こんにちは、ヤマザキです。
(先日まで、ナカバヤシで書いていた者です。
今後ともよろしくお願いします。)
さて、ちょっと前にお伝えした
盛屋水産の牡蠣船体験のとき、
われわれ、ほぼ日乗組員といっしょに
牡蠣船に乗った写真家がいました。
その人の名前は、池田晶紀さん。
ほぼ日のみんなからは
「イケ坊」と呼ばれています。
彼は、東京で『ゆかい』という
写真事務所を主宰する写真家であり、
アーティストです。
雪が降ったり、牡蠣を取ったり、
仮設店舗がはじまったりした、
いちばん寒い時期の気仙沼のようすを
「だれかプロの写真家に
ちゃんと撮ってもらって残しておきたい。」
と思って、わたしたちが
真っ先に声をかけたのが、
イケ坊こと、池田さんでした。
二つ返事で、オッケーして同行してくれた彼は、
はじめて見る気仙沼を
見たままの気持ちで撮ってくれました。
そして、わたしたちと行った数週間後、
仲間といっしょに
ふたたび、気仙沼を訪れたそうです。
「気仙沼のほぼ日」がきっかけになって
気仙沼に行ってみようかなと思う人が増えること
それは、「気仙沼のほぼ日」をつくったとき、
そうなったらいいな、と思ったことのひとつでした。
なので、彼が気仙沼を出るときに
「また、すぐ来ます。」と言って
ほんとうにすぐに訪れていたことは
わたしたちにとって、
とてもうれしいことでした。
そして、イケ坊の写真を、
「気仙沼のほぼ日」からお届けすることで
また、だれかに伝わるといいなと思います。
こんなに寒い時期でも、
「行ってみたらよかった。
また、だれかを連れて行きたくなった。」
それが、気仙沼なのだと思います。
イケ坊が
イトイと数名の乗組員に同行した
2012年の1月下旬のこと、
たくさんの写真でご覧いただけます。
スライドショーはこちらから。
それでは、イケ坊、こと、池田さん、
自己紹介をどうぞ。
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まだ雪の降る、2012年1月21日と22日に、
ぼくは気仙沼のほぼ日のみなさんと一緒に
彼らの活動と気仙沼の風景をみにいきました。
初対面のぼくのことを「イケ坊」とよんでくれる
ほぼ日のスタッフのみなさん。
この親しみたっぷりなふれあい方は、
地元で出会った漁師さんやコーヒー屋さん、
酒蔵の方々にも対しても同じで、
とてもいい関係をつくっているんだな〜。
と、うれしい気持ちになったのを覚えています。
それから、
気仙沼のほぼ日のみなさんと、地元の方々で、
あたらしい試みを生むための活動に、
ぼくは、同行させてもらい、
牡蠣の養殖ツアーなどのトライアルに
参加しました。
はじめてきた場所は、はじめてみる風景で、
ここでおこる、
はじまりをつくるためのみなさんの光景を、
ぼくは記録した。
写真家であるぼくは、
今回、「はじめてみる」ということを、
「撮る」という行動に直接結びつけ、
出来るだけ素直な写真にしよう!
という気持ちをもって訪ねた。
ぼくなりに丁寧に記録した、気仙沼でのこの時間は、
この人たちの「モノをつくる」よろこびが、
風景と共にたくさん写っていて、うれしかった。
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イケ坊、ありがとうございました。
またいっしょに、気仙沼に行きましょう!