「襟つきシャツの代わりになる、きれいに着られるロンＴ」
というわたしたちのオーダーに対して、
アパレルデザイナー大貫達正さんが返してくれた答えは、
なんと極厚のワッフル地でできたロンＴでした。
一般的なワッフル地のアイテム、
たとえばサーマルシャツなどとはまったくちがう
ボリューム感としっかりとした凹凸感があり、
まるでニットやスウェットの感覚で着ていただけます。
１枚で着てさまになることはもちろん、
ジャケットの下に着ても貧相にならないし、
下にシャツ入れてニットのように着るのもおしゃれ。
秋から春まで、いろいろな着かたでたのしめます。
ワッフル地の立体感が、白を目にやさしい、
やわらかい表情にしてくれました。
秋冬に着やすい白です。
やや赤みがつよい、上品なベージュです。
落ち着いた、でもありきたりでない、
着ていてうれしい色に仕上がりました。
ワッフル地の凹凸のおかげでのっぺりとせず、
立体的な表情をたのしめます。
洗い込んですこし色あせた感じもよさそうです。
内がわにキュッとカーブする袖のリブは、
1930～40年代にアメリカでつくられていた
スウェットに見られるディテールなんだそう。
このロンＴのデザインでいちばん目を引くポイントです。
ワッフル地は伸縮性があってやわらかいだけに、
首もとが開きすぎると、だらしなく見えることがあります。
首もとをせまめに、しっかりつまったフォルムにして、
きちんとして見えるように留意しています。
通常よりかなり太い20番手の糸を使って編まれた、
ボリューム満点のワッフル地を使用しています。
大きめでしっかりしたワッフル編みの凹凸感は、
一見がっしり硬そうな生地を感じさせるかもしれません。
しかし実は編み組織の特性上、生地には伸縮性があり、
また洗いをかけて仕上げているため
肌ざわりもふんわりとやわらかく、
空気をはらんだような、かるい着ごこちをたのしめます。
ワッフル地は機能面でもすぐれていて、
肌との接地面が少ないため、暑いときには蒸れにくく、
寒いときには体温を逃がしません。
そのため軍用の衣類にもよく使われています。
S・M・Lの3サイズを用意しました。
ワッフル生地は洗濯でおおきく縮む可能性があるため、
ご家庭で洗濯して縮まないよう、製品洗いをかけています。
素材の特性上、洗いによる縮みかたが一定せず、
個体ごとにサイズにばらつきがあります。
ただ、たいへん伸縮性の高い素材ですので、
縦に引っぱれば着丈が伸びますし、
横に引っぱれば着丈は縮みます。
また、着用するとかなり伸びて、洗濯してもどります。
からだに沿って伸び縮みしてくれますので、
この素材に関しては、寸法はアバウトに合っていれば
ご着用に差し支えないとお考えいただいていいと思います。
| S | M | L | |
|---|---|---|---|
| 身 丈 | 63 | 67 | 71 |
| 身 巾 | 49 | 52 | 55 |
| 肩 巾 | 45 | 47 | 49 |
| 袖 丈 | 56.5 | 57.5 | 58.5 |
| 袖口巾 | 8.5 | 9 | 9.5 |
| 外天巾 | 18 | 19 | 20 |
| 前下がり | 9 | 9.5 | 10 |
単位：cm
※製品に洗いをかけており、実際の寸法とは
±1.5～2cm（ぐるりの場合3～4cm）ていどの
誤差が見られます。
Mサイズ
182cmMサイズ
170cmMサイズ
179cm
コットン 100%
日本製
・製品洗いをかけており、なおかつ縮率が一定しないため、
個体ごとにサイズにばらつきがあります。
・洗濯する場合は、洗濯機の設定を
「手洗い（ソフト・ウール洗い）」にして、
中性の液体洗剤を使用することをおすすめします。
・洗濯によるサイズの変化はほとんどありませんが、
わずかながら縮むことがあります。
特に裾のステッチ部分が若干波打つことがありますので、
気になる場合はアイロンをあてることをおすすめします。
・伸縮性の高い素材のため、洗濯後にハンガーで干すと、
肩や着丈が伸びてしまう場合があります。
干す際には、形を整えて平らなところに置き、
ひろげて干すことをおすすめします。
・紫外線の影響などで変色してしまう場合がありますので、
乾かすときは、できれば陰干ししてください。
・濃い色のアイテムは、洗濯で色落ちする場合があります。
他の衣料といっしょに洗濯するのは避け、
必ず単独で洗ってください。
・濃い色のアイテムを、水に長時間浸したり、
汗や雨などで湿ったままの状態で放置したり、
摩擦などによる刺激を加えると、
他の衣類に色移りする場合があります。
・予期しない縮みが発生する場合がありますので、
乾燥機のご使用はお避けください。
