2014/10/24 20:54
石
糸井
「はじめるとき、どなたかに助言を
もらったりしたんですか?」
松家さん
「いえ、あまり誰にも‥‥あ、そうだ。
マガジンハウスの木滑良久さんには
岡戸さんとふたりで、ごあいさつに行きました。
木滑さんは、岡戸さんを長年見てきた方で、
おとうさんのような存在です。
できあがったものを見ての
感想を聞くのが、ちょっとこわいです」
糸井
「なんでもいいとは言わない人ですからね」
岡戸さん
「そうなんです。
この雑誌、いま出すには
時期尚早じゃないの、って言われました。
あれは、どういう意味だったんだろう」
糸井
「それは、なんだかぼく、
意味がわかる気がする。
つまり、石をどかす人が必要ってこと」