さて! きょうは、伊勢丹新宿店のおはなしです。
「ほぼ日」の「白いシャツをめぐる旅。」とは別に、
伊勢丹新宿店独自の編集で開催される
イベントの日程が決まりました。
(
くわしくは、このページの最後をごらんください。)
そもそも、この企画、
ぼくら「ほぼ日」が「白いシャツ」に興味を持って、
伊勢丹新宿店に取材をおねがいしたのがはじまり。
本館(婦人服)とメンズ館をまわって、
自分に似合う白いシャツを探して、
たーっくさん試着しまくって(すみません)、
それぞれ1枚ずつプライベートで購入、
そのようすを「よみもの」として紹介したのでした。
なぜ伊勢丹新宿店だったのかというと、
「ファッションといえば」で有名だったからだけじゃなく、
ぼく(「ほぼ日」武井)が伊勢丹のファンだったから。
当時は伊勢丹から遠くない沿線に住んでいたので、
しょちゅう(=毎週)行ってたけれど、
いまでもときどき、ぐるっと全館を散歩して、
最後は地下で食料品を買って帰ります。
もとい。「白いシャツをめぐる旅。」のはなし。
よみものからスタートし、販売もしましょう、
ということになったわけですが、
扱う品数は「ほぼ日」のほうが少くなります。
なぜならば伊勢丹にある「白いシャツ」の種類は膨大。
そこからぼくらが「セレクト」をしたものを
ウェブで販売するわけなので、
どうしても「厳選」することになるのですね。
でもリアルな場で見てもらったり、触ってもらったり、
試着してもらえたらいいですよね、ということで、
伊勢丹新宿店本館の4階、婦人服のなかに
コーナーをつくって、
時期をあわせて「白いシャツをめぐる旅。」の
イベントを開くことになりました。
そこは、ぼくら「ほぼ日」は強くはかかわらず、
伊勢丹新宿店の編集方針でやってくださいね、と。
(でも、トークイベントなどは一緒に開きました。)
そして6年目の今年も、そのイベントが、
本館4階のザ・ステージ#4にて
開かれることになりました。
ということで(前置きが長い)、
「ほぼ日」で紹介してきたブランドだけじゃない、
伊勢丹新宿店のラインナップを紹介します。
伊勢丹だけに登場する白シャツは?
lelill
レリル、という、2020年春夏にスタートした
あたらしいブランド。なのですが、
じつは、「ほぼ日」にも登場している
Luxluft(ルクスルフト)のデザイナーである
児玉洋樹さんが立ち上げたもので、
自然由来の素材、機能性素材、デニム素材を
3つの柱にして展開していますが、
伊勢丹に登場する「別注品」の3アイテムは、
「自然由来」と「機能性素材」を使っています。
やや厚手のリネンを使い、カーディガンのように羽織る、
ドットボタンが特徴的な「リネンカーディガンシャツ」。
たて糸は高級なエジプト綿、
よこ糸にはハイテク素材である「SOLO-TEX」を使った、
しわにならず、アイロン要らずの
「フィンソロ ワンピースカラーシャツ」。
吸湿速乾、UVカット、ストレッチ、耐シワ性にすぐれた
「ハイテクタイプライター オープンカラーシャツ」。
「ローマの休日」で
オードリー・ヘップバーンが着ていたような
クラシックな雰囲気をいかしながら、
うんと現代的なつくりになっているシャツ。
児玉さんいわく
「誰も持っていないシャツができましたよ!」
とのこと。さらに細かいくふうが
山ほどされているようなので、
ぜひ実物をごらんくださいね。
nest Robe
ネストローブは、昭和25年創業の国内自社工場で、
丁寧に作られているブランドです。
南青山のアトリエには縫製職人が常駐し、
デザイナー、パタンナーとともに
より精度の良いパターンの研究をはじめ、
サンプル縫製や、手仕事の素晴らしさを感じられる
アルチザンラインの製作をしてます。
通常ラインのほうと
特別なアルチザンラインの2アイテム。
伊勢丹のバイヤー清水さんによれば
「襟元のフリルが、うんとかわいいんですよ!
そしてタックを職人さんが手で仕上げていて、
そのニュアンスがとても素敵なんです」
とのことでした。
Vlas blomme
「ほぼ日」でもとりあげるヴラスブラムですが、
伊勢丹ではロングのシャツワンピースが登場します。
プルオーバータイプの2サイズ展開です。
mizuiro ind
ミズイロ・インドは、伊勢丹新宿店でも店頭では初登場。
シンプルだけれど、ちょっとしたデザインが効いていて、
なおかつ手に入れやすい価格ということもあって
人気の高いブランドです。
刺繍のシリーズ、
袖にデザインの入っているタイプ、
ノースリーブと、多彩なシャツがならびます。
Ataraxia
「ほぼ日」の「白いシャツをめぐる旅。」でもおなじみの
成田加世子さんがひとり(!)でつくるブランド、
アタラクシア。
リネンを使った、フェミニンな印象の
タックブラウスがならびます。
V字で首元がスッキリ見えて、
タックもやわらかい感じに入っています。
袖の始末も、かわいいんですよ。
a piece of Library
ア・ピース・オブ・ライブラリーは、
伊勢丹のイベント「大人になったら着たい服」で
よく取り上げている新潟のブランド。
デザイナーの小林泰子さんは、
オートクチュールでウェディングドレスを作るアトリエで
パタンナーとして働いていたキャリアの持ち主です。
その腕を生かしたアイテムは、
シャツの細かなタックや袖のレースなどのほか、
絶妙なシルエットにいかされています。
「後ろ姿もとてもきれいなんですよ!」(清水さん)
なんと13型ほどが登場予定です。
chloro
クロロは、横尾光子さんがデザインするブランド。
人気の丸襟シャツとタックブラウスの2型が登場します。
横尾さんは以前
「ほぼ日」に登場いただいたこともある、
吉祥寺で喫茶店をいとなみながら、
洋服のブランドを運営している女性です。
(「お直し」の横尾香央留さんの
お母様でもあるんですよ!)
BARBA
1964年にアントニオ・バルバと
ヴィットリオ・バルバ兄弟により
ナポリでカミチェリア(シャツメーカー)として創業した
バルバ。昨年の「白いシャツをめぐる旅。」でも
たいへん好評をいただいたスキッパーシャツが
今年も登場します。
「クラシックながらもモダンな感性が
ミックスされたシャツです。
オンにもオフにも取り入れやすいモデルが揃いますよ」
(清水さん)
KEI Hayama PLUS
ケイ・ハヤマ・プリュスは、
新宿店の4階でショップを構えているブランド。
「白いシャツをめぐる旅。」をごらんになったという
デザイナーの葉山啓子さんが、
「私たちも作りたい」と考えた
あたらしい白シャツのラインナップが登場します。
デザインが強めに入ったブルゾン的なシャツや、
野球のユニフォーム的な襟もとが特徴的なシャツなど、
いろいろなタイプが並びますよ。
STAMP AND DIARY
すっかりおなじみのスタンプアンドダイアリーですが、
店頭には「あたらしいイメージ」のシャツがならびます。
もちろん、人気の刺繍シリーズも!