(darling) |
あ〜どもども。 |
(モギ) |
わ〜いdarlingだ。お久しぶりです。 |
(darling) |
いやあ、きのうの肝をひやした一件も
すごかったけどさ、朝もすごいよ。
どんよりだよ。どんより。
もうすごいよ。 |
(モギ) |
ドイツは、どんよりですか。 |
(darling) |
もうさあ、
「ドイツのドはどんよりのド」
ってくらいだね。
すごいの。 |
(モギ) |
雨はやんだんですか。ところで。 |
(darling) |
ああ、雨はね。やんでる。うん。
でもどんよりだね。どんより。
今日は、市民農園ってところにいって、
農業学校の先生が案内してくれるそうだ。
とはいうもののどういうところにいくかとか、
よくわかってないんだよね。ほんとうに。 |
(モギ) |
知識ゼロと。 |
(darling) |
ああ、ゼロですね。
ここにきて、まったくもって、
「下調べ」ってのが重要なんだということが
本当にわかりましたよ。
やっぱり、予習復習が大切っていうのは、
うそじゃない。 |
(モギ) |
そりゃあ、darling、下調べは
重要ですよ。そういうところは小心者のわたくしをですね
ひとつ、見習って。
(えらそうに言い放った。) |
(darling) |
でも、まあ、そのかわり、
新鮮な驚きっていうのがえられるわけだよ。
それも、イイんでない?? |
(モギ) |
ああ、新鮮な驚きは、精神にとって重要ですね。
ヘーゲル、カント、バッハですね。
ドイツですからね。哲学ですね。 |
(darling) |
(聞いてない)
でさ、いまはさあ、
天井がナナメになった部屋で、
7時半におきて、あ、いまは、8時なのかな。
ああ、まあいいや。
そんで、メールをかいたりさ、
ほぼ日をよんでみたりさ。
ところでさあ、モギ、あしたさ、
成田空港のは本気なのかっ。 |
(モギ) |
ええ、もちろんですわ。
やっぱり、旅行は家につくまでが旅行だ、
と、いつだったか、darlingも、
怖い顔をして、訓示をたれていたじゃないですか。 |
(シェフ) |
(横から)
こらこらモギちゃん「たれて」て。
「おっしゃって」でしょう! |
(darling) |
公共の場をさ、そういうふうにつかっって
いいわけなわけ? |
(モギ) |
やだなあ、だって、われらは、
ちょっとは、横断幕とかは用意しますけど、
darlingをお迎えにいくだけですよ。
ぜんぜん、大丈夫ですよ。 |
(darling) |
うん。まあそうだけどさ。
トルシエみたいにさあ。
あ、おれが乗った飛行機は、
トルシエの乗った飛行機の10分くらいあとの
飛行機でさ。
大騒ぎだから、なんだろうとおもってたら、
トルシエなわけなんだよね。 |
(モギ) |
ああ、すごかったらしいっすね。
まあでも、500人もあつまりゃしないですから、
ごくこぢんまりと。 |
(darling) |
そりゃそうだけどさ〜あ〜。
ま、よろしくね。
それとさあ、おれがいないあいだに、
みんななんていうの、楽しそうで、
羽をのばしてるっていうかさ。
ニシダは水着だしさ。
ところで、こちらは、まあまあだけど、
そちらの疲れはどうなのかね〜。 |
(モギ) |
あ、けっこうつかれてますが、
まあ、交代制でつかれてますからねえ。
西田店長は、きのう2徹したあとに、
14時間会社で寝てましたねえ。 |
(darling) |
そりゃ、いつもより寝てるじゃないの〜。
なんか、もう、裸だね。心が。
「心にパンツくらいははけ。」
と伝言をお願いします。 |
(モギ) |
(西田店長に)
「心にぱんつをはけ」。 |
(ニシダ) |
なあに? わたしいつもノーパンなわけじゃないよ。 |
(シェフ) |
ということはたまにはノーパンなのか!? |
(モギ) |
一応、言いましたけどね。 |
(darling) |
心がまっぱだかなのは、ゆゆしきことだ〜〜。
ほかに、いないの?
こころがまっぱだかなのは? |
(モギ) |
きのうお聞きになったかもしれないですが、
まあ、ROCK西本が柄にもなく、
青山のコムデギャルソンにいったとかくらいですか。 |
(darling) |
まあ、それはぜ〜んぜんいいのよ。
かわいいとすら言えるじゃない?
じぶんでなんか罠をつくって、
それにわざわざ落ち込んだってかんじで。
で、しょんべんなんかかけちゃったりしてさ〜〜。
うははははははは。 |
(モギ) |
うははははははは。
あとは、ハリーが、
Tシャツを煮しめて、そろそろ魂が抜けたらしいので、
一時自宅にかえって、また戻ってきます。
っていってましたけど、どうなることか。 |
(darling) |
ああ、ハリーは、よく写ってたね。
まるで灯台のようだったね。
マリーアントワネットの庭園だかにいったときに、
まあ、ぜんぶ作り物で、シュミレーションなわけだけど、
でもそこに、あいつが、
「灯台がほしい」っていったらしくてさ、
そんな、せせこましいところに、ちゃんと
灯台があるんだよ〜〜。
それを思い出させたね。ハリーの後ろ姿。 |
(モギ) |
ハリー・アントワネットですね。 |
(darling) |
あ、いま、泡のたつぬるいミネラルウォーターを
のみました。ゴクリ。 |
(モギ) |
まずそうですね。 |
(darling) |
まあね。
で、今日は、育Tのオレンジをきて、
ジーンズをはいて、生活します。
で、どうせ着替えるひまはないので、
そのまま、成田に到着ですね。 |
(モギ) |
あ、それを目印に突撃。 |
(darling) |
突撃はしなくていいよ。べつに。
そうそう、『木のいのち木のこころ』を
旅行団のふたりにあげたら、
おふたりにも好評で。
およみいただいてますねえ〜〜。
あ、それから、『経験を盗め』のほうも
おもしろいよ。これは。 |
(モギ) |
『経験を盗め』というのはまだほぼ日では
発表してなかったですね。リークですね。
「婦人公論井戸端会議」が一冊の本になるという。
いま単行本化鋭意進行中発売待ち、という。
楽しみでございます。 |
(darling) |
調理場とか海馬とかとはまたちがっててさ〜。
なんだか、小さい旅をいくつもしてる、
っていうかんじかなあ。
海馬調理場が、「本を読む」ってことだったら、
こっちは、テレビを見てる感覚でよめるよ。 |
(モギ) |
ゲストがつぎつぎにくる番組。 |
(darling) |
うん。こんな番組あったらみちゃうねえ。
あ、ちなみにさあ、ここのホテルの風呂は、
イスひとつぶんくらいでさ。
お湯をためてもはいれやしないんだよね。 |
(モギ) |
それはお風呂じゃなくてビデなんじゃ。
入ったんですか。 |
(darling) |
いや、はいってないよ。
で、ちなみにオレはいま、
シルクのパジャマをきてまーす。
なんか、ワコールの小さくなるやつでさ。
シルク。 |
(モギ) |
小さくなる? シルク?
ピチピチってことですか?
スケスケですか? いやですわ。 |
(darling) |
畳むと小さくなるやつだよ! |
(モギ) |
色は? |
(darling) |
あ〜〜〜〜〜。(鏡で見たのか妙な間)
白。
白に四角いドットがいっぱいはいってる。 |
(モギ) |
なるほど。 |
(darling) |
まあ、じゃあ、おれは、
ドイツで、シルクのパジャマをきている。
ということで。
じゃあね。
たぶん、また電話するよ。飛行機のるまえに。 |
(モギ) |
了解です。
こっちは、じゃあ、不夜城ってことで。 |
(darling) |
もう徹夜の必要はないだろ、だいたい。 |
(モギ) |
まあ、そうですけど。祭りですし。 |
(darling) |
そういう発言は、あとから首をしめるんだよ。
まあ、がんばれや。
じゃあまたね。 |