ちょっと前に、
フランスでは予防接種のワクチンを
自分で薬局で買って医者に持っていく
という話を書いたよね？！

この時、ワクチンと一緒に
麻酔パッチを処方してもらえるんだよ！

恐怖の注射も痛くない！
注射嫌いの人にとっては夢のような話じゃない？！

「麻酔パッチ」。
注射の１時間くらいまえに
湿布のようなパッチを注射をする部分に
（赤ちゃんのワクチンは太ももを指示されます）
貼っておくというもの。

これ、先生によるので
100%処方されるというものではないようですが
基本的にはワクチンとセットで
麻酔パッチを処方してくれる先生がほとんどです。

常日頃から、フランス人は本当に
「熱い」と「痛い」
に弱いなあ‥‥と感じることが多いのですが、

（例えば、レストランで
「熱いから絶対に触っちゃダメだよ！！！」
ってすごい勢いで注意されるお皿が
余裕で触れるぬるいレベルなことが多いとか‥‥。
「そのくらい絶対にがまんできるじゃん！」
と思うようなことで大の大人男子が
痛い痛い大騒ぎするとか‥‥）

麻酔パッチも
感じる必要のない痛み、
ふせげる痛みは極力感じないようにという
考えのあらわれなのかなと感じます。

おかげで子供達は注射に対する
恐怖心もないから
先生が注射を準備するのを見ても
ケロっとしているよ。

恐怖と痛みでギャン泣きしちゃうよりは
ずっといいと思いませんか？！
日本でも注射とセットで麻酔パッチがあったら
あの子供のころの注射の日のブルーさが
なかったのになあ‥‥
と、子供のワクチンを見るたびに
うらやましくなります。

しかも！
麻酔パッチだけで余裕なのに、
さらに心配だったらこれも、と、
おしゃぶりの中に甘い液体のようなものを入れて
ちゅぱちゅぱ吸うと気が紛れて
甘さで落ち着く‥‥、という秘密兵器まで
処方してくれたりするのです。

麻酔パッチだけで十分と、
我が家は使ったことはありませんが
まさに痛みを感じさせないために
いたれりつくせり。

どうですか？！
これなら注射嫌いの人も
余裕な顔でパスできるでしょ？！

ちょっと羨ましい
フランスでは当たり前の麻酔パッチ。
注射が苦手なボクも
今度からお願いしてみようかな‥‥。

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