ほぼ日カルテットに参加する、
乗組員の羽佐田こと、ハサウェイです。
これから2018年4月の両国国技館まで、
ほぼ日カルテットの4名で順番に
レッスンレポートを公開していきます。
こちらの4人が、
ほぼ日カルテットのメンバーです!
私の担当はヴァイオリンです。
小学生のころから能を習っており、
楽器経験は尺八と小鼓、大鼓だけという
風変わりな経歴のため、
弦はさわったことありませんし、
楽譜もあまり読めません。
それでも、初めて早野先生に
「半年でヴァイオリンとチェロを
弾けるように育てます」という
お話をいただいたときは、
いの一番に立候補しました。
真っ先に思い浮かんだのは、
「耳をすませば」の天沢聖司くんです。
天沢聖司くんがヴァイオリンで
カントリーロードを弾き、
その伴奏に合わせて主人公の雫が歌い、
顔なじみのおじさんたちがチェロやタンバリンなど
近くにあった楽器を抱えて交わってくる、
あのシーンが大好きなんです。
音楽を聞く側ではなく、
弾く側にあこがれを持ったのは、
あのシーンのおじさんたちみたいになりたいと
思ったからかもしれません。
そして、いま、
目の前にはあこがれのヴァイオリン。
新しいことをはじめるのって難しそうで緊張しますが、
想像以上に簡単に始まってしまい、
巻き込まれるようにヴァイオリンと生活しています。
はじめての、スズキ・メソードでの練習日。
天沢聖司くんのような白いパリッとしたシャツを着た好青年が、
ヴァイオリンを抱えて、教室の前で順番を待っていました。
これまでは和楽器を持った和服姿の方しか会わなかったので、
「ヨーロッパからきた楽器はまた違って、
凛としてカッコいいな」と思いました。
ヴァイオリンの先生は、藤井美和先生。
先生が黒髪のショートボブをなびかせて、
トゥルルン♪ と一節弾いてくださいます。
‥‥カッコいい。
背筋がしゃんとしていて、音色が高く響きます。
いつ、こんな風になれるのだろうと、
始めるのは簡単でも、習得は練習あるのみ。
引き続きがんばります!