)くださったのです。


(表面のシールはお送りするものと違う場合があります。)

袋をあけただけで、ふわ~~っとお酒のよい香りがして、
食べてみると、甘酒そのものの味がするんです。

食べてみたほぼ日編集部にて、
ある甘党は、
「いや、これは、ほんとーにびっくりした!
 うまいです。」


そして、普段は寡黙な辛党は、
「わたくし、かなり好きです。
 それだけです、すみません。」


とつぶやいたのでした。
う~む。すごい。

いったい、甘酒味の金平糖ってどうやって作るんだ??

「昼間のパパは、男だぜい!」と、
エビス堂の「金平糖の作り方」のページをみたら、
作り方はわかったぞ。

大きな鉄のお皿のような鍋を熱しながら、
金平糖の芯になる「ザラメ」に糖蜜をかけて、
ころころころがしながら、大きく育てていく。
そうすると、あのツノができて、金平糖になる。
と。

しかし、甘酒味にはいったいどこでなるんだ??
こりゃ、持田さんにきいてみよう!



金平糖の完成品を10とすると、
その6から7段階までいったところで、
味付けをします。

私の考えで、
清酒をそのまま使って「有りがたし」を溶かしました。

理由は水を使うよりも、
その方が「有りがたし」本来の旨味を
生かせるから、と思ったからです。

清酒は、米と米こうじのみを原料にした無添加、
且つコストアップを避けるため
比較的安価のものを使用しました。

10キロの酒粕金平糖を造るのに、
大体1升の清酒を使用します。
(酒粕は500グラム)

1升の清酒と酒粕と砂糖を大鍋で溶かして、
キメを揃えた小粒の金平糖にかけていきます。
(造りかたはおなじです)

丸2~3日、強火でガッと仕上げます。
(ここがポイントなんです。)

原材料は、グラニュー糖、清酒、有りがたし、の3つ。
ホントにシンプルです。



金平糖の入っている袋の裏面の表記です。



おお、酒粕を清酒でとかすのですね。
どうりで、よい香りがします。

そして、この金平糖、
ふつうの色とりどりの金平糖とは
ちょっと違って、外側に不透明な白い
酒粕のコーティングができています。
持田さんが千葉大学の結晶を研究されている先生に
きいてくださったのですが、曰く、
「炭素というのは結びつきが非常に強いため、
 間に挟まるものはすべてはじき出します。
 金平糖をつくる過程で、砂糖が結晶化する時に、
 異物である酒粕をはじき出す、
 そのために、外側に酒粕のコーティングができる。」

とのことでした。

酒粕の香りを楽しみながら、ゆっくり口の中で味わうもよし、
カリカリと噛んで、口の中でホロホロとなる感触を
たのしむもよし、ですよ!

こんな珍しい金平糖、 これは、読者のみなさんと
やっぱり分かち合いたいものであります。
持田さんにお断りして、
ほぼ日読者の方5名の方に
プレゼントさせていただくことになりましたよ!

ご応募は、

お名前(本名)、郵便番号、
ご住所、お電話番号を明記して、メールで、
sakekasu@1101.comまでお送りください。
締め切りは、4/21(月)の正午までです。
当選の発表は、翌日4/22(火)の
「コルクボード」でいたしますね。

それでは、ご応募お待ちしております!

ご応募の受付は終了しました。

2003-04-17-THU

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いままでのタイトル

2003-03-13 おいしい酒粕ができました!
2003-03-14 酒粕のおいしい食べ方を紹介します。
2003-03-17 酒粕のお申し込みは、本日13時までですよ~!
2003-03-19 当選者発表!!