2022.3.10→3.13 ほぼ日編集部いま気仙沼にいます。気仙沼から、テキスト中継!

sugano

鼎のおひるごはん

2022/03/11 16:30
おっくんと鼎にいるスガノです。

和枝さんが、
「それじゃ、ごゆっくり、
ごはん食べてくださいね〜」
とおっしゃって、
私たちはごはんタイムに突入です。

今日のメニューは真鱒の煮つけ。
ごはん、さしみ、ふのりのみそ汁、
つけもの、そして、真鱒の煮つけ。
ぜんぶおいしかったです。

おっくんが写真を撮っていたこともあり、
油断しておりまして、
肝心のメインディッシュ真鱒の煮つけが
ピンあまになったphotoしか
自分は撮れていませんでした。
でもおっくんはまっさらな自分のノートに
「まます」とだけ太々と書いていたので、
あとでしっかりした写真を
アップしてくれるのではないかと思います。

真鱒の煮汁は、
かなり黒い色でこくのある味つけなのですが、
ぜんぜん焦げたような苦い味ははなく、
おだかやな甘いたれでした。
それでいて、味が中までしみています。
この時期の真鱒は産卵前なので、
うろこがやわらかく皮もおいしく食べられます。
真鱒は「うろこつき」「うろこなし」で
まったく味がちがうのだそうですよ。

私は「うろこつき」のやわらかい皮の
鱒を食べたのははじめてで、
終始感動していました。

おっくんとふたりでごはんを食べるなんて、
珍しいことだな、と思っていましたが、
思い返せば、ぜんぜんめずらしくなかったです。
おっくんがレ・ロマネスク活動をするときには
いろんな役回りでご一緒してきたのでした。

でも、おっくんとひさしぶりに雑談して、
私のおっくん名言メモに
「風呂も一瞬です」
(プラザホテルでも大浴場に入らないでシャワー)
「取材時は自分は上の空のようです」
「大事なことはすべてICレコーダーが覚えてる」
という言葉が加えられました。